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外見至上主義

ルッキズムですね。
最近はルッキズムに囚われない生き方。多様性。ありのままの自分を受け入れる。このような風潮や動きも多く見られると思う。

でも、実際ルッキズムの呪いはまだまだ根強いと感じる。

ブスなアイドルや女子アナはいない。
デブでブスなCAはいない。
K-POPアイドルはみんな整形してる。
インフルエンサーだって鬼のように加工してる。

SNSのメイク垢やダイエット垢で少しでも歯並び乱れてると(私からしたら全然マシレベルでも)
コメント欄は
「メイクの前にガチャ歯治せ」
「矯正しろ」
「ダイエットの前に歯は気にならないんですか?」
って誹謗中傷が並ぶ。

可愛くない人がファッションコーデあげてると
コーデがよくても顔が悪い
って誹謗中傷が並ぶ。

ダイエット垢で痩せトレしてても
体痩せても頭がデカいからキモい
と誹謗中傷が並ぶ

どんなにきれいごとを言ったところでみんな外見には厳しい。
ブスとデブには人権ないレベル。

私の中でルッキズムに囚われない生き方を先駆けてくれたのは渡辺直美さんだと思ってる。
きっと誹謗中傷はあったんだと思うけど、外見なんか気にならないくらいの明るさ・HAPPYな雰囲気・優しさ・強さ・美しさ・自信
とにかく人として惹き込まれる凄いものがあるよね。

容姿端麗が求められる世界で上を目指してる人もいれば、鬼加工を施しているインスタもあれば、今どきぽっちゃり垢もあるし、美人とかブスとか関係なく、自分のやりたいメイクを発信してる人もいるし、コンプレックスも個性のひとつだと受け入れている人もいる。

私はどちらも間違っていないと思う。
自分の好きな道でいいと思う。

どこにでもいる30代子持ち主婦の私はというと。ありのままを受け入れてルッキズムに囚われない生き方をしたいという「希望」はある。

でも実際…。
これほどまでに歯列に悩まされ、人の視線が怖いと感じるまでに思い詰めて。
その原因の歯並びの悪さを個性として受け入れるのは不可能でした。
私の場合この歯列を受け入れるということは諦めるということ。
この後の人生を捨てるといっても過言ではない。

ルッキズムに囚われるなんて時代遅れかもしれないけど、容姿にものすごくコンプレックスを抱いている人からしたらどうなんだろう。

容姿のせいでいじめられたり。
容姿を揶揄するあだ名をつけられたり。
体の機能的にすごく不便を強いられていたり。

それを笑いに変えれたり本気で個性と思って明るく受け入れることができるならいいけど、容姿のせいで辛い思いをしてきた人に「ありのままの自分を受け入れて愛して生きていけ」というのは酷だったりする。

悩み続けた結果整形、外科手術、歯列矯正で外見に手を加えて明るく前向きに生こうとしてるなら、それはとても素敵なことだとさえ思う。

整形垢を見てると「せめてマイナスを0にしたい」ってゆう気持ちで整形してる人は結構いる。整形する人みんながみんな、流行りの顔にしたいから♡あのアイドルのようになりたいから♡なんて単純なものではない。今整形で成功してる人は幼少期から外見のせいでつらい思いをしてきた人の方が多い印象。

容姿に囚われず自分をまるっと受け入れて生きている人も
前向きに生きたいと自分の容姿を諦めない人も
上を目指してストイックに自分の容姿をアップデートする人も

結論、私はどれも素敵だと思う。
それぞれに強い信念を感じるから。

とはいえ容姿で悩んでる人に「整形しちゃえば?」なんてこと軽々しくは思いません。
実際、私の矯正治療がもし歯肉形成の外科手術を伴う症例だったら諦めざるをえなかったと思う。

今リアルタイムでは矯正治療始まってるけど、運や環境や家族の理解で治療に着手できたことは本当にありがたい。

そしてこの段階に至るまでに模索し続けて行動にうつした自分。贅沢だとか歳のくせにと思う人もいるかもしれないけど、諦めず、人生賭けて生まれ変わりたいと決断できたことはよかったと思う!

「どうせ私なんか」「今更私なんか」「やっても意味ないから」

こういう気持ちを理由に諦めたら
自分を好きになれることは一生ないと思った。
ルッキズムに囚われない生き方をするには
他人に美人だね可愛いねと称賛されることではなくて
自分が自分を好きになることが第一歩。
自分に嫌われるような自分にはならない。
自分に嫌われるような生き方をしない。

そういう生き方を選択するうちに
きっと内面から自信がついてくる。
自分が自分を好きでいれるなら
もはや他人からの言葉なんて気にもならない。

その結果ルッキズムに囚われることなく
自信を持って自分の"好き"に対して
ブレなく真っ直ぐ突き進んでいける
自己肯定感と強さが生まれるものだとおもう😊

これが私なりの結論でした🫡





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