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恋しき春休みの街銭湯_2022.05.22

バイトに行って満足してしまった。朝9時出勤の早起きを頑張ったのでそこに満足してしまった。よくわからん化学の質問に答えることができて満足してしまった。終業時刻が14:00だったのでそこから直帰してだらだらしてしまった。でも今日は休日、休むときは休もう。昨日のnoteでそう決めた。

こんな日はサウナにでも行って気分転換をしたい。でも最近はどこの銭湯も常に混んでいるので、平日の夜以外は家を出る前に戦意喪失してしまう。混んでいる銭湯では整えるものも整えなくなってしまう。最近は、自分で銭湯をつくってみたいと思い始めている。街にある廃業寸前の銭湯を譲り受けて、カルチャー系でブランディングしたら相当楽しいだろうな。(その分機械の維持などめちゃくちゃ多変なのも承知している)

その点、この前京都でいった『サウナの梅湯』が最高だった。兄の勧めでここの銭湯に入った時から『街の銭湯』に魅せられてしまった。最初は小汚い親父臭漂うものだと勝手に思い込んでいたが違う。地域の人が暮らしの中で使っていたものを若者が受け継ぎ、時代に合わせてリブランディングしている。昭和レトロが漂う館内と浴槽はどこか懐かしく謎に清潔感もあって不思議な感覚がした。もの凄く心地よい。これが街の銭湯か…。思わずステッカーも買っちゃった。

札幌には銭湯文化があまりなくて『たまゆら』『ほのか』『花ゆずき』という3つの超巨大銭湯が幅を利かせている。駐車場もめっちゃ広いし、サウナも完璧だし、浴槽もものすごく大きい。僕もよく利用するし、これはこれで良い施設だと思う。良いんだけどさ、たまには『梅湯』のような街銭湯に行きたくなる。シャワーヘッドも昭和のやつで角度調整なんてできないし、サウナだって狭くてぎゅうぎゅう詰めだし、変な貼り紙も沢山あるし。不便極まりないんだけど、それが良いんだよ。その雰囲気が最高なんだよな。昔ながらの昭和感漂う施設の番台に、サブカルチャー系の若い人が座っているこの異世界感。たまらない。そりゃ腰に手を当てて牛乳でも飲みたくなるでしょ!

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