
QUEENS 6th ANNIVERSARY LIVEの感想的な何か
1/20(日)に白金高輪SELENE b2で行われたQUEENSの6周年ライブがとても楽しかったので感想書こうぜっていう話。
たぶんV以外の話題でnote書くの初めてです。VRじゃないアイドルのことあんま分からないので変なこと書いてても叩かないでください。
新衣装
いきなり衣装の話かよっていわれそうだけど、衣装めっちゃ良かったんだよ……。
今回の衣装、デザインどころか色からして人それぞれで、赤メイン、白メイン、黒メインで分かれてる上に組み合わせとかもあってとっても個性的……なのに全体的に見たらなんとなく統一感あるのなんでだろう??(要はURUMUちゃんが天才)
みんな衣装ほんとによきなんだけど、特にHIKARUちゃんの衣装(かわいい)とAYAちゃんの衣装(かっこいい)が好きです。あとしまお可愛いよしまお。
曲ごとの雑感
マジで雑な感想ですごめんなさい。
Flagship
信頼と実績のFlagship入り。問答無用でテンションあげていく感じがいいよね。最近電車で音楽聴いてる時にFlagship流れてくるとサビで思わず手が動いてしまう罠。隣席で寝てた人ごめん。
orz
からのorzはさすがに出だしから強すぎる。
個人的にはQUEENSというグループを知るきっかけをくれた曲。あの日ランダム再生でYouTube Musicくんがorzとdis;tortionを流してくれなかったら私は今もこの場にいなかった。
でも音源で聞くよりやっぱライブで聴くorzがすき。
PALIRA
あ、この人たち、序盤だから手加減みたいな概念しらないな???(今更)
踊ってて楽しいQUEENS曲はたくさんあるけど、特に踊りたくなる曲。手くるくる回すとことか振り付けもつい真似したくなっちゃうんだよね。あとQUEENSのファンの人たちめっちゃ楽しそうに踊るのでフロアの雰囲気も好き。
あと「君の方だよ」で心を打ち抜かれるのでやめてください。
shooout!!
さっきまでアゲアゲで踊ってたのに一転してがっつりラップの入る曲。かっけぇ。
Qから始まりU-E-E-N-Sのとことか、全体としてフロウがとても良い。もしかしてラップ本職の人ですか。
Vのオタクとしてはこういうかっこいいライブ聞くとちょっとソウスピ思い出すね。
YELLOW
この曲、春っていうものをそう解釈してきたかぁみたいな感じがあって結構好き。ちょっと語っていいですか? 語りますね。
まずサビのメロディとか伸び伸びとしてて、歌詞も明るさとか可能性とか、これからに向けた期待感みたいものが結構感じられるのだけど、それだけじゃなくて「春は始まった過去にGood byeせーの」「生まれ変わったSwallow」みたいな歌詞もあって、春っていう新しい環境に戸惑いやすい季節だからこそ、背中を押してあげる感じ。
あとこの曲地味にBPM高いよね。AメロBメロの上の方でずっとなってるピロピロも結構気になってて、このあたりは新しい季節だからこその不安とか張り詰めた感じとかの現れなんだろうなと。「ここが正念場」って言ってるし。
全体として、春ならではの不安と期待のバランスが、ダンサブルでありつつも少しエモに重心残した応援歌に込められてる感じなのかなと思います。
あとダンス可愛いくて好き。振り付け誰だ? って思ってYouTubeの概要欄みたらMAHOちゃんでした。さすが。
語りすぎでは? これ文字数大丈夫?
RED
今回初聴きの秋曲!
出だしからアイソレーションが7人ぴったり揃ってて綺麗! YELLOWといいBLUEといい、このシリーズは結構出だしに特徴が詰め込まれてる感じがする。
一緒に踊れるとかノレるとかっていうより、ダンスのフォーメーションとか動きをしっかり魅せて勝負してきてる曲なのかなと思います。振コピむりやろこれ。
Bullet
これめっちゃ好きな曲。なんだけど私がライブ行ったときに演る率低めだったので、ここで聞けてテンション爆上げでした。
Way you hopeとどっちが好きレベルで好きです。やっぱ根がアニソンオタクなので、バンドサウンドで盛り上がりがはっきりしてる格好良い曲とか大好物なんですよね。ドラムかっけぇよ。
でもって
この左手にある意思と誰のものでもない僕で
このリリシズムですよ。誰ですか作詞したの。はいNANAMIさんですね天才かよ。
ちなみにずっと「意志」だと思ってたんだけど今回買ってきたCDの歌詞カード見たら「意思」でした。間違えて覚えててすいません……
Dis;tortion
はい、orzと並んで私をQUEENSに引っ張り込んできた二大元凶の一つです。まさにパワー最大でノレる曲。
でも実はなんでタイトルに「;」が入ってるのかとか、「何回もできるなんてただのエゴさ」ってどういう意味なのかとか、確実にはつかみきれていない部分もある曲だったり。
Ivory
冠波心掴の名古屋で初めて聞いて、今回で2度目かな。サビの伸びの中に美しさと懐かしさが見え隠れするような曲。
この曲って音源出てないですよね? お待ちしておりますね。
MoonZ
去年の5周年ライブで初めて聞いて好き!! ってなった曲。これも聞くの1年ぶりだと思う。
すごく伸びやかさを感じる、表情豊かな曲。終盤はストリングスがよい働きしてます。
迷QRamb
これも音源でよく聴いてて好きな曲なんだけどあまりライブで回収できないので期待してた曲の一つ。
伴奏はアゲアゲだけど、歌はまっすぐで、それでいて少し不安げなニュアンスもあると思っていて、そこのバランスが好き。
「この道の先には愛があると信じて」っていう力強い言い方をしてるんだけど、聴き方によってはむしろ不安を押さえ込むような言い方にも聞こえるんだよね。
ところでRambって何ですか誰か教えてください。
Twinklers
本日12曲目にして初めて可愛いというか治安の良い曲。MC聞く限り割と初期からの曲なのかな? 今まであんまり意識したことなかったけどめちゃ良い曲~ってなった。
ただ可愛いだけじゃなくておしゃれなポップミュージックに仕上げてきてるところが良い。サビのメロディめっちゃよいのに、2番サビに入らず楽器パート入っちゃうとことか最高におしゃれ。
ソラアオイデ
私の中でQUEENSの見方が変わったというか、幅広さを感じた曲の一つ。
何か憑依してるんじゃないか、と思うくらいの迫真のパフォーマンスと前に進む強い意志を全力ストレートで叩きつけてくる曲。
死ぬために生きてんじゃない 飛べるさこの空を
のフレーズがあまりに印象的。
アイロニーダンス
ソラアオイデの少ししんみりした空気から、清涼感のあるバンドサウンドにシフトチェンジ。
歌詞は必ずしも前向きな言葉ばかりが並んでるわけじゃないのだけど、停滞感、無力感、そんな長いトンネルを、それでも前に、輝く星だけを目印に歩いていこう、そんなメッセージ性を感じる曲。
「クライマックスを迎える前はいつだって良い日と決まっている」「明日はくるよ必ず」の語りのところで息を飲んでしまう。
アイロニーってなんだろうね。
未来が明るいことばかりじゃないということを知りつつ、輝かしい未来を信じて今を踊っている私。矛盾してると笑われてもいい、他人に滑稽と言われたとしても私は踊り続ける。
みたいな解釈を個人的にはしてる。
eccentric
ラップかっけーって聞き惚れてたらいきなりのシンガロングで置いてかれるやつ。遅れたけどちゃんと叫んだよ。
構成がシンプルな分、フロウと歌の技術が光る曲で、QUEENSの強みめっちゃ出てるなと思ってます。
Bravely song
かっこいいQUEENSめっちゃ好きです。
イントロからかっこよい。主人公っぽい歌詞もアニソンぽい疾走感も◎。ギターソロかっこいいよ。
ラスサビでガンって入った段階で最高潮だし、そこからさらに転調で一段階上げてくるの強すぎるよね。
QUEENSさん、いつかこの曲生バンドで聞きたいです!
WAVE
冠波心掴の名古屋で初めて聞いて以来のWAVE。
名古屋でなんかコーレスの指示あったな覚えてないなーって思ってたら周りの人が完璧に「フワフワ」入れてくれたので2回目から入れました。
これ、一つの曲に3種類の曲調を詰め込みました! みたいなのがウリの曲で、人ごとにどこのパートが好き! みたいになると思うんですけど、困ったことに3つのパート全部好きなんですよね。WAVE箱推しです(?)
終盤で、家出してたギターが帰ってきて全員集合みたいな展開になるのも好き。
Way you hope
推し曲です。曲調が好き。歌詞が好き。メッセージ性が好き。ダンスが好き。
あとサビで動いたり飛んだり跳ねたりしてるオタク達がみんな楽しそうなのも好きポイント。対バンもいいけど、ワンマンだとみんな綺麗に揃って動くから動きやすくていいですね!!
で、歌詞なんですけど
Our life should be more crazy
が天才すぎるんですよね。お前ら「幸せ」の型にはまろうとしてないか? ほんとはもっとできんだろ?? という力強いメッセージというか、QUEENSの哲学を感じます。
should beっていうのがポイントですよね。これ、「もっとクレイジーな人生にしたい」みたいな生やさしい表現じゃなくて、「私たちの人生、もっとクレイジーじゃないとおかしいよね!」くらいの勢いできてるんですよ。こんなこと言われたら、そりゃあみんなサビで踊り狂わざるを得ないですよね。
しかも、何がやばいって、普通はOur「私たちの」の後なので当然複数形のlivesになるはずなんですが、単数形なんすよねここ。やばくないですか?? 私たちでひとつの「life」を生きていこうって言ってるんですよやばいっすね。
ボーイミーツガール
やっっっっばこれよ。
それしかいうことないレベルでこれ。最高すぎ。
いうて頭の中身全部吹っ飛ばして楽しんでたので楽しかった以外の記憶がありません(おい)。
ANNIVERSARY
QUEENS曲で個人的に一番ぶちアガる曲(聞いてる頻度が高いっていうのもあるけど)。この曲で飛び跳ねるのはもはや義務。
サビが盛り上がって好きとかBMGとNESの振りが入ってて好きとかはあまりにも当然として、2番のサビからノンストップでCメロ入って、転調いれて、サビのリフレインっぽいフレーズからラスサビまで、怒濤のようにテンション上げまくる構成が天才。ていうかこれ転調2回入ってない?? まじ???
歌詞の考察はしないのかって? 踊ってて楽しけりゃいいのよ。
アンコール① ストレリチア
ストレリチアとNESきてないなーと思ってたらやっぱり来た! って感じ。
ところで「ストレリチア」ってなんだろうって思ってググってみたら花の名前らしいですね。花言葉は「輝かしい未来」。前向きな歌詞や曲調とすごくマッチしていて腑に落ちました。
あとwe must be OKのとこの振り付けが好き……でもシンプルそうで意外とまねするのが難しい……練習します。
あと個人的には、後ろでツーステ踏んでた人たちが楽しそうでにっこりしてました。
アンコール② Never Ending Song
締めはこの曲。曲として純粋に良いのだけど、人によっても聞き方が違う曲なのかな、とも思ったり。
何かを失って何か手に入れる そうなるようにできてんだ
っていう歌詞、最初は「何かを手に入れるなら何かを手放さないといけないんだよ」ってちょっと厳しい言う意味で受け取っていたのだけど、今は「今は失って寂しいかもしれないけど、悲しさを乗り越えて前に進むことが、新しい自分に出会うことに繋がるよ」っていう、どっちかというと前向きな意味で受け取ってます。
どんな人だって生きている限り、「別れ」を経験したことが無い人っていないと思います。NESは聞く人が思わずそれぞれの「別れ」を投影してしまうような曲で、言い換えればその分の余白がしっかりとられた曲なのかもしれません。
ストレリチアもそうなんですけど、「明日」に向けた優しいエールが根底にある気がします。
おわりに
当初はライブの感想を簡単に書いていくつもりだったんですけど、途中からライブ関係なく楽曲自体を語りたくなってきてしまってがっつり語ってしまいました……
QUEENSって対バンやフェスで見るとorzやBMGみたいなテンポ高めテンションアゲアゲ最大火力みたいな曲が印象に残りやすいんですけど、それだけでなくて、すごく幅のある表現ができるグループなんだなと改めて認識しました。
ただ、ライブ振り返ってみて気づいたんですけど、QUEENSのライブ楽し過ぎて頭が真っ白になるから、振り返ろうとしても記憶が残ってないんですよね。だいたい「楽しかった」の記憶しかなくて、「お前ほんとにライブ行ってたんか?」ってなってます。特にBMG以降。
でも6周年ライブ、最っ高に楽しかったです。5周年ライブは悪い友人に誘われて、曲もはっきり分かるのは数曲くらいだったし、メンバーの顔と名前に至っては1人も分からない状態で行ってて、それでも十分楽しかったんだけど、一年間で少しずつ曲も覚えて、好きな曲とかもできた上でいくとやっぱ楽しいなぁと。
今年はZepp Shinjukuでのワンマンも予定されているとのことで、あんなに楽しいライブをZeppでやったらどうなっちゃうの?? みたいな感じなので、今から楽しみです。
最後になりましたが、HIKARUちゃん早く良くなりますように。
(追記)EMIRYちゃんもNANAMIちゃんもMAHOちゃんもみんな元気になってーーー!!!!
※ この記事を書いている人について
普段はアニソン歌手(LiSAとかReoNaとかナナヲアカリとか)やVTuber界隈のライブによく出入りしている一般オタクですが、曲が強くて歌がうまい歌手とアイドルは大体好きです。
一番よくいく現場はVRアイドル「えのぐ」です。えのぐ知らない人よっては、最近の曲だとヴァーチャルバーサーカーとかいうバカ強曲があって、一度聞いたらマジでひっくり返るんで皆さん聞いてください。
QUEENSのことはYouTubeのランダム再生で流れてきた曲で知りました。悪い友人に5周年ライブに連れて行かれ初参戦、それ以来頻度低めながらちょこちょこライブにお邪魔してる人間です。