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50Mhz LOOPアンテナ 3

LOOP記事からチョット脱線 何故河原で調整
今回の部材など 少々古いデータで恐縮だが

タイトルの写真、今回使ったバランのデータ
座右の書「トロ活」を一生懸命読んで試した
頃の物 通常1つのコアに3本の線を巻いて
強制バランを作ると思うが、VHFを狙って
短めに純転送線路型を2つのコアに巻いて
みたもの。 右がアイソレーション

「トロ活」は一体何度本を開いただろうか?
今の改訂版と合わせて最低でも数千回以上!
分からなくなると開く本、読んでも分からず
何度でも開く それは今も同じ

何故寒空の下、アンテナを河原で調整?
家の前だと純粋に場所がないから。
それと次のデータをとってから
50MhzのDP 家の前でできるだけ高く上げて
調整しようとした時のデータ
まずは道の電線と並行の状態

50MhzDP 電線と並行
S11 SWR見てるが 何か変
同じく S11スミスチャート

次に電線に直角になった場合 高さは同じ

DPを電線と直角になるよう回転
S11 SWR
S11 スミスチャート

違いが分かっただろうか?
単純にテストのDPを90度まわしただけ
初めてこれを見た時、アンテナは周りの環境
含めて 空気ひと塊がアンテナだと実感した
144MhzやHFのアンテナも同じ場所でやって
いたがHFは高さも稼げない上に家の前では
何を見てるのかMFJ259は何を表示してるか
何を信じて良いか? 分からなくなった

それにしても今思っても良くやったなあ
と思う。 これは、超危険行為
3代目8753C 6GHzO.P を手に入れた時に
2代目8753Aで、常々やってみたかった
アンテナ給電部の状態を見たい欲望に
負けて実行してしまった
8753Aを河原に持ち出して 無謀にも7M
逆Vにもつないでいる!

アンテナは空気中の静電気を集めて同軸
経由で8753の微弱な信号を扱う受信機に
送っていたかも知れない ちがいない!
そう考えると万が一があってもnanoVNA
の入手価格なら諦めもつく
たしかnanoVNAはOPEN PROJECTだった筈
いずれにしても 良き時代 感謝!

今回はここまで

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