写真を撮る人で許せないこと
自分は本当に写真を撮るのが好きだ。写真を撮る人が増えて来ているのははっきり言って喜ばしいことだと思う。と言う反面、どうしても許せないようなことをする人も現実的にはいる。今日はどういう人達が同じ写真を撮る人として許せないか書いてみよう。一般常識の有る人なら自分の意見に対して賛同してくれると思う。
公共の場であり自分の私有地ではない
最近、スマホのカメラ性能が向上したこともあり写真ブームとなっていると思う。スマホから本格的なデジイチを購入して、写真撮影に参加してくる人もたくさんいる。高価なカメラを持って写真を写しているのだが、残念ながらそういう人に限ってマナーなるものがなっていない。
一例を上げれば、カメラ撮影で三脚禁止と看板に書かれているにも関わらず、どうどうと三脚を使用して写真を撮っている人がいる。当然ながら、三脚は一定以上のスペースを専有するので、見学する人のじゃまになったりすることが多いよね。
しかも、朝早い時間とかならまだしも、観光客で混み合っている時間等にやられると、一体全体頭の中の構造はどうなっているのかと思う。
これは偏見でもなく、今まで見てきた事例の統計的な数値から言っても、高齢者に多い傾向にある。ここは自分が最初に陣取ったのだから、自分の勝手にやらせてもらうというような感じですね。
通路の関係でじゃまになるから、三脚禁止としているのであるが、全く気にもしない様子。まったくもって信じられない。こういう人に限って注意すると屁理屈が多く、余計に揉める元になる。
同じような内容からすると、立入禁止の領域に勝手に入っていく。確かに、自分も絶対にやっていないかと言われれば、過去を紐解けばこの限りではない。しかしながら、写真撮影がまだマイナーな時期の話であり、今のように多くの人が休みの度に押し寄せてくるような時期ではない。
花を撮るために、柵の中にドカドカと入り込み、写真を撮っている人を見かけるが、その花壇を手入れしている人の事を考えたことが有るだろうか?花壇を管理している人がいるからこそ、その花は綺麗に咲くことができ、絵になるのです。
勝手にズカズカ入り込めば、花壇の土が踏み固められたり、今から出ようとする新芽を潰してしまうことにも成りかねない。もし、自分の家の花壇が同じことをされたらどう思うだろうか?
こちらも高齢者が多いかな。高齢になると幼児化減少が始まるので、ワガママになっていきこのような行動になってしまうのだろうか。自分も気をつけなければいけない。
周囲への配慮の欠落
そして最近の写真を撮る人に最も不足しているのが、周囲への配慮だと思う。先に書いた我が物だと思っている人もそうだが、それ以上に周りを気にしていないんだ。
多分、そういう行動を起こす人は最近写真を始めたばかりの初心者の方が多いんじゃないかな。カメラを拝見すると、まだピカピカで傷もなく使い込まれていないので、誰かから怒られるというような事もないんだろうなと感じます。
どういう時にそういうことを感じるか?
一人で撮影に来ている人は、まだ自由に行動しているので問題はないのですが、複数人で撮影に来ている人が問題。複数人で来ても、各々がバラバラで行動し撮影していれば、一人できていると変わらないのですが、集団で動き回る人達。
烏合の衆のごとく、1枚撮ってはああでもないこうでもないと会話がはずみ静寂を破るように大きな声で話をする。そして、話している間はその場所から動かないので、後ろの人が通れなかったり撮影したい人が撮影できなかったりと言う現象が発生するんだ。
本人たちは撮った写真に夢中だから、周りが困っていることすら気が付かない。そういう事を少し動いてまたやり始めるので、人の渋滞が発生したりする。
最も酷い事は、既に被写体に対しカメラを構えてさあ撮ろうとしている人の前に、平気で割り込んでくる人。
これだけは人として絶対にしてはいけない事。どうしても前を遮ることが必要な場合は、ひと声かけてから行動を起こすべきである。
また、待っている人がいたらお先にくらいひと声かけて移動すれば、待っていた人も嫌な顔せず見送ってくれるだろう。
とにかく、読んでみて分かると思いますが、何も特別なことを言っているわけではなく、一般常識的なことを言っているのです。自分がやられたからやり返す、もしそう思っている方がおられましたら今すぐやめていただきたい。
楽しいことも全く楽しくなってしまう。写真を撮るのに邪念が入ると、撮った写真も自分で見ても愚作になりかねません。
どうしても腹の虫が収まらない場合には、その場所を管理している人がいるはずですので、自分で直接相手に言うのではなく管理者に報告するのが得策だと思います。
もし、マナーを指摘されたら素直にすいませんと謝ることが一番。
写真は自分の心を写すもの。マナーを守って楽しく撮りたいものですね。
どうか写真を撮る人に届いてほしい自分の思いです。
じぇいかわさきです。生産技術者として35年、今まで培った経験とスキルを元に、ものづくりに関わる世の出来事に対して思ったことをホンネで書いてます。ノウハウやアイデアもありますよ。 また写真も全力で撮っています、気に入った写真があればサポートや感想をぜひお寄せください。