本人確認書類 2
自然人の実在は、出生により始まります。
生まれたばかりの時は、名前はまだありませんが、医師の作成する出生証明書や母子手帳等が生まれた子の実在を証明しています。
その後、出生証明書等とともに出生届けが提出されます。生まれてきた子は、氏名と生年月日で特定され、戸籍や住民票の原簿に登録されます。
こうして発行される戸籍や住民票の全部事項証明書等の証明書は、氏名と生年月日で特定された子の実在性を証明します。
将来、運転免許証など別の種類の本人確認書類の交付を受ける場合は、必ず住民票の写しなど別の種類の本人確認書類を提出し、実在性の証明をする必要があります。
本人確認書類が持つ名義人の実在性に関する証明力は、多くの場合、他の本人確認書類と密接に紐付いています。