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実は中国が好き?な私。
今日は一風変わったテーマで話をしていこうと思います。
中国は私にとって切っても切り離せない国でもあり、ビジネス相手でもビジネスの拠点でもあります。
実際、現在も数社のお取引先様より中国事業の撤退や立て直しのご依頼をいただいております。
もうかれこれ10数年、人生の1/4を中国で過ごしていることになります。
このことを自己紹介すると、ほとんどの日本人の方から「中国が好きなのか?」と問われます。
「私は中国は嫌いです」と答えることが少なくありません。
何となく恥ずかしいというか、高をくくっているというか、意外なイメージを相手に与えたいのか、そんな風に答えることが少なくありません。
好き嫌いを重視して仕事を選ぶこともなければ、ドライな言い方をすれば、仕事である以上、儲かる場所で儲かる業界で仕事をしたいと思うほうが、ごく自然です。
そもそも「好き」とか「嫌い」なんていう感情論は、あまりに実体性のない表現のようにも思います。
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難しい出だしになってしまいましたが、「日本と中国でどちらに生活の拠点を置きたいか」と問われれば、
私は「日本」と答えるでしょう。
一方で、「日本と中国でどちらが私のスキルを活かせるか」と問われれば、
私は「中国」と答えます。
「マイノリティであればあるほど儲かる」
負け犬根性のようなモットーを、私は持っています。
資金力もない、耐久力もない起業家ですので、競争相手が少ないという条件は非常に現実的でもありつつ、大切なことです。
「中国語が堪能で、10年以上も中国で生活をして、中国人の性質や文化を相当に理解している」という見地では、
私はかなりマイノリティな存在であることは疑いようがありません。
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さて、日本の原子力処理水放出について、日中のメディアではあれやこれやと騒いでいました。
様々な意見もあるでしょうし、専門家でもない私なので、これについて意見をする立場にはありませんが、
唯一言えることは「私には直接的な害はなかった」ということです。
中国に旅立つ前に「気を付けた方がいいよ」とか「日本語で話さないように」などと妙なアドバイスがあまりにも多く寄せられるので、
少しばかり警戒して9月初旬に中国に来ましたが、全く影響はありません。
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政治的ないざこざで両国があーでもないこーでもない、という事件が、だいたい3年おきくらいに発生しますが、
日中を行き来する私からすれば、いずれも嬉しいニュースではありません。
一方で直接的な害を受けたことは私はほぼありません。
互いのメディアが面白可笑しく報道するのには嫌気がしますし、双方の国を頻繁に行き来していない限りは、こうした報道に対するメディアリテラシーにも限界はありますが、現実はこんなもんです。
余談ですが、今回の騒動で一番影響を受けているのは上海市の日本料理屋さんではないかと懸念しています。
さて、とはいえ、こうした両国の騒動が起きる度、私なりに理論武装をしつつ望むようにはしています。
タイムリーな話題になれば、それなりの論理的な主張を持つようにしています。
目を覆いたくなるのは中国側からの嫌がらせ行為であり、それを面白おかしく報道する日本のメディアです。
なんせ10億人を超える人がいるので、変な行動を起こす人も単純に日本の10倍以上いる訳です。
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今回もいたずら電話だとかがメディアで取り上げられており、実際に残念な被害があり批難は避けられませんが、一方で中国側を擁護する訳ではないものの、上記のようにごく一部の中国人がとった行動でもあります。
もちろん、これは言い訳でしかありません。
でも中国人の全員が全員、日本に対して反感を持っている訳ではないことも、少しだけ理解してほしいなと思うのです。
私自身も実害こそありませんが、一部の心ない行動や言動を目にして、心を痛めることもあります。
注目を浴びやすいセンセーショナルなニュースをトピックスにすることもメディアの商売としては理解できない訳でもありません。
ただ、最近私がこうしたニュースを見て沸き起こる感情は、何のかと自己分析してみました。
私が心から「中国が嫌い」だとしたら、「イタ電するとかレベルが低すぎる!」と結論付ければいいだけの話です。
なぜ、心が痛いと感じるのか、自分のことをイマイチ理解できなかったのです。
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その理由は、こうした中国に批判的な報道が起こることで「中国人は全てこういうレベルの低い奴らだ!」と、日本人から思われる。
それ自体に心を痛めているのではないかと、自分の心を分析しました。
私はタチの悪い中国人とも、友好的で博識な中国人とも接触することがあります。
日本で生活していればアッと驚くような行動を起こすのも中国人(外国人)ではあり得ます。
日本人として日本があらぬ嫌がらせに遭うことは看過できないことではあるのは大前提として、
一方で中国人の全てが全てこのような人種ではないことも理解してほしいと思うのです。
もちろん日本のメディアだけしか見る機会がなく、現地で多くの中国人と接触する機会がなければ、これらを鵜呑みにせざるを得ないとは思います。
だからこそ、こうした報道があって心を痛めるのには二つの理由があって、
「一つは私の母国である日本が不当な嫌がらせを受けること」
であり
「もう一つは日本人の目から中国人が否定的にみられること」
だと、最近になって気が付きました。
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政治的な理由で思想が限定的にされがちな中国は、日本よりも大いに偏ったメディアの影響を与えられます。
メディアが偏っているのは日本よりもよっぽど中国の方が酷いと個人的には感じます。
でも、多くの中国人はそれらも冷静に見分けるメディアリテラシーを持ち合わせています。
元来ことなかれ主義な私は、相手の主張を聞いて、機会があれば少しだけ主張をすることが多いです。
巨人ファン相手に自分が阪神タイガース命です!
なあんて表明したら、商談成立する訳がありませんよね。
私がもし手放しで「私は中国が好きで好きで仕方ないんです」と、先手を打って主張したとして、
相手が「俺は心底中国が嫌いやねん」と言われたら、私の10年間はなんだったんだとなりますよね。
頭の良い主張、とは言えません。
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相手の出方を伺いつつも、オブラートに包んで
「別に中国が好きではないけど、経済発展は日本よりも凄いんで、お金儲けのために、仕方なくーーーー」
などと、当たり障りない言い方をするんだと自己分析した次第です。
それでも「へー、でも中国ってすごい文化を持ってるよね」
とか
「やっぱり中国の経済ってすごいんだ?」
とか言われると、
ついつい嬉しくなって「そうなんですよ!!」などと全力で、鼻息荒く中国を擁護してしまうのが、私のマニュアルでもあります。
したがって、私はとにもかくにも「中国が大好きなんだ」ろうと、ある意味確信を持ってしまった、そんな近頃であります。
~最近は日本と中国で半々の生活をしています~
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