【レポート】公共機関のクラウド促進における、主権と安全保障の方向性
こんにちは。中央官公庁SE部の森です。
普段はプリセールスエンジニアとして中央官公庁(および配下の独法)のお客様向けにヴイエムウェア製品をご提案しています。日本法人では初の公共のお客様向けのイベントを開催するにあたり、セッションの魅力をご紹介する機会をいただきました。
本記事ではソブリンクラウドをテーマにしたセッションについてレポートします。
本セッションをご覧いただくとソブリンクラウドとはなにか、どんな用途に適したクラウドなのか、基本から活用編までまるっとご理解いただけます。特に規制業界の方やその業界向けにご提案されるパートナー企業の方は必見です。ぜひチェックしてみてください!
セッション視聴
イベントへの参加とセッションの視聴はこちらからどうぞ。
セッション概要
スピーカー
ヴイエムウェア株式会社
Multi-Cloud Strategy & Architecture Staff Cloud Solution Strategist
宇井 祐一氏
[プロフィール]
2013年初めにハイパースケーラーの公共チームの最初のSAとしてチームを立ち上げ、公共部門でのクラウド利用を推進。2016年末からVMwareにて、アーキテクトとしてクラウドサービスプロバイダー様でのサービス構築を支援。2019年よりストラテジストとしてビジネス戦略の作成とサービス収益化を支援。
セッションで取り上げること
マルチクラウドの利用動向
デジタル主権とはなにか
なぜソブリンクラウドが必要なのか
ソブリンクラウドに対するヴイエムウェアのアプローチ
セッションの対象者
ソブリンクラウドやデジタル主権について知りたい方
機密情報を扱うシステムのクラウド化を検討している方
パブリッククラウド以外のクラウドソリューションに興味がある方
セッションの内容
マルチクラウドの利用動向
マルチクラウド利用の増加傾向
“クラウドファースト”で陥りがちな“クラウドカオス”
時代はアプリの特性に一致した基盤を選ぶ“クラウドスマート”へ
マルチクラウド利用が進むにつれてクラウドカオスに陥る組織が少なくありません。クラウドをスマートに使うためにはどんなことが求められるか、必要な考え方とはなにかがわかります。
デジタル主権とはなにか
デジタル主権とは
デジタル主権を失うとなぜ問題なのか
“デジタル主権”と聞いてもピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。そもそもデジタル主権とはなにか、失ってしまうとどうなるのかこちらのスライドで解説します。
セッションではデジタル主権があるとどんないいことがあるかについても解説しています。
なぜソブリンクラウドが必要なのか
ソブリンクラウドの定義
ソブリンクラウドプロバイダー vs. ハイパースケーラー
データ分類とソブリンクラウド戦略
ソブリンクラウドと聞くとデータの保護について語られがちですが、実は経済的成長の面でも価値があります。自組織のデータの特性(機密性と事業インパクト)に基づいてどのクラウドを選定したら良いかについてもご紹介します。
ソブリンクラウドに対するヴイエムウェアのアプローチ
ソブリンクラウドイニシアティブ
ソブリンクラウドのユースケース
ヴイエムウェアのソブリンクラウドを選ぶ理由
あくまでソブリンクラウドは概念であり、それを実装する具体的なソリューションについては自組織に合わせて選択する必要があります。お客様が“クラウドスマート”を実現するために、ヴイエムウェアのソリューション活用をご提案します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。最近お客様からも「ソブリンクラウドってなに?ヴイエムウェアはなにができるの?」といったお声をいただく機会がちらほら増えてきました。
私自身、ソブリンクラウドとは「データ保護に重きをおいたクラウド」くらいの理解から始まったのですが、こちらのセッションを聞いて実は経済成長にもつながることやデジタル主権のその先のデジタルにおける独立といった新しい発見がありました。
これからクラウド活用を進める公共機関のお客様はもちろんのこと、すでにクラウド活用を進めている企業様にもご視聴いただきたいセッションです。
ぜひチェックしてみてください!