我々は誰と働いているのだろう〜リアルとリモートの違い〜
前回予告した通り、リアルとリモートの違いについて、考察を書いてみたいと思います。
結論としては、
”受動的(=意識せずに)に得られる情報量の違い”
だと思っています。
当たり前な結論になっていますが、
リモートワークでは、不必要な情報は得にくい状況でもあり、
必要な情報は能動的に取りに行くという、とても分かりやすい状況ということです。
さて、リモートワークの環境では、どのように仕事をこなしておりますでしょうか
私の場合、通常のコミュニケーションは、TeamsチャットとTeamsテレビ会議でした。ただし、Teamsテレビ会議のやり方としては、会議資料の画面共有を中心に、顔出しは行わずに実施していました。
情報連絡、簡単な相談・質問レベルであればチャットで、
込み入った話は、テレビ会議で資料やメモ、モック画面を確認しながら相談をしていました
ちなみに、私がPM/PLをやっていたPJは、昔ながらのウォーターフォールプロセスで進めていました
前置きが長くなってしまいましたが、
”誰と働いているのだろう”については、
リモート上だと、”チャット上の文字情報”と”会議での会話の中の情報”だけを扱うため、その”情報だけ”と働いていたんだと思います。
ここまでだと、あまりリアルと変わらないですが、
リアルだと雰囲気という曖昧な情報が入ってくる分、情報の正確性が失われますが、文字ベースのチャットと、最低限の会話になることにより、見える範囲だけの情報で、判断を行うことができます。
特に、要件定義のような、曖昧なものを定義するフェーズにおいては、
”わかったつもりになる”ということが、後々の問題になることが多いので、
正確に必要な情報を扱うという意味では、リモートでやって良かったのかなと思っています。
さて、ここまで記載した内容だけでは、リモートをうまく活用する術が明記されていないため、次回はリモートをうまくやるために実践したポイントを記載したいと思います。