幻想だと思っていた夏の夢
夜行バスをなんとか乗り切った。札幌から知床の付け根まで8時間。
寝ているのか寝ていないのか、意識があるのかないのか。
よくわからないまま、朝の5時にバス停のホテルに着いた。
体はヘトヘトで意識が朦朧としていたがなんか楽しかった。
夜行バスに乗るのも体力的に20代が最後かなと悟ってしまったのが少し寂しい。その点、水曜どうでしょうはすごい。
あの年になってまで、新宿~博多間を約14時間の夜行バス旅に出てるなんて。正気の沙汰じゃない。このルートはキングオブ夜行バスって呼ばれてるらしい。何から何まで面白すぎる。
友人の実家についてから4時間ほど眠りについた。
到着していた頃には、布団が2枚、隣同士に並べてあって、なんか新婚夫婦の感覚を味わえて面白かった。男同士なんだけどね。
その後は、二つカフェをはしごして、なかなか流れていかない時間を楽しんだ。出発前に買った本を1/3ほど読んだ。最高の本と巡り会えた。この本についてはまた今度ここに記録しようかな。
そして、最後に、街にあるバッティングセンターに行った。
めちゃくちゃ田舎にある昔ながらのバッティングセンター。
そこが最高だった。素朴な感じが、映画「時をかける少女」に出てきそうな雰囲気。男子2、女子1で放課後ここで遊びたい。
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