戦国無双5を語る。ストーリー編①信長編
こんにちはjmbdです。今回から戦国無双5のストーリー編について語っていきます。まず戦国無双5は織田信長と明智光秀の2人が主人公で、それぞれの視点で物語が進んでいきます。物語は信長編は織田家家督争い前から本能寺の変まで、光秀編は斎藤家臣時代から山崎の戦いまでが描かれています。ストーリー編では前作まで信長と光秀を人物像含めて比較しながら信長編と光秀編の順に語っていき最終的な総評を語っていこうと思います。
前作までの織田信長
最初に前作までの織田信長の人物像を簡単に語っていきます。
シリーズによって違いはありますが、無双シリーズの信長は情け容赦なく敵味方に畏怖の念を抱かせる「魔王」としての一面と「天下布武」を掲げ時代を変える為に戦い突き進む「変革者」として描かれています。武田、本能寺などの勢力は旧き時代の象徴として新たな時代に不要と断言しており、最初から死を覚悟して戦う人間には「無価値
」と切り捨て、たとえ敵であっても生きて最後まで戦う人間には価値があると人間の生死に独自の価値観を抱いています。また信長は戦国乱世を祭りのように愉しむ様子をみせており、愉しまなけば世界は終わり、人生が無意味になると明言しており、更に自分以上に時代を変える者が現れたらその者に未来を託すなどこれまた独自の思想を抱いています。
このように孤高の存在でありながらも信長なら時代を変えられると信じる秀吉と光秀、理解し支える妻の濃姫、絶対の忠誠心を抱く勝家と森蘭丸など人を惹きつけるカリスマ性を持つダークヒーローのような人物像になっています。
信長編序盤
物語は今川家の人質だった徳川家康を奪取する為、信長は家臣前田利家と共に今川軍を急襲するところから始まります。当時の信長は家督を継いだにも関わらず自由奔放かつ破天荒な振る舞いで家中の人間を困らせていました。そんな信長は人々から「尾張のうつけ」と呼ばれています。
家康奪取後は美濃の斎藤道三を襲撃を決めますが家中で反対の声が上がり、弟の織田信行と家臣柴田勝家が諫めるも信長は構わず襲撃を敢行します。この戦にてもう1人の主人公明智光秀と出会います。信長は光秀のいかにも典型的な武士の振る舞いに「石頭」と呼ぶも興味を抱き始めます。戦は敗戦に終わり家中では更なる不満が生まれます。その後織田家と斎藤家は信長と濃姫の縁組により和睦を結びます。しかし宴席にて斎藤義龍の襲撃に遭いますが明智光秀の助力により信長は無事脱出します。この時道三は信長という人間を試す為あえて義龍と光秀の行動を不問にします。
ここまでが序章となります次回は桶狭間の戦い前後を語っていきます。最後までご覧いただきありがとうございます。次回もお楽しみに。