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戦国無双5を語る。ストーリー編③光秀編

こんにちはjmbdです。今回は戦国無双5明智光秀のストーリー前編を語っていきます。

前作までの明智光秀

まずは信長同様、前作までの明智光秀の人物像を簡単にお話しします。

歴代の明智光秀(1 2 3 4)

シリーズを通して光秀は誠実で心優しい性格で老若男女上下分け隔てなく丁寧語を使い、娘のガラシャに対しても丁寧語で話すなど真面目で礼節を重んじる人物で、戦場では冷静に物事を判断するなど知将としての一面を持ち合わせています。織田信長の事は時代を変えられる人だと忠誠を誓っていますが、真面目で心優しい性格が仇となり信長のやり方に少しずつ疑問を抱きはじめてしまい最終的に本能寺の変へと発展してしまいます。しかし例え謀反を起こしても信長への敬意は忘れておらず躊躇いを見せるなど最後まで非情になりきれない場面があります。(シリーズによっては信長は光秀を試すかのようにあえて死を受け入れます。)

本能寺の変のワンシーン

序章

物語は光秀の斎藤家家臣時代から始まります。織田信長による美濃侵攻の報せを受け斎藤道三は美濃防衛を開始します。光秀はこの戦にて信長と対峙します。戦は斎藤軍の勝利に終わったものの道三と竹中半兵衛、そして信長と一戦交えた光秀は織田信長はただの「うつけもの」ではないと理解します。

防衛戦後の会話シーン

しかし斎藤家は斎藤義龍の反乱により道三は死亡、大半の家臣が義龍に寝返るも光秀は最後まで道三側につき救援に来ていた信長と共に窮地を乗り越えます。その後光秀は国許に帰還するも敵対した義龍の大軍により明智領は崩壊、明智一門衆は戦死、光秀は己の非力に嘆き悲しみます。

明智城落城


新たな出会い

生き延びた光秀は側近の斎藤利三と流浪の旅に出ます。越前に辿り着いた2人は朝倉義景と出会います。粟屋勢と抗争中の義景の救援依頼を引き受けますが光秀は明智城のトラウマが残っているのか炎を見ると恐怖で体が動かなくなってしまいます。光秀はスキをつかれるも朝倉家の同盟者浅井長政により間一髪危機を逃れます。その後戦には勝利するも何一つ力になれなかった光秀は朝倉義景の元で力を磨く事を願い出ます。義景は快く承諾します。

炎に囚われる光秀と窮地を救った浅井長政
合戦後の光秀と義景

朝倉家の客将となった光秀は充実した日々を送っています。そんなある日浅井長政から他国巡察を提案します。任を引き受けた光秀は安芸の毛利領に向かいますが、その道中尼子家家臣山中鹿之介に出会います。鹿之介から尼子家の情勢を聞いた光秀は尼子家救援を願い出ます。しかし劣勢を覆す事は出来ず尼子家は毛利に降伏、鹿之介は浪人となります。意気消沈の鹿之介とかつての自分を重ねた光秀は鹿之介を仲間に誘います。

鹿之介を仲間に誘う光秀

越前に帰還した光秀達は義景から同盟者の上杉謙信の救援に向かうよう命じます。光秀は謙信から合戦前に「正しき」とは何かを問われます。光秀はその場では答えられませんでしたが、合戦後光秀は謙信に「大切なものを守る為に力を振るう」と答えます。納得した謙信は光秀を激励します。その夜光秀は鹿之介と改めて共に大切なものを守る為に戦い強くなる事を誓います。

ここまでが光秀編の前編となります。感想としては今作の光秀は前作に比べて個の力を求める人物という印象でした。またこの段階では天下泰平よりも身近な存在を守る為に戦っています。織田家臣以前の光秀は今まで描かれなかったのも印象的でした。(史実の明智光秀の前半生は様々な諸説がある為オリジナル要素が強めになっております。)
今回はここまでにします。最後までご覧いただきありがとうございます。次回もお楽しみに。

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