どんぶりはまずい、記録をとろう
こんにちは、じぇいかわさきです。
中小企業支援をしていて、予算や支出の管理が不十分である事が分かった。
簡単に言うと、何を何の目的で購入したのかも管理されていない事が多いんです。
そう言えば自分個人もできていない。あまり後先考えずに、モノを買ったりしている。
ハッキリ言って、お金の管理がどんぶり勘定になっているんですよ。
このどんぶりはまずいとはどう言う事か、今回は考えてみよう。
ある記事で読んだのだが、お金がある事よりもお金を管理する方が重要だと。
当たり前じゃないって思うでしょうが、お金がある程度有ると出費をそんなに気にせずに、ポンポンモノを買ったりする。
この傾向は、お金がない人や成金に多く、真のお金持ちは無駄使いをせずに質素なそうなんです。
確かに胸に手を当てると、身に覚えがある。
特に必要でもないモノを、安売りしてるから買っておこうとか、使うかもしれないからと思わず買ってる事が多いんですよね。
お金のある無しとかあまり構わずに購入してしまう。特にクレジット払いは、使用レベルを見誤りやすい。
で、このようなお金の使い方をしていると、資産は貯まりませんよね。自分がそうですから。
お金を残す、資産を残すと言う事は、このように無駄なものばかり購入したり、やたら外食したりで保有金をジャブジャブ垂れ流していては、絶対にできません。
資産を増やす場合、企業でも同じですが入りを図るか出を制するか、このどちらかでしか無いですよね。
残念ながら、入りを図るは企業で言う売上を伸ばすと言う事で、個人で言えば収入を増やすと言う事。
個人で収入を増やすのは、副業でもして稼がない限り、月給制では無理ですよね。
ではどうするのか。
やはり出るを制すで、出費を抑えていくしかないですよね。
しかし、この出費ですが先に書いたように、思いついた時に買っていると記録に残っていない事が多いので、いくら使ったか把握できない。
そうなると、どんぶり勘定状態でお金を使う事になりますね。
それでは出費の管理ができていないので、出るを制す事なんてできはしませんよね。
実際に自分がそんな感じなので、お金が有るだけ使ってしまう状態です。
お金は天下の回りものだから、使うのが当たり前だと言う屁理屈を言っても始まらない。後で困るのは、自分自身なんですから。
じゃあ出るを制すための管理はどうすれば良いか?
一般的な方法としては、きちっと家計簿を付けると言う事ですね。企業なら出金伝票を発行するでしょうか。
しかし、今までズボラだった人が、家計簿をつけられるでしょうか?かなり敷居が高いと思います。
自分も付けてみましたが、レシートが無いと覚えていられなかったりして、3日も続きませんでした。
じゃあどうしたら良いか・・・
自分は全てクレジットカード払いにする事にしました。クレジットカードと言っても、直接使用する事よりも、d払いで支払うと通信費の中に細かく表示されるので、非常に確認しやすい。
たまに自販機で買う事を除けば、ほぼd払いで完結します。
これで、自販機で購入したような場合を除き、ほぼ支払いが見える化されるので、何に使用したのかがまとめやすくなる。
SuicaのVIEWカードとEXplusのJCBカード以外は、全てdカードに集約してあるので、ほぼこれで網羅できる。
現金を使わない事で、無駄使いもはっきりとわかるのではないか。
これで、出て行く状況が分析できれば、出るを制す事が可能となる。
家計簿をちゃんと付けられないので苦肉の策とも言えなくもないですがね。
今までどんぶり状態で、何にいくら使ったかわからない状態でしたが、記録を確実に残す事で削るべき項目と、使うべき項目がはっきりする事は良い事ですよね。
更に、月初めに多いのか月末に多いのかの傾向も掴めるし。
これらがちゃんと仕組みとして回っていけば、全体として必要なのかどのくらいか予測が付くので、翌月の使用計画もたてられるようになります。
最後は月々の使用料が平準化され、ムダ使いだった分を未来への投資に向けることができるようになるりますね。
ムダを削った費用は資産運用に回すかなぁ。