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Xデザイン学校2024マスターコース#2

このノートは講座のリフレクションであり、自分のための備忘録になります。


ビジネスデザインとビジネスモデル


「ビジネスデザインとはビジネスのビジョンパーパスを実現するために必要な要素(ステークホルダー、情報、物、空間)をどのように繋げるかの仕組みをデザインすること」
言語化されて初めて理解できたが、確かにこれはデザイン活動であり、デザイナー的視点を持った人が行った方が良いと思える。というかやりたい。
さらにビジネスデザインをモデル化(見える化)したものがビジネスモデルということであれば、プロダクトデザイナーの業務としてUIデザインを起こす前にモデル図を書くことが一般的になっていることを考えるとデザイナーの業務はどんどんビジネスの領域に入っていっていることを改めて実感する。
ビジネスモデルの手法として代表的な4つのものの中に「ビジネスモデル図鑑」がある。本が出た当時に読んで面白かった記憶があるが、今になって自分ごと化できたというか、自分の役割であると思えてきた。

ビジネスモデル図鑑、CVCA、ビジネスモデルキャンバス、ビジネスオリガミ

要素を洗い出し、それぞれの関係性を可視化するのが基本的なビジネスモデルの作り方でそれぞれの手法が違う。
ビジネスモデル図鑑はCVCAをベースに要素をテンプレート化することで簡略化し、理解しやすくしたもの
CVCAは基本的なビジネスモデルの手法だけど自由度が高いため玄人向けというか作り方を理解している人向け。
ビジネスモデルキャンバスは埋める要素が決まっているため、よく言えば分かりやすくとっつきやすい。悪く言えば自由度が低く、新規事業のアイデア出しには向いていない。
ビジネスオリガミはCVCAではあるが、立体なのが特徴的。動かしたりすることも容易で時間軸で考えることができたり、共通認識を作りやすくワークショップ向け。
それぞれ実際にワークショップで使ったり、薄く触ったことがあるが今回の授業で改めて整理できてよかった。

ビジネスモデル作成ワークショップ


今回ワークショップではアイディエーションにビジネスモデルキャンバスを使用した。確かに項目が定まっている分、ビジネスモデルを考えやすくはあったが、新規事業のビジネスモデルは価値を起点にそれを成り立たせる要素を埋めていくものだと思うことを考えると価値にフォーカスしにくいと感じた。
価値のアイディエーションは別の手法を使うか、諸々理解した上でビジネスモデルキャンバスを使った方が良い。
今回自分が考えたビジネスモデルはコンセプトが薄く、「誰が」価値を感じるのかが見えずらいものになっていたと感じる。そのために自分が本気で良いと思えるものにならなかった。
次回からは価値のディスカバリーに時間をかけようと思う。どのツールを使うにしてもそこは変わらないと思うので次回のワークショップにに活かしたい。
また、お題のビジネスや企業の特徴のインプットも足りないと感じたので調査を改めてビジネスデザインを行うつもりでやってみようと思う。
調査→提供価値のアイディエーション→モデリングのサイクルを回すことでブラッシュアップができるのではないか。


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