JR西日本最長片道切符のルートについて

JR全線の最長片道切符の計算はネット上を探すといろいろ出てくるのですが、JR東日本やJR西日本といった各社の最長ルートについてはネットを探しても出てこないので自分で計算してみました。なお、計算にかなり労力がかかっておりますので、最長ルートの詳細については有料です。

まず結論(始発駅と終着駅、最長距離)

2019年9月現在の最長ルートは営業キロと運賃計算キロで異なります。
営業キロ最長は上越妙高→三原 営業キロ2877.2km、運賃計算キロ2929.8kmです。いわゆるP型になります。運賃計算キロ最長は、南小谷→三原 営業キロ2875.5km、運賃計算キロ2931.6kmです。ルートは糸魚川から先が異なるだけです。なお、3番目に長いのは糸魚川→三原となっており、上位3つとも信越からスタートになります。3番目がわかるのも偉大なるGraphillionのおかげです。

営業キロの補正について

JR東日本最長片道切符の時には特に気にしておりませんでしたが、JRの運賃計算は一部区間が強制的に短いほうに補正される区間が存在します。JR西日本ですと、大阪環状線・呉線・岩徳線の区間となります。また、相生~東岡山間は、赤穂線営業キロ<山陽線営業キロ<赤穂線換算キロとなっています。上記最長距離は、営業キロについては相生~東岡山は山陽線、岩徳線補正なしの営業キロ、運賃計算キロは相生~東岡山は赤穂線、岩徳線補正しています。

計算方法について

過去のnoteを参照ください。

最長ルート

以下、運賃計算キロ最長を記載します。先ほど記載したように、営業キロ最長は糸魚川までの区間と、補正区間が変わるだけです。

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