見出し画像

うまくいかない結婚・恋人・友達関係作りの理由#育ちの格差

【100年の恋も冷める、この人は無理…など、関係性には時としてシャッターが降りる瞬間がある】

人材開発・組織開発に携わって20年以上、様々な企業、様々な個人の人材育成や「企業は人なり」の最前線で感じた経験から、私たちにとって身近な結婚や恋人、友達関係作りなど、他者との出会いにまつわるコミュニケーションの本質について、「育ち」から創造される格差を知っておきたいことを綴って参ります。

ギャップは愛で乗り越えられる?「自分にとっての生きやすさ」とは?

・個々の違いを認め合うこととギャップを乗り越えることは違う気がする。
・自分とは違う人に惹かれることも事実、その違いによって生まれる良いこともある、苦難になることもある。
・自分軸を発見するために、他者を観察したり、他者の考え方に触れたりすることが手早い手段。

「受け入れられるか?」が格差の意味するところ

・例えば食事中、箸が上手く持てない使えない、肘をつく姿勢が悪い。
・給仕する方への横柄な態度、味噌汁やコーヒーをずるずると音を立ててすする。
・会話中、テーブルの下で靴を脱ぐ。パンプスなどに脱いだ足をのせて座る。
・3人グループ…大声で話す、笑う。お店の雰囲気を無視。
・ハンドバックなどの持ち物を床に直に置く。

「注意してくれる人がいない、直す必要がない」という人とのつながりで生きている?

・親や周りの大人に注意されたものだ…という経験がものを言う。
・自分が注意されたことにより得た気づき…それが判断基準になる。
・注意をされず、直す必要もなく生きてきた=類友というコンフォートゾーンでは通用している。

まとめ:「環境で人は育つ、環境という格差」

恋愛や結婚を特別なこととして考えない傾向も強い昨今、関連したニュースや調査などが多数発表されますね。

「一人ひとりが違っていい」を大前提にしながらも、自分が生きやすい場所・環境を求めているのではいでしょうか。

違う人に惹かれるという経験はワクワクしたり、類友にはない刺激もあります。けれど一方で、それは大冒険だと想像したり、経験上、感じる人もいると思います。結果として臆病になることも、面倒に感じることもなると聞きますね。

最低でも2つの選択肢があると分かります。
1.大冒険に出て、多くを経験する。2.大冒険を避けた上で、多くを経験する。重要なのはどちらも冒険には違いないということですね。違うところと言えば、苦痛なのか、苦難なのか、という心身へのダメージという点ではないかと考えるようになりました。

人は過去や今いる環境で育ち、今の自分は未来の自分、未来の居場所を決めていきます。未来、どのような人と関わっていたいか、周りにどんな人がいてほしいか、どんな人に囲まれていたいか…

その人の価値は、その人の敵を見ればわかる、という言葉を思い出します。
次回以降も「育ちの格差」を綴って参ります。



いいなと思ったら応援しよう!