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教えたがり

知り合いが
「バイクとゴルフは教えたがりの人が多いからねぇ~」
と言っていました。
確かにそうかもしれません。
バイク乗りが集まる場所でバイク談義に花を咲かせていると、
カスタムやライディングについて持論を展開している人を見かけることがしばしばあります。

私はよっぽど親しい中の友人を除いて、バイクに関するアドバイス的なことは聞かれない限り、自分から話すことはほとんどありません。
隠す様な事は何もありませんが、自分の持論や価値観が相手にマッチするかどうかは、プライベートな時間で相手と交流しなければ分かりません。

教えたがりの人が教えてくれることにウソは無いと思います(そう信じたい)。けれど聞いている人が理解できるかどうか、実践できるかどうかは別の話だと思います。
必ずしもプロライダーが教えるのが正しいとは限らないと思っています。
幼少期からポケバイを始め、プロライダーまっしぐらのライダーに、大人になってから免許を取り、公道で走り始めたライダーが、サーキットを走り始めた人の悩みを理解して、適格にアドバイスができるかどうか。
もちろんできる人もいると思います。
しかし「わからない事がわからない」という事もあるでしょう。
その時聞かれたプロライダーは「すいません。ちょっと何言ってるかわかりません」と答えるライダーはいないと思います。

私は自分より上手な人に色々聞く様にしています。
自分より上手な人なので、言われることの全てが間違って無い。と思っています。
しかしすべてを理解出来る訳でもありません。レベルが高すぎて何を言っているのかわからない時もあります。
その時聞いた話の中で自分が一番しっくり来たことをチャレンジします。
そこで何かを感じられたりすると上達を実感できます。

バイクも良い先輩、師匠、コーチに出会えるとさらにバイクを安全に楽しめると思います。

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