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戦国無双5を語る。新キャラクター編③前編

こんにちは。jmbdです。今回も戦国無双5について語っていきます。今回は新キャラクター中村一氏とみつきを取り上げます。以前記事でも書きましたが賛否を巻き起こした新規参戦キャラの2人です。

左が中村一氏 右がみつき


まずは中村一氏ですが、多くのファンが予想出来なかった新キャラの1人です。「そもそも中村一氏って何者?」っていう人が多いと思われますので史実における一氏について説明します。
中村一氏は出自については不明で一説には近江国(滋賀県)の甲賀出身とされています。1573年に羽柴秀吉から近江長浜200石を与えられた事からこの時には秀吉に仕えている事がわかります。その後山崎の戦い、賤ヶ岳の戦いに参戦後、大坂の防備強化と紀州征伐の備えで岸和田城主に任命されます。1595年、関東移封となった徳川家康の抑えとして一氏に駿河14万石が与えられますが、1600年関ヶ原の戦い前に亡くなってしまいます。これが一氏の簡単な経歴です。
戦国無双5における中村一氏は甲賀忍者というオリジナル設定です。この設定になった理由は一氏の甲賀出身説が元になったのではないかと考えられ、また一氏は甲賀忍者を率いていたとされていますがいずれも確証はありません。
一氏はみつきと共に当初は六角家に仕えていましたが、信長上洛戦で六角・三好軍が敗北、みつきはとある理由で織田家に仕えますが、行き場を無くした一氏は秀吉の勧誘を受け、秀吉に仕えます。その後は主の為に黙々と任務を遂行します。羽柴家内では温厚で聡明な竹中半兵衛は「軍師」と呼び尊敬しています。反面新参者で負けず嫌いの黒田官兵衛とは折り合いが悪く何度も衝突しています。

羽柴家内の会話シーン

しかし心底嫌っている訳ではなく官兵衛も負けず嫌いな性格か自分の現状を否定せずいつか半兵衛以上の軍師になり認めさせると言い、一氏もそんな官兵衛の事を「嫌いじゃない」と口にしています。

2人の会話シーン

一氏の総評と感想

ゲーム本編をプレイした感想としては正直居ても居なくても変わらないという印象でした。主人公格の信長と光秀との関わりも全くないです。何の為に参戦したのかよくわかりませんでした。また一氏自身があまり喋らないキャラの為か印象にも残りづらく人物像の掘り下げも不十分、かといって物語の中枢を担うキャラというわけでもありません。他に出すべき新規武将がいたのではというのが私の総評と感想です。
次回はみつきについて語っていきます。最後までご覧いただきありがとうございます。次回もお楽しみに。

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