見出し画像

ライブのこと。今の気持ち。

当たり前に出来ていたこと達が出来なくなって、自分の生き甲斐であり大切な収入の一つでもあるライブ活動が限りなく制限されています。

ライブに行きたいけど、医療従事関係者だから行けない。疾患があるから、どうしてもライブハウスには行けない。

そんな声も沢山届いています。

昨今主流になりつつあるオンラインライブ、皆さんはどう捉えていますか??

私自身も一度主催でやったり、他の主催の方のイベントでオンラインライブ+人数制限の客入れライブを何度か経験していますが、

これまでのところ毎度何かしらの機材トラブル、電波状況の不安定さ等があったり、画質や音声の問題など、満足と言い難いものがあるということが事実としてありました。

お客様は、オンライン上で視聴しているので、そういった指摘やクレーム等を直接主催側に伝えることも難しく、またそれはライブも終わったあとでしか伝えられない、伝えても終わってしまったものは後から改善されるものでもない。不特定多数が見るSNSにこういったことを書き込むのも、、、というようなことから、アーティストや主催側に伝えづらいという点も感じています。

これに関しては、機材等テクニカル面の充実さが不可欠ということで、それには相応のコストがかかります。配信ライブと一口に言っても、観る上で快適さは発信側の環境によって大きく異なります。私自身、今後生配信ライブというかたちを取らずしてライブを行うのは困難だと思っているので、自分の可能な範囲で機材や配信環境の見直しをする予定でいます。

それが実際どこまで改善されるかも、正直やってみないとわからない。トライアンドエラーは必須になると思います。ですが、

お客様にはライブを観るためのお金をお支払い頂いてる訳ですから、「不慣れなもので、すみません。失礼しました。次は改善します!」で済むものでもありませんよね。

できれば、マイクのエフェクトや音源とのバランスも細かくライブハウスのように設定したいし、もっといえばカメラもいくつか用意して良いタイミングでスイッチングしたい。

きちんと環境の整ったライブハウスやスタジオでない限り、まだまだ納得のいく形での個人での配信ライブには、課題が沢山あります。


そして、いま自分の一番の悩みであるワンマンライブの開催。

本来7月に行う予定であったワンマンライブを、今年の12月に延期しました。コロナの収束がここまで先になるとは思わず、そしてまだ見通しも立たない中、12月に開催も難しいのではと考えています。

この際なので書きますが、このライブ開催において、箱のレンタルだけで数十万の費用がかかります。素敵なバンドサポートメンバー達の日程も押さえています。ライブを満員で迎えることができても、赤字の可能性もあります。それくらい覚悟をもって対バンや路上ライブ等で集客に挑むつもりでした。

その計画が崩れてしまった今、最善の策は何なのかということに、頭を悩ませています。

無観客配信ライブでの開催。

人数制限での集客ライブ。

私の中では、どれも違うような気がしていて・・・

憧れのステージで、お客様が満員の景色を、みんなの笑顔を、みんなと見たかったから。あの場所だけの、その瞬間の空間を共有したかった。

どちらかを取るとしたら、それが一番今引っかかっていて。

もちろん配信であれば遠方や事情で観れない方が観れるようになる、というのも事実です。ですが、それには今の私には正直限界がある。大きな結果は見込めないと思っています。もちろんそうなった場合には、そのための努力はするつもりです。

だけど今は、それで結果を出せる自信がない。

再延期をするにしても、じゃあいつなら大丈夫になる??

というところで、判断が難しいです。きっとみんな沢山のアーティスト、イベント関係者の方が同じような悩みを抱えていると思います。

それで音楽をやめてしまう人いるくらい。皆にとって本当に大きな死活問題です。

なので、ワンマンは一旦中止、もしくは再延期の可能性が強いと思っています。

ライブハウスとの契約があったり、色々な方が関わって作れるものだから、私一人での判断では決められないこともあるのだけど、これが私の、現状の思いです。

悲しいけどね。でもそれは仕方ないこと。辛いのはみんな一緒。

笑顔でいられることを沢山考えて、実行しよう。


今は出来るだけ配信系の強化をして、少しでもみんなと繋がっていられたらと思います。


いつかまた必ず、笑顔で会おうね。


(近日スタートするYouTube企画もお楽しみに!!)


今日も皆様にとって素敵な日になりますように。


では、また!


小池ジョアンナ




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?