プログラミングの学習方法は大きく2つを守ること
自分も亀の歩みながら、プログラミングの学習を初めてきて気が付いたことがあります。
これは同じようにプログラミングを初めたばかりの人や、これから始めようとする方たちへ自分からのメッセージです。
自分で実践してみて分かったこと。
プログラミングの学習の要は、見ただけでは絶対に覚えない。という事。
それでは、学習方法の守るべきこと2つについて説明します。
プログラミング学習で守る2つの事
結論は、①暗記しようと思わない ②自分でコードを打ち込む
プログラムの動きを実際に体験し覚えよう
間違いだらけのプログラミング学習法
自分もそうでしたが、皆さんもプログラミングを勉強しようとした時、参考書などを購入して、まずは読んで覚えようとしていませんか?
オンライン学習等もそうですが、基本はプログラムのコマンドなどを、動作を含めて暗記するような方法で学んでいませんか。
今まで学校で勉強をしてきたと思いますが、美術などを除き、ほとんどの学習は暗記方式で勉強してきたと思います。
英語なんか特にそうで、決まった文法構成を暗記する形で覚えたと思います。
この暗記方式の勉強法のために、試験問題に対しては抜群の成果を発揮したかもしれませんが、実践において発揮した経験ってありますか?
プログラミングを学習する時、殆どの人はこれと全く同じ方法で学習をしていくので、想像するということができずに、コマンドは知ってるけど、プログラムは作れない。
そんな状況になってしまうんですね。
だから、暗記して覚えようという考え方を、まず捨てなければいけないと思います。
そして、次に暗記に関係有るんですが、参考書には沢山の事例が載っています。
いわゆるサンプルプログラムというものなんですが、これについてもほとんどの人は見ながら頭の中で、ふ〜んって感じでシミュレーションをして終わっていると思います。
この頭の中でというのが曲者なんです。
実際に自分でそのサンプルプログラムを動かしたわけではないから、もし参考書に誤記があったとしても分からずに過ごしてしまいます。
しかし、自分でコードを打ち込み、実際に動かしてみることにより、そのサンプルプログラムの動作を自ら体験することができ、正しいのか間違っているのかも自らが確認できるのです。
つまり、タイプミスしたらどのようになるのか、参考書には書いてないことが体験できるわけです。
だから、プログラミングの学習をする時に、参考書を目で追って暗記し、頭の中でシミュレーションするだけでは、覚えられなくて当たり前なんですね。
自分で実際にやっていること
実は自分もいろんなプログラミングをかじっていて、インターネットではPythonが便利だということから、Pythonも勉強始めました。
以前、IoTのプログラムを参考書から見様見真似で、書き込み動かしていましたが、それ以降何もやっていなかったので、再度勉強し直そうと思ったんです。
やはり何か、ベースになる参考書はほしいと思い、初心者向けのPython1年生という本を参考に勉強しております。
この中で、たった1行で紹介しているコードも自分で打ち込んで動作を全て確認するようにしてるんです。
たった1行ですが、時々エラーが出るんですよ。
お恥ずかしい話ですが、そのエラーを調べていくと単純なタイプミスが多い。そうするとですね、こういうタイプミスの時はこういうエラーかと言うのが分かるんですよ。
少なくとも参考書には、エラーになりますと出ていますが、具体的にどんなエラーかなんて出ていませんから、コードを打ち込んで確認することにより、エラーの種類まで勉強できるんですね。
また、これは1例なんですが、Pythonが持っているモジュールを使って、亀が動いて四角を書くサンプルプログラムが有りました。
from turtle import *
shape("turtle")
for i in range(4):
forward(100)
left(90)
done()
これを自分なりに、六角形を書くにはそうすればいいかなんて考えて、コードを修正して実行させたりしております。
from turtle import *
shape("turtle")
for i in range(6):
forward(100)
left(60)
done()
そうすることで、コード自体の動きがよく理解できるんですね。
たった数行のコードですが、読んでふ〜んで終わらせるか、実際に打ち込んで動作させるかでは100倍の差が出てくると思いました。
コードを打ち込んで、なんでと思う前にどういう動作するのかを自らが体験する。その時、動かなくてエラーが出たら、その時なんで?って考える。
これが学習に対して非常に有効的なんですよね。
今まで、たった1行のコードは、ふ〜んで済ませてきましたが、たった1行だからこそコードを打ち込み実際に動作させる。
この重要性にやっと気付いたんです。
だから、プログラミングは覚えるんではなく、実際にコードを打ち込み体験することが非常に重要なんですね。
一番良い学習は、自分で作ってみたいものを考えて、それを参考書を見ながら自らコードを作って行くのが一番早く上達する学習法だと認識しました。
プログラミングはコードを書き動作させる事が最高の学習法だ
どうですか、プログラミングの勉強方法について理解していただけましたか。
プログラミングの勉強をする時に、守るべきことの2つは以下の通り。
①暗記して覚えようとしない
②実際にコードを打ち込み動作を確認する
この2つを守れば、プログラミングの習得はかなり早くなります。
更には、自らやりたいことをプログラミングしていくのが、更に学習能力を加速させてく方法になります。
今まで、プログラミング学習で何度もくじけてきた人は、ほとんど暗記で覚えようとしてきたのが原因だとおもいます。
暗記するんではなく、へ〜こう動作するんだ。とか、こう間違えると、こんなエラーになるんだと言うように、動作をさせて楽しむ方法に変更していきましょう。
一緒にプログラミング勉強していきましょうよ。
じぇいかわさきです。生産技術者として35年、今まで培った経験とスキルを元に、ものづくりに関わる世の出来事に対して思ったことをホンネで書いてます。ノウハウやアイデアもありますよ。 また写真も全力で撮っています、気に入った写真があればサポートや感想をぜひお寄せください。