【セッションレポート】VMware Japan Public Sector “Cloud Smart” Day「東京都が進めるデジタル基盤強化 」
VMwareで東日本の公共分野のお客様を担当しているプリセールスエンジニアの中田由海です。
本記事では2023年7月13日にオンラインにて開催される『VMware Japan Public Sector “Cloud Smart” Day』に先駆けて、東京都庁様にご発表頂くセッション内容の一部を先行レポートとしていち早く皆様にお届けいたします。
開催概要
適切にクラウドを使い分けるマルチクラウド時代に求められる「クラウドスマート」に向けて
開催日時
2023年7月13日(木) 13:30~16:50(オンライン)
参加費
無料
対象者
官公庁団体における、役員クラスの方・情報システム関連部門のマネージャー・IT担当者・システム開発者
セッションの詳細および事前登録のお申し込みはこちら
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セッション概要
トラックA:地方公共団体関係者向け 14:05-14:35
『東京都が進めるデジタル基盤強化 -クラウドスマートを実現し、地方自治体のクラウドリーダーへ-』
スピーカー
東京都 デジタルサービス局
デジタル基盤整備部クラウドインフラ担当課長/ネットワーク基盤担当課長
飯田様/八田様
内容
東京都庁様では、地方自治体が抱える課題に対応し、都民サービスの向上を実現していくために、都庁全体のデジタル化に取り組んでいます。
本セッションでは、東京都庁様が、デジタル基盤強化を進めるうえで重要と考えているポイントと取り組みの内容を徹底解説。
さらに、その基礎となる複数のクラウドを一体的に利用する「クラウドスマート」の考え方について、ヴイエムウェア株式会社 公共SE本部 本部長 中島と共に対談形式でお届けさせていただきます。
見どころ
人口1400万人超、職員数3万超を擁する日本一の巨大都市である東京都の業務およびサービスを維持するためのインフラ整備における考慮ポイント
統制されていないクラウド化によって発生しうる問題点の整理
『シン・トセイ3』にて掲げられた「クラウドサービスを使用したスピーディで効率的・効果的な業務の展開」を実現するための、業務システムやデータが適切に連携できる共通のクラウドインフラについて
東京都の目指す「クラウドスマート」の姿
三層+1分離型クラウドインフラの実現と、セキュリティ・運用管理・共通サービス・SI&SEリソースを提供する「伴走型支援サービス」の導入について
東京都庁様では都民サービスおよび職員の業務環境向上に向けたクラウド活用を推進するため、単に複数のクラウドを利用するという意味での「マルチクラウド」の実現ではなく、どのようにして一体的なセキュリティや運用・管理を実施していくかも含めた「クラウドスマート」の考え方を基に、デジタル基盤の今後の有り方について検討を進めています。
セッションの後半では東京都庁様のご構想をより深掘りし、対談形式で地方公共団体におけるクラウドの使い分けやマルチクラウド化によって発生しうる課題と解決策、ガバメントクラウドとの共存、ベンダーロックインの排除などに焦点を当てたディスカッションもございます。
ガバメントクラウドの活用や三層分離の見直しなどが今後進んでいく中でのデジタル基盤の構築および運用の考え方について非常に内容の濃いセッションとなっているため、地方自治体のインフラ基盤に関わる全ての方におすすめできるセッションになっております。
是非事前登録の上ご参加ください。
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