川の珍味雷魚を食べる
スッポンが食べたい‼️
そう思って釣りに行きました。
天気は晴れ。地合いも逃さないくらいのいい時間。
小魚もたくさん跳ねている。餌も2種類。
今年初スッポン釣りだ‼️準備万端‼️後は釣れるだけ、、、
釣れませんでした。
日を改めて2度めのスッポン釣りに向かいました。今回の場所は過去に1.8キロのスッポンを釣った実績のあるポイントです。
スッポンが食べたい。。。そう思って竿先をじっと見ていました。
すると、竿先にわずかな当たりが、、、そのまま走りました。内心スッポンか?スッポンか?スッポンポンか?と心躍らせましたが、泳ぐ速度が速くジャンプしました。
なんだ、ナマズか、、、と思ったけど重たいなー、もしかして?と思ったら、
60センチ弱の雷魚でした‼️雷魚食いたかったたんだよ‼️
雷魚(カムルチー)は食用の為日本に移植された外来魚です。食用の為です。食用ですなら食べるしかないですね。
ちなみにこの雷魚は、巷ではうなぎに近い味だとか鶏肉に近いとか聞いていたのですが、食べて見ないことにはわからないので食べます。色々試してみます。
やったー、何して食べようかなーなんて思ってるとまた竿が大きくしなっています。
上げてみると。。。
これまた雷魚‼️サイズは先ほどと同じくらいです。
一匹いるしどうしようと思ったけど美味しかったら後悔しそう。。。よし、持って帰ろう‼️
スッポンを狙ってたので、この後も少し粘ってみたんですが何も当たらずこの日の釣りはお終いです。
帰り支度をしている合間に雷魚を血抜きします。
めっちゃ血が出てる。。。これが魚を美味しく食べる為の大事な儀式です。血抜きすれば臭みが減ると言われますがし血抜きすることによって身質が全然変わってくる気がします。血抜きした方が鮮度が長持ちするように思えます。
雷魚を二匹手入れた私はルンルン気分で家路につきました。
〜翌日〜
早速起きて、雷魚を捌いていきます。
まず鱗と内臓を落とします。
はい、まな板の上の雷魚です。
次は三枚に下ろしていきます。
骨の入り方が特殊で初見殺しかと思いましたがなんとか下ろすことに成功しました。
三枚に下ろした身を皮を引いていきます。
ザ、白身オブ白身❗️
ここまでくれば誰も雷魚だなんてわかりませんね。
みよ、きめ細かな繊細な身を。これは期待が持てます‼️
あとは切り分けて下準備完成。
切り分けて気づいたんですが身に脂が乗って光ってたんです。
ではもうこのまま酢味噌でいっちゃう?大陸の方じゃ洗いにするそうだし、、、顎口虫、、、
(顎口虫 川魚が中間宿主となり寄生し、人が食べると胃を食い破り体中に周り最終的には脳や他の内臓に到達し、最悪の場合死んじゃいます。ただ加熱すれば当たり前ですが問題無いです。今回は火を通した料理にするし、使用した調理器具は全て熱消毒を施しました。)
うん、寄生虫怖い。死因が雷魚の刺身は末代までの恥。
ということで一品目はフライにして見ました。
恐る恐る、食べてみると
うまーーーい‼️
サクサクの衣の下に魚とは思えないほどのパツンとした歯触りがありました。揚げたては貝類のフライに似た食感でアジは鶏肉と魚の間が近い感じがするが食べれば食べるほどわからなくなってきました。うーん、
結論、雷魚=雷魚の味‼️
気になる人は自分で食べてみてください❗️
雷魚めちゃくちゃ美味いです。まじで美味いです。海も含めた魚の中でもこれは美味い部類に入ります‼️
なんで今まで食べなかったんだろうと思うほどの衝撃でした。
流石に食用目的の外来魚なだけはあります。
続いて雷魚汁
豪快に雷魚の頭盛り付けました。インパクトがありますね。
シンプルに醤油と酒で仕立ててみました。
雷魚汁ですが脂と出汁がでて臭みもなく驚くほど深い味わいでした。絶品です。
お次は雷魚のタレ焼き
素朴な雷魚の味にうなぎのタレをかけてみました。
こちらも全く臭みもなく食べやすいです。身に甘みを感じます。
ただ、雷魚はフライや汁物の方が美味しく食べやすいかと思いました。
フライを見て思いつき作って見ました。
スネークヘッドサンドです。うますぎて飛ぶぞ!
売ってあったら買うレベル‼️
雷魚とにかく美味でした。
家族3人で雷魚を堪能しました。親もバクバク食べてました。
雷魚は揚げ物で消費するのがよかったです。
しかし、身近な川にこんな美味しい魚がいたことに驚きました。
これからは雷魚も積極的に食べていきたいと思います。
雷魚また釣れないかな。
以上でした。
次は、あいつの肝臓が食べたいな、、、??? 〜完〜
〜おまけ〜
雷魚の口の中です。鋭い歯がいくつもあるのが見えます。噛まれたら危険です。釣れた際は必ずプライヤー等を使用する様にして下さい。