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【イベント】ここがすごい!第26回R&Dイノベーションフォーラム!

JMACが毎年開催している、R&Dイノベーションフォーラム。
お客様にできるだけたくさんの気づきを持ち帰っていただきたいと、毎年趣向を凝らし、企画しています。

今年のR&Dイノベーションフォーラムにはどんな工夫があるのでしょうか。
本記事では、昨年に比べ特にパワーアップした3つの点を、ご紹介します!

後半では各セッションの見どころも解説しています。
ぜひ最後までご覧ください!

ここがすごい!①
「超」技術者~Beyond our field~とは

今年のテーマを決めた理由

技術者の動き方や姿勢として、ルールやプロセスだけに基づいて行動するのではなく、これまでの当たり前を疑って、常識を破るような考えについて率先して取り組んでほしい!

昨今、技術者の役割がこれまでの技術者の役割とは変わってきています。

これまでは「技術や製品」を作っていればよかったものが、これからは技術や商品に対する「ソリューション・価値」を作る役割に代わっていかなければなりません。

本来であれば、製品企画、ロードマップの作成などもマーケティングや調達などのさまざまな部門が協力して考えていくべきですが、実際そのような体制がとれていないところが多くあります。

そこで、R&Dが率先して動こう!R&D内部だけじゃなく経営含めた会社全体を変えていこう!という思いを込めたのが今回のテーマ「「超」技術者~Beyond our field~」です。

ここがすごい!②
コロナ前は毎年実施していた交流会、今年から復活します!

前回のR&Dイノベーションフォーラムでは交流会はなかったものの、講演の間にお客様同士が会場で名刺交換をして、講演からの気づきなどについて意見を交わしている状況を多く見かけました。新しいつながりがその場ですぐに生まれている様子を見て、フォーラムの企画メンバーとして「やっぱり交流はいいなあ」という実感がありました。

R&D部門としても、同じ会社だけではなく、色々な会社とのネットワークをつくることは課題であると改めて感じています。

昨今ではリモートでの交流も盛んに行われていますが、今回のR&Dイノベーションフォーラムではあえてリアル開催をすることで、より活発なお客様同士の交流・ネットワーク構築を促進していきたいと思います。

ここがすごい!③
一方的な講演スタイル+質疑応答でなく、対談形式の講演を企画しています!

今年のR&Dイノベーションフォーラムはとくに『全員参加型』を重視し、講演であれ、懇親会であれ、全員が学べる形式を目指しています。

たとえば、トークテーマについて講演者とJMACのコンサルが掘り下げる、また参加者からの質疑応答で話を広げていくなど、参加者の方がより講演内容に入り込みやすいカタチを考えています。

色々な立場の方に、できれば会社から複数人参加していただいて、会社に帰ってからも「こないだあんなことを聞いたけど、ウチの会社ではこうだよね」などと一緒に意見交換していただけると嬉しいです。


セッション1の見どころ

コンセプト×技術者~よりよい世界を描き・伝える力~

こんな方に聞いてほしい!

● お客様のニーズに応えるコンセプト発信の仕方が分からない方

● お客様の要求に応える商品開発から、提案型の商品開発を求められているが、どうしたら良いか分からない方

● 自分の技術が「世の中にとって」、「お客様にとって」、「会社にとって」、どれだけ魅力的かを語る力を身につけたい方

製品や技術が、なかなかお客さんから受け入れてもらえないジレンマを感じたことはないでしょうか。自信をもって開発したはよいものの、それのPRや打ち出し方には苦手意識を抱えている方も多くいます。

技術者や研究者はとくに技術面にたいして「これまでと何が違うか」などを語るのは得意ですが、「その技術を魅力的に使う力」についてはもともと自分の領域じゃないので意識しづらい傾向があります。

セッション1では、理系出身でもあるコピーライターの佐々木圭一さんをお招きし、弊社のコンサルタントと技術者の立場に寄り添い、コンセプトの発想、伝え方についてお話しします。

佐々木圭一
「伝え方が9割」著者 コピーライター/作詞家/上智大学非常勤講師/株式会社ウゴカス代表

セッション2の見どころ

技術者が日本の国際競争力強化に貢献するためには
~米国・欧州から見える日本の技術部門の課題~

こんな方に聞いてほしい!

● 
変革の背中を押してほしいトップ層の方

● 日本の競争力を高めていきたいがどうしていいかわからない、国際競争力強化をしていきたい気持ちはあるが何が課題かわからない、現場の方

長年『日本は技術で勝っていて、事業で負けている』と言われてきましたが、『今はどっちも負けている』という声もあります。確かに、過去に日本が先行していたにもかかわらず、日本が勝てなくなっているものは多々あります。

今後そのようなことをなくすためには、技術力そのものを高めるというより、競争力につなげ、国際競争に勝っていかなくてはなりません。

初めから日本市場を狙うのではなく、最初から世界を見て戦う。日本のメーカーに追随するのではなく、産業競争力をグローバルで見て向き合っていけば、まだまだ日本は世界的に勝ち筋もあるのではないでしょうか。日本の起業家たちが厳しい世界環境に置かれている中で、どんな突破口があるか一緒に考えていきましょう。

桑島 浩彰
東京財団主席研究員
カリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院
ハース・エグゼクティブ・フェロー
及び株式会社K&アソシエイツ代表取締役

セッション3の見どころ

イノベーション・ルーティン
~全技術者がイノベーションを日常化するために~

こんな方に聞いてほしい!

● 現場が変わらなくて悩んでいる方

● 変える気はあるが、なぜか変えることができない方

『みんな会社を変えなきゃと思っているが、でも変わらない』
色々な会社で抱えている、もっとも悩ましい問題の一つです。

この問題をクリアにするためには、2つの観点から考える必要があります。

① 特定の人ではなく全員が変わらなければならない。
全員が新しい価値を見出し、自分なりのイノベーションに取り組む。

② 心の内面の壁(思い込み)を超える。
みんなと同じ意見のほうがいい、論理的に証明できるものが正しいという考えをやめる。過去の実績の上に成り立つものだけでは、新しいステージに踏み出せない。

このセッションでは、会場で事例を紹介しながら、実際のアンケート調査をもとに、行動の実態を話していきます。

西原 (廣瀬) 文乃
立教大学経営学部 准教授
政策研究大学院大学 非常勤講師
ユヌス・よしもとソーシャルアクション株式会社 取締役
日本ナレッジ・マネジメント学会 理事

展示企画

技術者採用のトレンド
~「企業が博士課程修了生に期待する
資質・能力・知識の実態調査」から~

博士課程修了生は、長年の研究経験があるため、就職活動の時点で専門性やスキルを身に付けている人材と言えます。

今回は、東北大学と実施した「企業が博士課程修了生に期待する資質・能力・知識の実態調査」の内容についてご紹介し、企業と博士課程修了生のあり方について考えていきます。

博士人財の活用を考えるきっかけづくりとして、ぜひご活用ください!

R&Dイノベーションフォーラムの魅力、たっぷり伝わったでしょうか。
申し込みは以下のページから!

ぜひ、たくさんのご参加をお待ちしています。
最後までご覧くださありがとうございました!