(捨て活)思い出が捨てられない・・・ミニマリスト、心の格闘。そしてその結果。
捨て活、って、自分の心との葛藤というか、格闘だよね。
敵は誰か。
昔の自分。一瞬先にはすでに過去となる過去の自分たち。
だから、心のエネルギーがすごくいる。
実は、どうしても捨てられなかった思い出の品々が、最後の段ボール1箱分。
これだけが、いまだに残っている。
「今日こそは捨てよう」「今日こそは」
と、今まで何度も挑み、断念してきた。
ある意味ラスボス、最強の敵だ。
で、今日もまた心の勢いをつけて、いざ段ボールを開けてみたが・・・。
だめだ、今回もだめだ・・・。(いきなり敗北宣言。)
忘れかけていただけに、開けた途端、一気に思い出攻撃が襲ってきた。
「ぐぬぬ、これはちょっと・・・、あかん、捨てられない・・・」
とセンチメンタルになり、今日も敗北・・・。
ああ、いつになったら、ほとぼりはさめるのだろうか。
こいつら、さては今際の際まで、付きまとうつもりか?
・・・まあ段ボール1個なら、遺品整理も簡単だろうけどさ。
それにしても、そんな自分を、なかなか許せん・・・
結局、これなんだよな。
捨て活の壁というか、難しさの正体っていうのが。
思い出については、どんなに合理的に自分を言い聞かせてきても、やはり、どうしても崩せないものがある。
私以外にも、きっと多くの人たちが、そこで苦しんでいるんだろうな。
その気持ちも、わかる。
わかりたくはないが、わかってしまう。
で、その結果。結局どうしたか。
めんどくさーい古い書類を、ちまちまと片付けることにした。
こっちの方が、はるかに楽だ。あはは。
書類片付けは、ご存知の通り、なかなか時間がかかる。
1枚1枚よく見ていかなくてはならない時もあり、エイやっ、とはいかない。
でも、「思い出」ラスボスに比べれば、こっちの方がハードルが断然低い。
なので今日は、はけ口のない捨て活欲求を、
書類のファイル整理に向けている。
「まあまずは、外堀から埋めていこう。今日のところは見逃してやるか」と、心で言い訳しながら。
しかし、思い出って、どうしてこう、手強いんだろうね???
ほんと、こればかりは、合理性とか理屈で、処理できない。
まあまあ、「人間だもの〜」と、みつお調に自分を慰めつつ(ホントに便利な言葉だ)、今日できることからやっていこう。
おしまい。