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静脈産業に向き合う「JOMYAKU」が設立1周年。私たちのこれまでとこれから

こんばんは。この度、私が代表を勤めるJOMYAKU株式会社が、2022年10月1日で1周年を迎えました。さらに、JOMYAKUが運営する廃棄物・リサイクル業界のDX・効率化を行うWebサービスが「まにまに」と名を新たにリニューアルしました。

サービスを開始して1周年というこのタイミングで、利用いただいている皆様に感謝を込めて、これまでとこれからのことについて私が考えていることを記しておこうと思います。

リニューアルに関するプレスリリースはこちら👇

改めて、自己紹介をさせてください

JOMYAKU株式会社、代表取締役社長の田平誠人と申します。創業4ヶ月のスタートアップで新規事業の立ち上げや、上場直前の企業での社長室を経て、独立しました。2社の経営や事業譲渡を経験したのちに、次のチャレンジの場所を探していたところ、たまたま静脈産業の方とお話する機会がありました。その中で「日本のインフラを支える静脈産業の人にもっと光が当たるようにしたい」と考え、JOMYAKU株式会社を設立しました。

廃棄物リサイクル業界は、巨大な社会インフラで無くてはならない産業ですが、IT化やDX化が遅れている業界でもあります。この業界について自分はもともと全然知らなかったのですが、調べれば調べるほどに、多くの方が限りある資源を循環させて持続性ある世界を保つために日々仕事をしています。
一方で、そこには多くの非効率な側面が存在しているということを目の当たりにしました。 プロダクトやサービスを作ったからと言ってすぐに改善できるものではなく、10年以上かけてしっかり着実に、倫理観と誠実さを持ってやっていくことで、多くの廃棄物・リサイクル業界の皆様に貢献したいと思っています。

詳しくは、こちらをご覧ください👇

Webサービス「まにまに」について

私は廃棄物・リサイクル業界のDX・効率化を行うWebサービス「まにまに」を運営しています。「まにまに」は、廃棄物の収集運搬事業者向けに、依頼受付と配車手配を効率的にミスなく業務をできるサービスです。昨年秋のサービス開始以降、ご利用いただいたお客様からは

  • 「配車のミスが防げた」

  • 「(依頼を受ける)電話時間が減った」

  • 「配車手配が簡単になった」

といったポジティブなお声がけを多くいただいた一方で、

  • 「自社仕様にカスタマイズしたい、現場に即した配車を組みたい」

という改善のご要望もいただいていました。
私たちは正しく現場の状況を把握する必要があると考え、お取引の有無を問わずあらゆる廃棄物・リサイクル業界の事業者200社以上の関係者の皆様にお困りごとのヒアリングを行い、今回のリニューアルに至りました。
これまで以上に「まにまに」をより使いやすく、便利なサービスにしていくことによって、より多くの廃棄物・リサイクル事業者様に利用していただきたいと考えています。

リニューアルの3つのポイント

具体的にどんなポイントをリニューアルしたのか参考までに記載させていただきます。

1.依頼受付フォームの項目を、排出事業者様ごと、現場ごとに細かく設定が可能に
排出事業者様や現場ごとによって扱う廃棄物や持参品などが異なるため、入力項目をフォームごとに設定し正しい情報のやり取りが行えます。

2.配車の検索や並び替え、出力も可能に
全ての配車情報を簡単に検索し、効率よく配車手配ができます。

3.あらゆる予定登録が可能に
配車に属さない予定(休暇や車検、会議など)や、混載や複数人乗車など、実態に即した予定を入力できます。

リニューアルの結果、排出事業者や収集運搬事業でご利用いただいているお客様からは、

・リニューアル前より、配車ミスが0になり、顧客との良好な関係構築に役に立っている
・依頼受付や配車手配を可視化したことで、人材育成がしやすくなった
・依頼受付の対応時間が80%削減できた

というお声をいただくことができていましたが、リニューアルにより一層、事業者さんの課題や実務に寄り添った事業運営を行なってまいります。

「まにまに」のサービス名に込めた想い

「まにまに」とは、奈良時代の口頭語で「思うがままに」という意味があります。古事記や万葉集にも用いられている由緒正しき日本の言葉です。廃棄物・リサイクル業界の方に「思うがままにサービスを使いこなしていただきたい」という想いを込めています。無理することなく自然体で使い続けられるサービスを目指し、改善を続けていきます。

切磋琢磨する仲間を募集しています

静脈産業とは、人類が出す廃棄物を資源に循環させるミッションを背負っている社会インフラです。
地球上で人類が存在する限り、廃棄物が生まれ、その廃棄物を資源に戻し循環させる必要があります。国内だけでも10万社、150万人以上が社会のインフラとして、24時間365日、日本社会を支えています。地球全体として限りある資源を循環させなければいけない。つまり地球全体に対してコミットしている。その大きな役割を担っているのが静脈産業です。
ただ、産業としてスポットライトを浴びることが少なく、“役割を果たして当たり前”だと捉えられがちです。しかし、現場には、資源を循環させ、持続ある地球環境を守るという熱い想いがあります。


私たち「JOMYAKU」は、その熱い想いを持ったお客さま一人ひとりに対して、誠実さと敬意を持って向き合おうとしています。静脈産業は巨大な産業にも関わらず、テクノロジーやITの導入がまだ充分に進んでいるとは言えません。私たちはテクノロジーを通じてお客さまに真摯に向き合い、地球環境の未来を産業の方々とともにつくっていこうとしています。

現在は、静脈産業の中にある収集運搬事業会社に向けたWebサービスを展開し、課題解決を目指しています。今後は、静脈産業内の物流やその過程で必須になる書類手続き等を一気通貫させたWebサービスを展開させていく予定です。さらに、今後の世の中の動きと合わせ、脱炭素に向けた取り組みやリサイクルにおける支援・サービスを展開していくことも視野にいれています。
私たち「JOMYAKU」のメンバーと共に、この大きなミッションに向かい切磋琢磨していただける方を積極的に募集しています!募集職種の詳細はこちらをご覧ください!


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