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「あの先生、叱りすぎじゃない?」…でも、自分もやってない?
自分の子が、先生や他の親に怒られているのを見たとき、なんだかモヤモヤしたり、腹が立ったりしたことはない?
「そんな言い方しなくても…」「この子のこと、ちゃんとわかってるの?」って、つい思ってしまう。
実は、これって保育士も同じ。
自分のクラスの子が、ほかの先生に叱られているのを見たら、なんだか胸がザワつく。
「この子なりに頑張ってるのに…」「担任じゃないのに、そんな厳しく言わなくても」って、つい思ってしまう。
親がわが子を守りたい気持ちと同じで、保育士も自分のクラスの子どもたちに対して、そういう思いを抱えているんだよね。
でも、そんなふうに思っている保育士も、ふと気づけば他のクラスの子を叱っていたりする。
「あの先生、厳しすぎる…」って思いながら、自分も他のクラスの子にはつい厳しくなってしまったり。
そして、そんな小さなズレが積み重なって、気づけば保育士同士の関係までギクシャクしてしまう。
結局、保育士によって価値観も、叱る基準も、タイミングも違う。
だからこそ、一度冷静になって「この子は何で叱られているんだろう?」と受け止めてみることも大切。
同時に、自分が叱るときも「この伝え方でいい?」「今、本当に叱るべき?」と考えてみる。
それに、叱るだけじゃなくて、他のクラスの子のいいところも見つけて、ちゃんと褒めてあげたい。
だって、自分の子がほめられたら、素直に嬉しいよね?
それと同じで、ほかのクラスの子を認めてあげたら、その担任の先生だって悪い気はしないはず。
子どもは、みんなで育てるもの。
叱る前に、一度立ち止まって、気づくこと。
お互いの立場を思いやること。
そうすれば、子どもも、保育士同士も、もっといい関係が築けるんじゃないかな。