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【移住体験記0日目】半農半ITの徳島暮らしへ。

こんにちは、タツミです。

この記事を書いている9月の14日。
僕は名古屋に来ています。


普段は長野県に住んでいる僕ですが、今回徳島の方に出張する予定ができたので、その前乗りで名古屋も楽しんじゃおうぜ!!


って魂胆です。


ということで早速夕食には名古屋コーチン× つくね入りの
煮込みうどんを食してきました!


噛みごたえ抜群で美味しかった!

名古屋名物はまだまだ食べ足りないので、もっといろんなものに挑戦したいですね。


閑話休題。


名古屋話は置いといて、今回なぜ徳島に出張するのか。
僕にとって四国は初上陸。


ただでさえ貴重な経験をする瞬間。
そこで何をするのかというと、


2週間、農業のお手伝いをしつつ
徳島での暮らし体験をしてきます!!


詳しい内容や感想は日を追うごとにまたNoteを書いていきたいと思うのですが、今回の記事ではどういう経緯で徳島に行くに至ったのか。


どういう思考と感情があったのかをお伝えしていこうと思います。


純粋に記事として楽しんでもらいたいですし、
田舎への移住体験に興味がある人には特に参考になると思いますので、


ぜひ最後まで読んでいってください!

将来住みたい場所について考えてみた


始まりはとある朝。
将来的に自分が住みたい場所についてボーッと考えていたことでした。


最初にも言った通り、僕は今長野県の長野市に住んでいます。
縦長の長野県の北部に位置する市です。


長野県は海がないんですよ。
四方八方を山に囲まれ、自然豊かな土地でその分空気も美味しかったり
するんですけど。


学生時代に海に触れたことは、小学校の臨海学校くらいしかありませんでした。なので僕は海への憧れがすごくて。


将来的には海が近い場所に住みたいと思っていたんです。


ただ同時に、長野県に住み続けていたいと思う気持ちもあって。


幼少期に親の都合で3年間新潟にいた時と
大学生時代、4年間大阪に行っていた時、
フリーランスで1年間東京に行っていた時


これら以外の16年間、僕はずっと長野で暮らしてきました。


都市部にも住んでみて実感したのですが、長野は時間の流れが僕にとって
ちょうどいい速さな気がするんです。


速くも遅くもなく。
それぞれの個の生活の中に柔軟に溶け込んでいる感じ。
変な拘束感がないんですよね。


長野県は縦に長く、北部、中部、南部でも特徴が全然違います。
同じ県の中でもさまざまな文化があるからこその柔軟さなのかもしれません。


そんな長野県がやっぱり好きなので、
最終的にはやっぱり長野に住んでみたい・・・


そう思ったわけです。

海が近い場所に住みたい。
長野県に住みたい。

この2つを叶えるために今住んでいるところよりもさらに北。


信濃町とか飯山とか、新潟により近いあたりに拠点を移そうかな。
いつまでになるかわからないけど、できるだけ長くそこに住みたいな。


そんなことを考えていたわけです。

とりあえずそう結論づけて朝は過ぎて行ったのですが、
数日後、改めて考えてみて1つ、気づきました。


まだ自分は好きな場所、将来住みたい場所を語れるほど
日本という場所も、そこで暮らす人や文化も知らない。

ということに。

自分はまだ場所も人も全然知らない


僕は今、フリーランスエンジニアとしてWeb関係の仕事を主にしています。


その過程で、大阪、東京など都市部に出張をしたり、ワーケーション的に旅行先で仕事をすることもあるんですけど、


基本は拠点の長野で仕事をしているんですね。


だから僕の視点のほとんどは長野から見たものでしかなくて。


他の場所や人、文化の特徴について語ろうにも、単なる知識や想像でしか話すことがあんまりできないんです。


その状態で住む場所の候補を考えても、そりゃ他の場所と比べて長野の方が知っていることが多いからみ魅力的に映りますよね。って話です。


少し話が変わるんですが、1年前、東京に住んでいた頃。


僕は小さい頃は「東京に住んでみたい!」とガチ都会に憧れていたので
念願が叶ってわーい!!って浮かれていたんですが。


想像していた東京暮らしと、実際の東京暮らしは全く違ったんです。
土地や土地の文化が持つ空気みたいなものですかね。

これが全くと言っていいほど合わなかった。

午前中に新宿に向かおうとすれば、人混みと人が纏う空気みたいなものによって頭痛が止まらないし。

中心部から少し離れた場所に住んでいても、どこか焦りのような雰囲気というか、時間感というかが伝わってきたんです。

結果的に頭も働かず、寝たきりで満足に体が動けない状態になってしまったので、東京は旅行として行くのはいいけど、拠点として住み続けるのは無理だな・・・と心から思いました。


この経験もあって、やっぱり実際にその場所に行かないと本当の意味で
場所を知ることはできないし、自分に合うのかも判断できない。

ましてや人を知ることなんてできないなって感じました。

と言うことで、

結論を出すにはもっといろんな場所に行って、直に味わってからでも遅くないんじゃない?

と言う思考に落ち着き、まずは土地に触れ、場所を味わう経験を増やすという決断に至ったわけです。

場所に行くだけでなく、生活を味わうために


じゃあ単純にいろんな場所を旅すればいいのか?
と言われるとそういうことではなくて。

その場所に自分が住むとしたらどうか?
自分が住む場所に求めているものは何か?

といったことを自分の中で消化する必要があると感じました。


それには「旅」目的だけではうまく行かない。


気のむくままに歩き回るだけじゃなくて、最低限の戦略というか行動の意図を持つ必要があるんじゃないか、と考えました。

そこで考えたのが移住体験。

2年ほど前、ライターとしてインタビューの仕事をしていた時に、長野に実際に移住体験をして、家を即決したという人の話を聞いたことがありました。

その人曰く、実際にその土地の人に触れ、関わりを持ち、共に時間を過ごすことで見えてくるものや魅力があるとのこと。

加えてその方は「半農半X」という、農業と自分が得意な領域のことを掛け合わせて、暮らしを作っていくという試みをしていました。

その土地に住んでいる人からすると、なんやかんや移住希望者ってよそ者なわけじゃないですか。だから最初の関係性構築がすごく大事だそうで。


そのためにも、郷に入っては郷に従えの精神で、その土地の人がやっていること(例えばこの場合だと農業)と、自分の得意なことの両軸で関わっていくのが関係性を築く上で良い方法だし、自分も楽しいとのことでした。


この話を思い出して、僕も同じことができないか、と。
僕の場合はエンジニアとしてITの領域を担っているので、半農半ITって感じですね。

土地の暮らしを移住体験で味わいながら、自分の仕事をする。
加えて、その土地の人に対してITでを通しての関わりを試みてみる。

この方針でまずは動いてみることにしました。


あとは、どうせなら今まで行ったことがない東北か四国がいいな・・・


という指標で調べていたところ見つかったのが、徳島の移住体験 × 農業のお手伝いだったというわけです。

うまくいくかはわからないけどやってみる


ということで、細々と準備を重ね、この記事を書いている今に至ります。


この2週間がどうなるか、それを通して自分が何を得られるか。
わからないですが、すごくワクワクしています。


単純に新しい経験をするのは昔から好きですし。
もっといろんな人に触れてみたい、という思いもありますし。


こういう新しい経験って多少勢いでもえいや!!ってやってみることがまず大事だと思うんですよね。


思い切って違う領域に飛び込んでみることで見えてくるものは必ずあるはずです。なので、移住体験とかが気になっている人にはぜひ、取り組んでみてほしい。


その人たちの背中を押せるような素敵な体験をするためにも、
とにかく全力で2週間生きて、一皮剥けたいと思います。


それでは今回はこの辺で。明日はいよいよ徳島に乗り込みます。
楽しんできます!!




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