見出し画像

アフターコロナにむけたワークプレイスって?

こんにちは!関西大学社会学部松下ゼミの田中です。

今回、私は2021年4月16日に株式会社オカムラで行われた

これからのオフィス・働き方相談所
~知って学んでつくろう、自分たちの働く環境~

というウェブセミナーに参加させていただきました!
登壇者は、スーさんこと周参見佳男さん(株式会社オカムラ大阪支店課長)とミーさんこと水野朝一郎さん(株式会社オカムラ梅田支店課長)のお2人です!

まだ学生の私ですが、ウィズ/アフターコロナの時代で新しく模索されている働き方について深く知ることができました。

では、話されていた内容について紹介していきます!

現在進行形であるウィズコロナ時代では…

ちょうど1年前。
我々は未知のコロナウイルスに立ち向かうため、緊急事態宣言の下で対策を根底に置く大きな働き方改革を求められました。

しかし、現在の我々はコロナに対して変な慣れが生じてしまっています。どうすれば感染を防ぐことができるのかについてもある程度理解しています。
それを踏まえて、今、企業に求められていることはオフィスの存在意義について考えることです。この持つ答えは企業ごとに異なります。

今後、より一層テレワークといった柔軟な働き方が浸透する事が予測され、自宅でも働くことができると分かった時代でのオフィスにどんな価値を生み出せるでしょうか?

実際にオカムラが実施したアンケートでは、アフターコロナでの働き方や働く場について、約93%の人が「変化すると思う」と回答しているという結果も出ています!

そこで、オカムラが考えたこれから
(アフターコロナ)のオフィスについて!

オカムラは、オフィスを部室的な空間と捉えているそうです。オフィスは、自然的(まれに強制的)な空間であり、すべての行動の原動力にもなります。

そんなオフィスには、個々に決まった席を持たないフリーアドレスを導入しているそうです。

このフリーアドレスについて、コロナの感染対策は大丈夫なのかという意見が出ました。もちろん、除菌などの最低限の感染対策は欠かさず行わなければなりません。
しかし、フリーアドレスで得られるメリットは、感染対策の面倒さよりもはるかに大きいものです!

従来の固定席では、閉塞感があり柔軟性は低くありました。また、会社へ出勤することは義務になりがちでした。

仕事の効率を上げるのは、居心地の良さです。

今までも、個人の働きやすさについては企業ごとに考えられてきた課題でした。しかし、それに加えて帰属意識を持たせるための場所を作ることが新たな課題として発見されました。
そのような「価値」があるから行くオフィスに変化させなければなりません。

また、リアルな場が必要なのにはこんな理由もあります。
 “目的を持ったコミュニケーション” がある時です。これをオンライン上や機械で行うことは不可能ですよね。

最後に、オカムラが実際に取り入れている
ワークスタイルについて!

ABW (Activity Based Working)

このABWとは、仕事の目的や内容に応じて最適な環境を選んで働くワークスタイルを意味しています。

先程、オカムラはオフィスを部室的な空間と捉えていると書きましたが、その証拠にBUSHITSUという名の気軽に立ち寄れるような場所も作っていることが判明!

ABWの効果として効率性や創造性、モチベーションの向上が挙げられていました。
また、Right Sizing(席を減らして出来た空間に新しいものを定義すること)も例として出されていました。

自律性、感情、共通概念

これは、オカムラが考えるニューノーマル時代に大切な働き方の3つです。
ABWには、この3つを促す効果もあります。


***

最後に

オカムラさんの取り組みを聞き、私が今までぼんやりと思い描いていた働き方はもう古いと知ることができました。一体いつまでコロナウイルスとの共存をしなければならないのかについては誰にも分からないことですが、コロナのマイナス面だけを考えてはいけないとも思いました。コロナで失ったものは大きいですが、得たものは働き方以外にも沢山あるはずです。ウィズコロナの今でも沢山の新しいものが生まれつつあります。アフターコロナの時代になったら、新しいものがもっと沢山生まれるのだろうなと今回の話を聞いていてワクワクしてきました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?