ミニチュア風写真のはじまりハジマリ
ミニチュア風写真を始めたきっかけって何だろうと考えたら僕のカメラの歴史を振り返りながら辿っていった方が分かりやすいと思うのでミニチュア風写真家のカメラ史を世界史風に紹介していきます。
カメラ原始
2000年代前半・・・ニコンのフィルムカメラから始まり50mmF1.4のレンズ一本でカメラのボケ担当になる。絞り優先で絞りは解放で露出は+1にするだけです。ISOとシャッタースピードはほぼオートでただただ被写体に近づいてクリーミーなボケを楽しむだけの写真。この方法が身についてカメラの知識はほぼゼロ。
カメラ古代
2000年代後半・・・2006年に発売された本城直季氏の写真集を見て衝撃を受ける。ミニチュアそれとも本物?何度見てもミニチュアにしか見えなくて多分本に穴が開くぐらい見た。ボケ担当の僕としてはこんな写真を撮ってみたいと淡い夢を抱く。大判カメラで蛇腹を煽って撮るとか無理だと落胆する。そしてiPhoneが日本で発売され飛びつきカメラ離れが始まる。
カメラ中世
2010年代前半・・・2010年iOSアプリのTiltShift Generatorが登場し撮った写真をミニチュア風に加工することにはまる。その後Instagramが登場し同様のチルトシフトエフェクト機能が追加されるがボケ具合が嫌いでTiltShift Generatorを使い続ける。
TiltShift Generatorを使ったミニチュア風写真今見てもいい感じに加工してる。タイムマシンでその頃の僕に会って「いいね!」と伝えたい。
この頃に動画が一眼レフで撮れるということでニコンからソニーに乗り換えるがなぜかズームレンズを購入してしまいボケ担当終了でほとんど撮らなくなりカメラ暗黒時代になる。
カメラ近代
2010年代後半・・・一眼からミラーレスに移行する時代に入りα6300とシグマ30mmF1.4を手に入れて再びボケ担当を取り戻しカメラ暗黒時代が終わる。一眼のレンズをミラーレス用に変換するアダプタが発売され始める。チルトアダプタなるものを見つけ意を決しシグマ18-35mmF1.8と一緒に購入。この組み合わせが大当たりでミニチュア風写真を撮り始める。
そしてカメラ現代
2020年以降・・・アダプタいらずの安価なレンズが発売され衝撃が再び走る。誰も簡単にミニチュア風写真を撮れる時代となった。
ミニチュア風写真家のカメラ史いかがだったでしょうか?長かったようで意外と短いカメラ史でしたがiPhoneとかミラーレスの登場でミニチュア風写真がプロでなくても楽しく撮れる時代になりました。アプリのチルトシフトに加工するエフェクトでもいいので手始めにミニチュア風にして楽しんでみてはいかがでしょうか。