小児喘息と引き寄せの法則
人がいつも無意識にやっている呼吸
普段意識することはないですが、それはかなり有り難いことなんです。
私は小児喘息でした。
この病気は、発症するととても辛いです。
普通に呼吸ができなくなります。
苦しくて『死んだほうがマシ』だとさえ思えてきます。
夜はなかなか眠れません。
普通に呼吸ができて、活動ができるっていうのは幸せなことなんです。
喘息という病気をとおして実感できました。
良かったことは愛を感じれること
人間にとって大切な呼吸が辛くなるなんて、嫌な病気ですが
でも、この病気になると、一つだけ良いことがあります。
それは、母親が優しく接してくれることです。
私は子供のころ、母親から可愛がれずにいたために、いつも寂しい思いをしていました。
両親ともに放任主義でしたが、やはり母親の愛情は特別です。
それが満たされないので、抱っこしたり甘えてみたいという思いを抑えていました。
でも喘息の発作が起きたとき、母親が私を構ってくれるようになります。
それが唯一の嬉しかったことです。
病気は悪いことばかりではありませんでした。
無意識に引き寄せの法則を使っていた
子供の頃は、今ではだいぶ失ってしまった素直さがありました。
これは誰しも同じだと思いますか、素直さは願望実現には重要です。
知らず知らずのうちに、引き寄せの法則を使っていたのかもしれません。
いつも寂しい思いをして満たされない毎日でしたが、自分が病気になれば母が優しくしてくれます。
喘息は苦しくて仕方ないですけど、母親におんぶして病院に連れていってくれたりなど、触れ合うことができました。
今思うと、私は病気になることで、願望を実現していたのです。
母親の愛情が欲しいために、喘息になることで願望を実現していたのと言えます。
小児喘息という名前のとおり、子供のころにだけ発症して、大きくなるにつれて自然に治る病気だとは言われていますが
私はこの病気は自分の寂しさが引き寄せたものだと、内面との対話でよく分かりました。
今は松田豊さんをメンターとして、ビジネスと引き寄せの法則について学んでいます。
引き寄せの法則が効果ないという方へ
私は大人になるまでに、すっかりこの病気は治ってしまいました。
苦しかったけど、私の寂しい心を守ってくれたことには感謝です。
そして、今こうして普通に呼吸ができることも、有り難いことだと分かります。
引き寄せの法則は、望んでいる結果を実現させるためには、
一見悪いことに思えることを引き起こしたりもします。
もしあなたが今、引き起せの法則を実践していたとして
元より余計に事態が悪化したと感じることもあると思います。
引き寄せの法則なんて嘘だ、全然効果ないと止めてしまう人も多いです。
でも、そんな一見すると後退したように思える出来事であっても
ただの通過点であって、自分には必要な出来事だと受け入れることで、執着せずに信じることができます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。