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確かに恋するバルセロナ旅行記1日目 ゴシック地区

金曜午後半休を取って、LCCのプエリング航空に飛び乗り、バルセロナに着いた。

気温20度越え。ドイツもその日は暑かったが、バルセロナは海沿いで湿気もあって、非常に暑い。

ターミナル2から空港バスに乗り、40分ほどでカタルーニャ広場に着いた。

人が多い。しかもなんとなく皆オシャレ。

ドイツでよく見かける、角刈り、ブルゾン、伸びたデニムの、性別超えたおばさんが少ない。(ドイツも若い子は可愛いしオシャレです)

カタルーニャ広場からゴシック地区まで歩く。

バルセロナの旧市街であるゴシック地区は、狭い路地が多く、昼でも暗い通りもある。

観光客も多いエリアなので、スリに気をつけてという事前情報だったが、そこまで変な人はいなかった。

路地には洒落たアンティークショップや革小物屋さん、セレクトショップも多く、買い物欲をくすぐられる。

知人との待ち合わせ時間が迫っていたので、足早に通り過ぎてしまったことが悔やまれる。

サンフェリペネリ教会の前でパレードやイベントが行われていたので道が封鎖されていて、かなり待たされたが、知人と無事合流。

知人が泊まるホテルがツインで、ベッドが一つあまっているのでお邪魔させてもらうことになっていた。

しかし、急遽ホテルのマネージャーが「支払いは一部屋ではなくひとりの値段」とチェッイン時と違うことを言い出して一悶着。知人も私も、散々抗議したがピンクの長い爪をしたマネージャーに受け入れられず。

追加費用をきくとたった20ユーロだったが、それに対して知人は更に激怒。知人が予約した時は一泊50ユーロだったらしい。

なぜに倍?

むしろ50払うと思ってたから抗議していたが、バカらしくなり、すんなり支払いをした。

英語と慣れないスペイン語での抗議で二人とも疲れ果て、すぐに夕飯を食べに出た。

ラランブラ通りは、何もせずに立ってる若い男の人や、客引きも多く、街もダウンタウンの感じがする。

旧市街なのにギラギラして、ロックでパンクな感じ。確かにあまり治安が良くなさそうだが、個人的には許容範囲。

近くのイカスミのパエリアが有名なレストランに入った。

19時半すぎで早めの時間だったから、すぐ席に通された。スペインの一般的なディナータイムは20-21時くらいから。19時あたりにご飯を食べているのはほぼ観光客になる。

cavaで乾杯して、イタリアのブッラータチーズのサラダとイカスミのパエリアを注文した。

ブッラータチーズはフレッシュチーズの一種で、モッツァレラチーズの袋を破くとトロトロと生クリームと緩いモッツァレラが溢れおちる。

(パンの下にある丸いのがブッラータチーズ)

ドイツに来てからその存在を知ったが、今や大好物。あると必ず頼んでしまう。

開封後24時間以内が賞味期限なので、本当にフレッシュな状態がキープされている分、産地が近くないと食べられない。

久しぶりに会う知人との会話も弾み、スイスイグラスが空く。

そして遂に、イカスミのパエリアが登場。いい匂いが漂う。

本来なら白ワインがいいかもしれないが、一口食べて、このイカスミの味のパンチ、風味の豊かさに普通の白ワインでは敵わないと判断してリオハの赤ワインをチョイス。

テンプラリーニョ種のぶどうで作られた深い赤が際立つリオハは、本当にどれを飲んでも美味しい。

ワインの渋さや酸っぱさが苦手な私でもスイスイ飲めるワインの一つ。

イカスミの強い風味に負けず、あっという間にボトルが空になった。

付いてきたマヨネーズが本当にいい仕事をする。

デザートにマンゴー、マンゴーアンドモアマンゴー(マンゴーソルベとマンゴーピューレのデザート)を知人とシェアした。

ここまでで相当お腹がきついが、最後のマンゴーにかかっていたライムのフレークが口の中をさっぱりさせてくれた。

一軒目出てもまだ21時すぎ。ビールが飲みたくなってさらに近所のバーに飛び込む。

私はバルセロナの地ビール、知人はスモークしたローズマリー入りのウイスキーカクテル。

いい感じに酔いが回り、バーにいたDJの選曲もよく、バルセロナ一日目の夜を楽しんだ。

結局1時くらいにホテルに戻り、二人ともぱたっと倒れるように寝た。

一日目終わり。


本日のレストランのいいところや注意事項などまとめました。興味があれば見てみてください。

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