NEWTON 7月号 備忘録
人が病気になる理由 進化から見た医学より抜粋
<進化医学>
・高尿酸状態
→哺乳類は低尿酸値⇒尿酸を分解できる酵素持ってる
→人間チンパンジーは高尿酸値⇒上記酵素を持っていいないから
・尿酸が高いことにメリットがあったから、酵素を持っていない種以外が淘汰された。
→活性酵素を除去する抗酸化作用が尿酸にはある
・テナガザルにも尿酸を分解できる酵素はない
・トレードオフ
→メリットとデメリットが存在している
→尿酸値(抗酸化作用)と痛風、直立歩行と腰痛
・ビタミンCと壊血病
→有利でも不利でもない突然変異
→環境が変わって病気の原因tなる
・平衡選択
→鎌状赤血球症(アフリカのサハラ以南で多い30%)はマラリアへの抵抗力が強い
→ただ鎌状赤血球症の人は赤血球が細長で壊れやすく、毛細血管につまる(貧血)
・糖尿病
→倹約遺伝子説と発達プログラミング説
→進化の過程でエネルギーを体内に蓄える遺伝子を獲得、文明開化により豊かな食事になり、必要以上に肥満高血糖になった
→胎児期と幼児期の環境により、その環境に適応するプログラムが施される。
→イギリスやフランスドイツ占領下のオランダで裏付ける結果があった
・進化医学 人への進化が生んだ疾患 井村裕夫