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子どもさんの気質と得手不得手



子どもさんの気質をご存知ですか?

以前からの知り合いが「陰陽六行の鑑定を始めた」と聞いたので、興味津々でその統計学も関連するという陰陽六行とやらで診てもらいました。


わたしには2人子どもがいるのですが、2人とも、「すごいじゃん!」「頑張ったねー!」なんていう言葉に喜んで笑顔になる傾向があります。

下の息子は、叱られることにものすごく臆病で、誰か他の人が叱られているのを見たら、絶対にその叱られたことを自分ではやらない、そんな習性がありました。あまりにもそれが強い意志なので、他人と自分の境界線を分かっていないのかな、ちょっと臆病すぎやしないかな・・・と気にはなっていました。10代になってからも、彼の行動に対して「今のはママ好きじゃないな」なんて言うと、ものすごく落ち込んでしまったり。。。

それは単なる性格だと思っていました。褒めたら頑張れちゃう、なんていうのも、子どもならよくあることだと…。

でも!その陰陽六行なるものの結果を見たら、息子の表の気質(その人の70%を占める気質)が褒められて喜ぶ性質で、裏の気質(残りの30%を占めるもの)が叱られることが大の苦手、というものでした。

娘の方も、表(7割を占める)が褒められて喜ぶ性質、裏は「財」という言葉で表され、金運・人運などが良いとか・・・。確かに高校生の頃からとても条件の良いアルバイトをさせてもらったり、大学生になった今も、わたしの知らぬ間にこれまた好条件のインターンの仕事を得ています。



小さい頃から、わたしは娘が何かをするごとに、良いところを見つけ、それを言葉にするよう心がけてきました。

昔、息子がやっとペンを握って紙に線などを描けるようになった頃、

娘「何か描いたら、ママに見せるんだよ。そうしたら、上手だね、とか、ちゃんとできたね、って言ってくれるから。」

と、弟(息子)に言っているのを聞いたことがあります。
娘なりに、ママ(わたし)の言葉が嬉しかったのかなーと記憶しています。

2人で毎日のようにペンと紙を持って、いろいろ文字を書いたり、絵を描いたりして遊んでいました。


そして、娘が中学生になった頃、突然、

「わたし、もう絵は描かない」

と言い出しました。え?なんで?

「わたし、絵が描けると思ってたけど、実は描けないってことに気がついたの。」

と言い出したのです。えー、ちゃんと人の絵に見えるよ、と言っても(もう少し良い言い方があったかも?笑)、もう決意は堅かったようです。

「違うの、違うの。みんな絵が上手なの!」

その年頃になると、絵が好きなお友達は、アニメの絵を真似して上手に描いたり、そのお子さんが持つ独特な世界観を絵で巧みに表現できるようになってきます。

そんな友達を見て、わたしは全然違う・・・と、愕然としたのでしょう。同じ絵を描くにしても、「ただ描ける」と、「表現として描く」の違いを感じたのかもしれません。

褒められて、その気になる。

でも、自分の得意、不得意に気がつく。

そして、自分の本当に好きなことに気がついていく・・・。


そうやって人は成長していくのでしょうか。


子どもさんの気質、性質、性格に合わせた育て方をしたら、親子ともども、お互い楽に成長できそうですね。


たまには違う角度から親子の関係を見てみる(みてもらう)のも、面白いな、と思いました。


ここまで読んでくださりありがとうございました。

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