個別試験中止か?
大学の一般入試の皮切りとなる大学入学共通テストまで1カ月もなくなりました。
1月の大学入学共通テストの後の各大学の個別試験が行われますが新型コロナウイルスの感染拡大がさらに悪化したら中止、延期という話しもありうるという。
30年続いた大学入試センター試験から切り替わる共通テストの試験会場は、センター試験と同じく都道府県ごとに用意されます。このため受験生の移動距離は短く、感染リスクは比較的低いとみられており、大学入学共通テストは予定通りの見通しが強い。
しかし、今春では、全国に先駆けて感染が広がった北海道では、北海道大をはじめ各国立大が3月の個別試験の後期日程を取りやめ、大学入試センター試験の成績のみで合否を判断した。
このように問題は、その後に予定されている大学別の個別試験は、全国の学生が大学にて試験を行う。最近は分散して試験が行われる場合も多いが県をまたいでの受験をしなければいけない受験生は多い。その場合は宿泊を伴う場合もあり、一泊ではなく連泊などもありうる。コロナ禍において、高校生の受験旅は危険性が高い。ましてや受験旅は知らない土地に行き土地勘もなにもないところに行くのだから、コロナにかかる不安、受験の不安と2倍の心労がかかるであろう。
すでに一部の大学では個別試験の取りやめを決定している大学もある。共通テストのみの成績で合否を決定となっています。このように、急遽個別試験の取りやめを行う大学もある可能性も大で、共通テストが本番。これで合否が決定される場合もあり。今年度の大学受験はもうラストに来ているのかもしれません。