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未経験からIT業界を目指す方が知っておきたい 〜システム開発の工程〜

札幌は本日、季節はずれの雨です。
道路は雪がとけてぐちゃぐちゃ。大変歩きにくい状態です。
雪融けが進むのはうれしいのですが、このまま凍ってツルツル路面になるのが恐怖です。

今年2回目のITエンジニアに役立つセミナーを2月9日(火)に開催しました。

今回の内容は
「文系出身もOK!未経験から目指すIT業界への転職」
「現役SEが語る2021年のIT業界」
上記のテーマ2本立てで開催しました。

未経験者対象のセミナーでは、現役SEである講師の松浦さんに、マイホームを立てる場面に例えて、ソフトウェア開発の工程・フェーズについてお話していただきました。

お家を建てたいというお客さんの要望や予算を踏まえてプランニングをし(要件定義)、建築士さんが構造や耐震を踏まえて設計図を書き(設計)、大工さんが工事し(実装)、第三者機関が検査(テスト)→住み始めたら、アフターフォロー・定期点検もする(保守・運用)。

家を建てる手順になぞらえて、
ソフトウエアの開発工程を考えるとイメージしやすい!

これらは、求人情報の仕事内容でよく見かける用語達。
それまではなんとなくの知識だった未経験者の方にも、このセミナーを通じてしっかり理解していただけたようです。

建築業界もIT業界も、その工程・フェーズによって担当業務が細分化されているのも似ています。
コンサルタントがいたり、アーキテクトがいたり、テスター(検査員)がいたり。
上流から下流までマルチに活躍するエンジニアもいれば、実装ならまかせておけ!なプログラマーさんも存在します。
直請け、一次請け、技術者派遣など、仕事が発生する流れや業界全体の構造も似ているかも・・・と実感しました。

未経験からIT業界を目指す方は、業界知識を深める事ももちろんですが、ご自身が5年後、10年後どんなエンジニアになりたいのか、考えてみるのも大切だと思います。(面接で良く聞かれる質問です)
上流工程をやるSEを目指したいのか、プログラマーとして極めたいのか、将来的にはマネジメントをしたいのか。
ご自身が目指すエンジニア像とマッチする企業選びをするためにも、システム開発の流れを理解するのは大事だなと思いました。

次回のITエンジニアに役立つセミナーは3月10日(水)。オンラインでもご参加できますので、ぜひお待ちしております!


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