富士登山備忘録(2023.7.30~31)
富士登山備忘録。
登った人:
すーみん。
最近まで48時間走世界記録保持者。
24時間走世界選手権優勝 ➕
バッドウォーター優勝 ➕
スパルタスロン優勝の三冠を達成した世界で最初の人。
(富士山登山回目)
かおりん。
アメリカでの100 mile 上位入賞。その他ヨーロッパの山岳レース。
アメリカでのロードレース。
(富士登山数回目)
じょうちゃん(私)。
アメリカで100マイル優勝4回、入賞数回。バッドウォーター女子9位。
(富士登山は20回ぐらい)
22:00 JR御殿場駅
西からすーみん。、東京から高速バスでかおりん、
JRで神奈川県からじょうちゃんと集合。
かおりんのバスは21:50 ぐらいの到着予定。
西方面から新富士到着の新幹線の関係もあり、
次回にJR御殿場駅で西から新幹線で来る人と集合するのなら、
集合そのものを22:10~15 ぐらいに設定する方がよい。
かおりんは駅前のロータリーで登山準備を整える。
ここは場所も広く、座れる場所も多く用意がしやすい。
22:10
予約しておいたタクシーでJR御殿場駅から須走りの五合目登山口に。乗車時間は25~30分ぐらい。料金は7600円。
22:40ぐらい
須走り登山口到着。
お手洗いをお借りし(料金は200円)、身支度を整える。
電気はあるが暗いので、できるだけのことは、明るく場所も広いJR御殿場駅のロータリーで済ませておくことが賢明。
22:50 ぐらい 須走り五合目登山口から登山開始。
以下、ひたすら登る。
日付が変わり、02:00 ぐらい
九合五勺 胸突き小屋でお汁粉を購入。
https://munatsuki.com/ja/
胸突き小屋では、お汁粉を購入することが多いが、これまでと比較しても今年は特に混雑していなかった。
団体客がいないから? いや、これまでも同じような時間、またはもう少しあとに通過してきたが、これまでの中でも空いていた方。
ここで接客をしてくださった男性の方が、声や話し方が柔和で、接客も丁寧で、疲れた身体に心地よい。
すーみん。もお汁粉。
かおりんが山頂に向かう備えとして、もう一枚ジャケットを羽織る。
02:20 ぐらいから日の出まで。
混雑している時には、胸突き小屋を出てすぐあたりから渋滞の波があるが、今回の登山ではそれはなかった。
いわゆる山頂渋滞は、九合五勺の胸突き小屋から15分か20分ぐらい登ったところで山頂間近だったので、決して悪くなかった。
ネットニュースを見ていたら、頻度高く富士山での事故、気分が悪くなった・怪我などの救助要請の報道が日々相次いでいて、そのせいか今年は渋滞している辺りに述べで3〜5人ぐらい(記憶が不確か)の警備・救助の方がおられた。
標高も高く、どちらにしろさっさかと登れる体力でもなく、まぁ渋滞で待ったことは待ったが、日の出も時間をかけて始まったことやこの日は大変天候に恵まれて、風もなく気温も低くなくて、渋滞でみんなで一列で登っていくことに違和感や嫌悪感というものは全く感じず。
待ってる一瞬の間に、警備・救助の方と話していたら、この日(日曜日)の登山客は2500人、前日の土曜日登山が、それよりも2000人多くて4500人、そして、8月には、1日8000人が登山すると見積もられているそうです。
日の出 04:17 ぐらい?
私たちは山頂着いてすぐ。
私はちょっとだけ二人とはぐれて、山頂前の鳥居のすぐ横。
周りの方もそこに座って静かに日の出鑑賞。人出は多くなく、ゆったりと登山道脇に座れた。
遠くの方(たぶん山頂)から、男性(たぶんおっちゃん)が朗々と「君が代」を歌っていて、富士山の山頂で、荘厳な日の出を見ながら、君が代が歌いたくなるっちゅう、その昭和な絵柄に思わず、ぷぷっと吹き出す。
けど、富士山で日の出を見た時のソレっていう、あまりに素直すぎるリアクションは嫌な感じではない。
04:40ぐらい
日の出見て大喜びで、山頂ですーみん。とかおりんと合流し、3人で行動。写真を撮りまくる。
人は多いが、混雑ではない。
7月最終の日・月曜日で何度も何度も登ってきたけど、その経験と比べても、決して混雑はしてなかったように感じる。
04:50 ぐらい
山頂、霧ヶ峰に向かうところで、外国人の男性ひざまづき、女性にプロポーズして、女性は「イエス」と言ったらしく、涙ぐんだ後、二人でぎゅっと固く抱き合って(多分、アイラブユーとか言ってる)のを目撃。
今どきのそういう「劇的プロポーズ」でありがちな周りで動画を撮影している人もおらず、お二人だけのイベント。
すーみん。とかおりんと「わ〜、あそこでプロポースしてる」と、わいわいしていたら、横ですーみん。が必死で指で涙をぬぐっていた。
「なんか感動しちゃって〜〜」って言っていた。
わはは。
05:00 ぐらい
お鉢巡りをしてもよかったが、もう下ることにした。
須走り口からプリンスルートに抜けようと思ったが、下山道からプリンスルートに抜けるのには御殿場口を降る必要があった。
私が勘違いしてしまい、そのまま須走り口五合目で終わる。
08:20 ぐらい
砂払い五合に到着。コーラを飲む。ぐびぐびおいしい!
ここにおられた山小屋の女性がとても柔らかい話し方をする方で感じがよかった。
http://fujisan-sunaharaigogou.com/
08:50 ぐらい
須走り口五合目到着。
おつかれさま。
私はきのこラーメン(おすすめ!!)、
すーみん。は、抹茶ソフト二つ(静岡のお茶を使っているそうだ)、
かおりんは、ブレずにビール、と三者三様の終わり方。
09:45 ぐらい
須走り口五合目からバスに乗って、JR御殿場駅に。
料金は1800円足らず、Suicaなど交通系も使える。
私は、Suicaを使えると気づいておらず、山小屋でチケットを購入。
10:20 ぐらい
御殿場駅で解散。
楽しかった〜。
(私たちは温泉に入らず、体を拭いて、着替えて解散でした。)
その他:
・ 携帯した水は500mlを2本。山に持ち込んだゴミは自分で持ち帰ることが基本だが、山小屋で購入したものはそこに返せる。
途中、山小屋で水やコーラを3本ほど購入したが、その場で自分も持ってきたボトルに入れ替えて、山小屋で購入した飲み物の入れ物はそこで返却することができる。
飲み物は一本500円が基本。
時々その値段を出すのを惜しみ、重い荷物を持っていき、また空のボトルを背中に背負うという選択をする人もいるが、私はそこに共感せず。
必要経費と思い、執着せずにさっさと購入して、自分のボトルに中身を入れ替えて、購入したもののボトルは山小屋に返却し、水分を補給することのみに合理性を見出すのが楽。
・ お手洗いは多くが一回200円。
払わなければ入れない装置が入り口に設置してある。
両替機もあるが、事前に100円玉を大量に持参することが望ましい。
私は、登山前日にゲームセンターに足を運んで、2千円分の100円玉を別財布に用意し、登山の時には出しやすいように携帯。
装備:
⑴ ウェア
Tシャツ(パタゴニア)
ジョグブラ(近所のスーパーのもの)
ランニングスカート(runningskirt.com)
靴下(ドライマックス)
⑵ アウターウェア
雨具上下はアメリカから持って帰ってくるのを忘れたので、ネットで評判を読んで購入してみることにしたワークマン女子のもの。
雨が降らなかったのでレビューはできないが、これは実家に置いて、日本滞在の時にはアメリカから雨具は持参せずにこちらを使いたい。
⑶ その他
バフ、帽子(つばつき)、手袋、サングラス
ボストンマラソンのエキスポで配っていたウェストポーチ。
ここに行動食、カメラ、小銭入れを入れる。
トレッキングポール(下山用)
⑷行動食
おにぎり2個。
塩飴
エネルギーバー(BA!)
携帯する飲み物は500mlが2本。
あとは山小屋で調達。
購入後は中身を持参のボトルに入れて空きボトルを返却。
⑺ シューズ
SCARPA リベレラン
https://www.lostarrow.co.jp/store/g/https://www.relive.cc/view/vrqDYw84wwv
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