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【JMAC農園】ぶどうの収穫を行いました🍇

6月に開催したJMAC農園 看板設置式から早3か月、とうとうぶどうの収穫時期となりました!

収穫は全5回!希望するJMAC社員とご家族が都合の良い日程で参加し、たっぷり実っているぶどうの収穫を行います。

まずはお部屋に集まり、ぶどうの食べ比べをさせていただきました。
こんなにたくさんの種類のぶどうを一度に食べ比べるのは、もちろんみんな初めて!「さっき食べたのより酸味があって美味しい」「これ、一番好きかも!」などとコメントしながら、大人も子供も楽しみながらいただきました。

ちなみに、私の一番の推しは「ハニービーナス」!あまり聞いたことがない名前ですが、とっても甘くておいしかったです。

さっそく農場で収穫!

みんなで農場に移動し、ぶどうの収穫を行います。
JMAC農園では、9月はピオーネ、10月には甲州の収穫ができます。

完熟しているピオーネは皮に渋みを感じにくく、皮ごと食べれると聞きみんなその場でパクパクいただきます。太陽に照らされてすこし温まった採れたてのぶどうは、より一層おいしく感じました。

この手のひらに乗っているくしゅくしゅしたレーズンのようなぶどうは、「こうじかび」によるもの。ブドウの水分と養分を吸って、糖分を分解できなかったときにこうなるのだとか。糖分だけが凝縮したこの実は、甘さが非常に濃いです。

おなじみのデラウェアやシャインマスカットなど、どれも種がなく食べやすいぶどうですが、「本来はどのぶどうも種がある品種」だと聞きびっくり。花が咲く前に下処理をして、さらに実がついてから均等に1つ1つ間引き・・・という作業を繰り返し、種がなく身の詰まったぶどうになるのだそうです。とくにブドウは1房の中で実を間引くため、機械化ができず、すべて手作業で行います。

これだけ苦労しても病気がでたり、鳥につつかれたり、天候にやられてしまったり・・・などで完璧!といえるぶどうは3割程度なんだとか。普段当たり前にたべている農作物は、農家さんのさまざま苦労によって食べられるものですね。

収穫した後は・・・

楽しくぶどう狩り!の様子をレポートしましたが、JMAC農園の本来の目的「農園での活動をコンサルティングに生かす」を忘れてはなりません。

狩ったぶどうはまず、つぶれたり、カビが生えてしまったりの理由で食べられない実を取り除きます。除いたぶどうの量も歩留まりとして計測します。

そして、最終的な房の重量をひとつひとつ計測します。
「大きなぶどう!」「これ何グラムだとおもう?」などと、それぞれが収穫したぶどうの品評会をしながらわいわいと行いました。

最後に、ぶどうの梱包作業から発送までの箱詰めも行い、栽培、収穫だけではなく出荷にかかる手間も体感しました。

担当コンサルタント 柳沼草介よりコメント

1年を通して変化し続ける農業生産の現場に関与し続け、その難しさや楽しさを実感しながら、「農業を魅力ある産業に」するためのアイディアを現場の中で磨いていく、その実践の場として「JMAC農園」を始動しました。

栽培から収穫(今後醸造も)まで、一連の生産・加工プロセスを経験して感じた課題に対して、現場目線で解決策を考え、チャレンジしていきます。

社内外問わず、ぜひみなさまからもアイディアやご意見を頂き、一緒に農業の課題解決を推進していきましょう!


楽しく、とても勉強になったぶどうの収穫会でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!