戦国無双5を語る。ストーリー編⑥信長編
こんにちはjmbdです。今回からストーリー後編を語っていきます。
豹変
包囲網を瓦解し京周辺は安寧を取り戻し日の本最大勢力となった織田家。そんなある日徳川家康から救援要請の報せを受け取ります。病に伏していた武田信玄が再び軍を率い侵攻を開始したという内容でした。要請に応え信長は出陣の支度をしますが…。
小谷城の戦いから数年後、変わり果てた姿を見せた信長と光秀。
情を捨て「天下一新」実現のみに生きる事を決め、黒い甲冑とマントに身を包み敵味方問わず苛烈な振る舞いをする魔王へと変貌した信長。
そんな信長に感化されたのか、まるで悪鬼に取り憑かれたかのように目つきが鋭く、髪色も黒と白が混ざるなど青年期の面影は残しつつもこちらも大きく変貌を遂げた光秀。
非情
家康と合流した信長は長篠の地で武田軍と激突します。戦国最強と謳われている武田騎馬隊だが、一切の迷いがない信長は馬防柵と鉄砲隊で騎馬隊を蹂躙します。信玄は形勢不利と見るや否や撤退を開始、家臣達は信玄を逃す為捨て身の攻撃を開始しますが、奮戦虚しく信玄とその家臣達は戦死します。信玄らしくない戦を展開したと違和感を感じた家康は服部半蔵に探りをいれた結果、信玄は既に病没し戦場にいた信玄は影武者である事が分かりました。勢力圏の更なる拡大を目指す信長は東国の押さえを家康、上杉のいる北陸方面を柴田勝家、前田利家らに任命します。自身は西国方面に狙いを定めます。秀吉と光秀は尼子家と共に毛利攻め、信長は播磨平定を開始しますが家臣の荒木村重、織田に味方していた別所長治が反旗を翻します。状況不利と見た信長は秀吉と光秀に撤収を命じます。先行して播磨に着陣した光秀は上月城救援を出せないか願い出るも、信長は上月城と尼子家は捨てる事を決めます。光秀は戸惑うも信長の命に従います。
苦戦しつつも播磨平定が完了します。その夜、上月城の一件で山中鹿之介戦死の報に哀しむ光秀、そんな光秀を信長は無慈悲に一蹴、2人の間に亀裂が入ります。
甲州征伐
播磨平定に成功するも苛烈な振る舞いで家中の者が恐れ、最も近しい存在だった光秀も信長とは距離を置くようになってしまいます。それでも信長は歩むを止めず「天下一新」実現に向けて動き続けます。そんな中、信康事件に関わっていた武田家に対し徹底交戦の構えをとった家康、一報を聞いた信長は家康に協力、岡部元信のいる高天神城を攻めます。信長と家康にとって岡部は今川家臣時代からの因縁の武将です。岡部は忠義を尽くし奮戦するも武田勝頼からの援軍が来ず、最後は武人らしく華々しく散りました。高天神城攻略後、新府城の勝頼を攻めます。勝頼は家臣達の寝返りにより孤立し戦死、武田家滅亡により甲州征伐は完了します。合戦後、信長は弥助に対しこのような事を言います。
乱世の理を壊している自分が今や乱世の象徴となっている、自分がいる限り乱世は終わらない、そんな自分を終わらせる事が出来るのはただ1人
と言い放ちます。
これで信長編は終わりです。次回は光秀編の後編を語っていきます。最後までご覧いただきありがとうございます。次回もお楽しみに。