IC9700 1200M QRH ドリフト1
2023年元旦 古くからの友人から IC-9700が届いた
1200仲間内でも話題になるQRHに踏み込んでみよう
ダイレクトサンプリングで、直接高周波をA/Dして
信号処理によってSSBを変復調する
軍事用など特殊な用途にしか使われなかった技術が
利用できる、夢のような機械
FT8目的で、このリグを手にされた方も多いと思う
50HzのフィルターでSSBより弱い信号を見るFT8
0.05Ghzや0.14Ghzに比べて1.2Ghzでは
50/1,200,000,000Hzを処理する訳だからドリフトが
より顕著に見えてしまう。
違う単位視点で見みると、大きな違いが見えるかも
IC9700外部基準ないとSSBやFT8ができないのか?
SSBはエージング後ならQRHは分からないと思う
FT8も受信だけであれば動くのは見えないと思うが、
送信しだすと筐体内の温度が急変するのか
写真のように急に動き出す。
因みにQRHを見る為、GPSを基準にしたSGから
1296.601Mhz出して1khzのビートを見てます。
これでは、15秒数回送信しただけで50Hz以上QRH
交信がスンナリ行けば良いが弱い信号だったり
交信が長引くとデコードできない時もでてきて
支障が出るのは明らか。
早速10Mhzの外部基準で検証 取説見ると-10dBm
真っすぐドンピシャで1000の所に線!
当然かSGと同じ基準
OCXO基準作成が今回の最終目的なのでOCXOを
1日エージング概ねの周波数を合わせておいて
IC9700の内部基準から切り替え
上手く切り替わったようなので、外部同期の状態で
送信60%にしてFT8にて送信しだす事数分。
出ました!
実は、切り替え直後も? 更にこの時点でも??
しばらく考え込んで、そうか!
IC-9700は外部基準を入れても、そのまま使うわけ
ではなくてあくまで内部基準で動いていて、
外部基準に常に合わせてる!
という結論に至りました。
少々長くなったので、今回はここまで。