自分的特別シリーズ企画(14回)「婚活(人が言う絶対は、絶対ではない?)」
婚活(人が言う絶対は、絶対ではない?)
「お前なんかに結婚なんて絶対に無理」
街コン参加し始めて数ヶ月たった時、会社の同僚に言われた言葉だった。その言葉を聞いて腹たったが認める部分も確かにあるから何も言えなかった。
人によりもしかしたら、(結婚して見返してやろう!)って思うかもしれないが、僕はそれもなく、そもそも婚活っていうより自分磨きの方に重点をおいていたからだ。
でも3年後、いろんな人の協力や思考錯誤繰り返した結果、その言葉をひっくり返して結婚することができた。いやそれ以上の大事な事もおそわった。
僕はお世辞にもイケメンでもないし、服のセンスすら全くない。持っている服の中で一番好きな服を寄せ集めたらそれなりになるのではないか?と思いしてみると全身真っ黒だった。人と接するのは嫌ではないが、会話力もそれ程なく続かない事もしばしばで接客業では何度か困った。
それを見るにみかねた上司が「街コンに参加したら?」と一言で自分を見つめ直す・良くする。いい機会ではないかと思い参加し始めたのがそもそものきっかけ。今思えば街コン参加から婚活に入るかもしれないが当時は街コンに参加して、自分自身をもっと磨いて良くなって、あわよくば結婚って思う程度。
2・3回街コンに参加して改善点の方が多かった。他の参加者はセンスいい服を着て、会話もどんどん盛り上げて見習う所が多かった。いきなり全て改善は流石に無理だから、服のセンスを改善しコミニュケーション力は街コンに参加し続ける事で改善をしてみる事にした。
まず、服のセンスはメンズファッション雑誌を何度か見てみたが結局何が自分に似合うのかわからないから、ネットで調べて男性専門で服のコーディネートしてくれる所見つけてそこにお願いすることにした。金額は自分の給料だとなかなか出にくい所はあったが、自分への投資だと思い貯金少し崩した。
すると、あまり着なかった服を提案してくれたり、着こなし方も教えてくれていろいろ勉強になった。半年位したら自分の服の好みまで変わっていたのは、自分自身でも驚いた。それまでは上からかぶるだけのトレーナーを主に来ていたが、私服でもシャツを取り入れたり、(パンツが暗い色だから・・・)て思うようになっていった。
一方でコミニュケーションの方は街コンには参加し続けていたが、その時は楽しく過ごす事ができても、なかなか次に会う所まで行かない。LINEゲットするもやり取りが続かないのが課題になっていた。でも同性の参加者と友達になって街コンに誘ってもらえたり、飲み会にも誘ってもらった。出会いの場は確実に増えた分、本や人に聞いた事を実践する場は充分にあると思ってた。もちろん会話力ないまま出し、コミニュケーション力もまだまだ課題は山積みなのも浮き彫りになったけど、それは改善の甲斐があると思って、調べたりセミナーに参加したりもした。
最初のコーディネートもそうだけど、セミナーも婚活向けの物が多く僕もそれに参加していくにつれて結婚願望も強くなっていった。とにかく実践あるのみと思い、次は出会いアプリも取り入れる事にした。街コンは少しの時間しか話さないからどうしても、会話が面白い人、イケメンが有利になってったから、アプリをすることでLINE続かない課題に取り組もうとした。初めこそなかなか続かず、やっと続く人が現れたと思っって会う約束して実際に会ってみるとマルチマガイ商法の勧誘だったりもしたけど、少しずつではあるがやり取りが続くようになって、それが楽しくなっていった。
そうしている内に一つ気がついた事がある。同僚にもいろいろ意見する人居たが、その殆どが独身の人で既婚者はそっと見守る感じになっている事。結婚したいなら既婚者から聞いた方が参考になるのでは?って思ったが、意見に違いないからとりあえず受け取っていた。もちろん既婚者の人も聞いたら答えてくれたり、その人のエピソードを話してくれた。それはすごい参考になった。
そうして街コンに参加し始めて一年半ぐらいが過ぎた頃、僕は伸び悩んでいた。去年より確実に良くなっているものの、ここ数ヶ月だと街コンに参加とアプリして数回会って、終わってしまったりすることが多くなったから。
それと同時に結婚相談所も初めは結婚どうしてもしたい人の最後の手段と思っていたが、色々知っていく内に最近だと一つの出会いの場に過ぎない扱いではないかと、自分の中で結婚相談所のハードルが低くなっていた。
思い切って知人の知るオススメの結婚相談所を紹介してもらい、そこにお願いしてみることにした。アプリや街コンは身軽出会い可能だけど、その代わりマルチまがい商法のリスクもおおいいから、相談所なら入会金等でそのリスクは少ないとかんがえたからだ。そこでもなかなかうまく行かなかった。最初の1・2ヶ月はお見合いなかなか決まらなくて、半年になったらお見合いに決まることはあっても次がない状態が続いた。街コン等と全く同じ状態である。でも救いは今回は担当者がいるから色々聞いて担当者の知人を紹介してしてもらい。滑舌を治すトレーニングもしたりした。
すると、少しずつではあるが次に続くようになっていた。僕は近い将来、結婚できるかもしれないと確実な手応えを感じていた。
職場の方からある日「婚活辞めたら?」って言われたのはショックだったが、僕はここまで来たらサラサラやめる気ない。少なくとも35歳まで続ける気でいたから。今思えば、いつもそうだ。落ちると言われ続けた試験に限って落ちた事ない。高校入試も担当の先生に、専門調理師も当時の同僚に、言われたが受かった。「これで、やっとスタートラインに立ったな!」本当は折れそうな心をその言葉で奮い立たせた。
すると、お見合いもこれまで以上にお見合いも決まり2回目3回目と会えるようになって、ついに僕は結婚相談所で知り合った人にプロポーズして今結婚生活をしている。それと同時に婚活していた時に疑問に思ってた意見する人が、なぜ独身者が多いいのか多分だけどわかった気がする。独身者は心のどこかでデータを欲しがって自分の時を想像し言っているだけだけど、既婚者の場合一家をこれから支え続けなければいけない責任がある。それをみんなそれぞれの形で全うしようとしているからではないかと思う。そして、今は僕も全うしないといけない。婚活はそれが本当にできるか、判断する試練だったかもしれない。婚活では結婚がゴールだけど本当のスタートは今ここからだと、実感している。
たとえ人に絶対に無理だと言われてもその人が未来の僕を見に行った訳でもないし、確かに他人から見たら途方もない事かもしれないけど、自分の努力次第でなんとでも変えられるし、やってみないとわからない。僕が結婚なんて絶対無理って言われて婚活を通して結婚だけでなく、試行錯誤し続けたら報われることとか、諦めない心とか、もっと大切な事も教わった気がした。
僕が働いていると職場が休業が言い渡されため、思いつきの特別シリーズ企画!
できるだけ1日1つ(特に平日)エッセイでも物語でもいいから上げること、もちろん短い場合も可。
全て26日中どんな事を書くのか?何回するのかお楽しみに!若干、ネタ切れ気味は否めないものの(笑)ここまで続いたら26回まで目指します。
もちろん、スキ・コメント欄にご意見・ご感想大歓迎。(良いと思ったら、過去書いたものも内容変えずに少し編集するかもしれません。)
昨日少し婚活に触れる記事を書きましたが、婚活についていつか出そうと思ってた記事があったので、今日はその記事を公開しました。