【仕事】勉強することは業務内か業務外が
これに決着が着くことはなさそうですが…
シンアジャイベントでちょっと話題になった
先日書いたシンアジャイベントの最終日に小泉さん・佐々木さんの社内勉強会についての発表時にDiscordで少し盛り上がったのは「仕事に使いそうな勉強は、業務内か業務外か?」でした。
アジャイルだけではないですが、社内勉強会や社内コミュニティイベントなどを実施する場合、それが運営主催者側にしても参加する側にしても、それを業務時間の中としてカウントするのか否かというものです。
ありがちなのは、業務内に勉強会に参加したりするのはOKだけど業務時間として計算しないでね、というパターンです。これは多そうですね。私も昨年度までそういうやり方をしていましたが、今は仕事でコミュニティ運営をしているのでカウントしちゃってます(笑)。
すごいなと思ったのは、「どこか他のプロジェクトの工数にいれておいて」というもの。組織としてのカウントはしないでねということでしょうか…
仕事に関わる勉強を業務としない傾向
こういう仕事に関わる勉強を業務内とするか業務外とするかは本当ずっと話として聞いています。私も社会人生活が二十数年になりますが、昔から聞きますし今でも聞きます。
展示会などでリサーチするための外出をすることもままならない人のことも聞きました。上司が外出申請を許可してくれないそうです。仕方無しに休暇にして行っていたそうです。その人はその後会社を辞めてしまったそうです(汗)。
いまでこそリモートワークになったのでやりやすいかもしれません。とはいえデイリーで業務内容を報告するという話もありますので、どう「うまく誤魔化す」かも大事かもしれませんね。パソコンの起動状況や稼働状況をチェックするような仕組みを入れてるんだと厳しいかも知れませんが、果たして本当にそんなことまでする意味があるのかは私は理解できないですけどね。
もちろん勉強ばっかりやってて実務に活かせてない人もいなくはないので、誰かに話すものでなくても勉強会やコミュニティイベントに出る目的やそれによって何を得たかを自分の中でちゃんと持っておくことは必要だと思います。(そういう意味で、必ず「ふりかえり」をすることは大事!)
学ぶことで成果に繋がればいいのでは
裁量で働いている人はそこまで言われる必要はないと思いますが、仕事の生産性の分母が時間だとどうしても何時から何時までという時間で管理されてしまいます。
私個人としては勉強する時間が成果に繋がったり、より良い成長に繋がるならどうでも良い感じはしますが、マネジメントとしては納得できない人も多いでしょう。
シンアジャイルのイベントで市谷さんもつぶやいていた「水と成果はタダやないんやで」「20年くらいこういう話しているぞ日本」という言葉に、私は首が縦方向にちぎれるほど同感と感じました…
もう旧来のマネジメントでは誰もついてこないですよー。