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2021.6.9
穣津「大変大変大変~~!」
ペグ「どうしたんですか穣津さん」
穣津「あのラジオが、帰ってきたんだって~~!!」
ペグ「な、なんだって~~~?」
穣津「そういうわけでジョウツ ノ ジジョウ、第二回、始まります」
ペグ「よろしくお願いします」
穣津「前回の放送がだいたい3ヶ月ぐらい前です」
ペグ「そうですね。あれ一回きりだと思ってましたけど」
穣津「今回は私の誕生日前日! ということで、ペグちゃんとお話したくて急遽お呼びしました」
ペグ「そんなことのために呼び出されたんですか?」
穣津「そう」
ペグ「ハァ~~~」
穣津「だめかな?」
ペグ「いいですよ」
穣津「やったやったやったやった~~~!!」
★
穣津「いや~~、それにしても最近、暑いね~~~!」
ペグ「えっ? 前フリ? 今から?」
穣津「こう暑いとさ、すぐ喉乾くよね?」
ペグ「ま、まあそうですね」
穣津「ちょうどいいもん持ってきてんのよ!」
ペグ「穣津さんにしては気が利きますね」
穣津「はい、ルイボスティー」
ペグ「あっ、私一回も飲んだことないやつだ」
穣津「ええ~~~ 私すげえ飲むけどなあ」
ペグ「そうなんですか?」
穣津「一風堂でめちゃくちゃ飲まされるじゃん」
ペグ「それはあなたが自主的に摂取してるんでしょ」
穣津「バレたか」
ペグ「バレたかもクソもないよ」
穣津「そういえば見たことあるけど飲んだことないものって結構あるよね」
ペグ「急にギアを上げてきたな。まあ確かにそうですね」
穣津「だから今日はそういうのを列挙してみない?」
ペグ「わかりました」
★
穣津「改めて、ペグちゃんはルイボスティーを飲んだことないわけだけど」
ペグ「だって同じ棚に緑茶、麦茶、烏龍茶がいるんですよ? いわば甲子園球児ですよ。ルイボスをスカウトします??」
穣津「一風堂で視察しなきゃ一生選択肢に入れなかったな」
ペグ「でしょ? 人間って冒険しないんですよ。安定が一番」
穣津「だから今日はチャレンジしない? って回にしたいワケ」
ペグ「まあ言うだけならタダですからね。穣津さんって飲んだことないヤツあるんです?」
穣津「箱入りの栄養ドリンク」
ペグ「ああ~~~」
穣津「あれコンビニの隅っこにいるくせに平然とした顔で1,000円とか2,000円とか要求するんだよ。ヤバくない?」
ペグ「たかだか小瓶ごときに一、二食分の金出せませんからね」
穣津「栄養ドリンクとか滋養強壮系のやつ、気軽に手を出せないよね」
ペグ「養命酒とかもそうですね」
穣津「キヨーレオピン」
ペグ「あっ 名前だけ知ってるやつ」
穣津「これなんか飲む系のやつらしいよ」
ペグ「そうなんだ」
穣津「なんに効くんだろ」
ペグ「さあ?」
★
穣津「ペグちゃんはルイボスティー以外に飲んだことないのある?」
ペグ「ジャ」
穣津「ジャスミンティーは無しね」
ペグ「"先手【さき】"を取られたか…」
穣津「だって理由さっきと一緒でしょ。もっと別なもん出してよ」
ペグ「だとしたら…『いつものやつのマイナーチェンジ版』ですかね」
穣津「『いつものやつのマイナーチェンジ版』??」
ペグ「例えばこれです」
穣津「確かに。無意識に除外する」
ペグ「あと関連でこれも挙げときます」
穣津「この手のペットボトルってさ、”異質”だよね」
ペグ「出先で700mlを買うやつ、手練だと思う」
穣津「でも販売されてるってことは需要がある、と」
ペグ「あるんでしょうね。それで私達はそのターゲットではない、と」
穣津「かなしいネェ~~~~」
ペグ「でもインターネットのオタクは135mlの缶ビール飲んだことありそう」
穣津「偏見」
★
穣津「ほかに飲んだことないのってあったかな~…」
ペグ「う~ん…… センブリ茶とか?」
穣津「ああ、あのクソ苦いヤツ?」
ペグ「そうそう、罰ゲームで飲まされるやつ。バラエティかYouTubeでしか見たことない」
穣津「まあね」
ペグ「あんなフィクションみたいなものある?」
穣津「センブリ茶で思い出したけど」
ペグ「思い出すことあるんだ」
穣津「今まで飲んだ中ですっげえ不味い飲み物ってある?」
ペグ「不味い飲み物? 穣津さんはあるんです?」
穣津「あるよ。子供のころ友達の家に遊びに行ったときの話なんだけど」
ペグ「はい」
穣津「友達の家で遊んでたら喉乾いて、友達が『飲み物とってくる』って言ってキッチンに行ってさ、見た目グレープジュースっぽいボトルを持ってきてくれたんだよ」
ペグ「それで?」
穣津「コップに注いで飲んだら今まで感じたこと無いエグみと酸味が体全体にズン!って来て、慌てて吐きにいった」
ペグ「それ友達のいたずらだったんじゃ…」
穣津「友達も想定外だったみたいで同じように吐きに行った」
ペグ「なんでそんなものが友達のご家庭にあるんですかね?」
穣津「年月経ってからスーパーで似たようなやつを見つけて、ようやく不味かった理由がわかったんだよ」
ペグ「本当?」
穣津「なんかの健康飲料。希釈して飲むタイプの。水入れなきゃ駄目」
ペグ「おドジを通り越しておられる?」
穣津「子供が『希釈して飲むもの』ってカルピスしか認識してないだろ!」
ペグ「まあそうですけど」
★
穣津「ペグちゃんはそういうクソマズ・ドリンク・エピソードある?」
ペグ「一応あるというか」
穣津「教えてよ」
ペグ「これですね」
穣津「ビール?」
ペグ「はい」
穣津「見た感じただの黒ビールっぽいけど」
ペグ「これ、『ごはんですよ』の味がするんです」
穣津「?」
ペグ「これ、『ごはんですよ』の味が、するんですよ~~」
穣津「クールポコで言い直した?」
ペグ「本当、これ岩海苔の味しかしない」
穣津「飲んだことない酒って本当にギャンブルだもんね」
ペグ「これ成分みたらなんか『リコリス』って書いてますね」
穣津「リコリスって、あのクソ苦い飴のやつじゃん!」
ペグ「道理でねえ…」
穣津「ひとりで納得するな」
★
穣津「今回は飲み物エピソード回だったわけですが」
ペグ「前回も飲み物関係だった気がしますけど」
穣津「このラジオを始めた時はね」
ペグ「うん?」
穣津「緊張で失敗しないか、息を飲みながら挑んでたんけど」
ペグ「無理に飲料でまとめようとするな」
穣津「今回も無事収録が終わって、溜飲が下がる思いです」
ペグ「飲料に引っ張られて文法が無茶苦茶じゃねえか」
穣津「"お茶" だけに?」
ペグ「やめろ!!! 私を巻き込むな!!!」
穣津「ここらで一つ、熱いお茶が怖い…」
ペグ「それは別のオチ!!!」
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