未経験・新卒でのフリーランスへの挑戦。勇気は必要だったけれど。
こんにちは、語り屋タツミです。
今日は、「未経験から起業に挑戦したい!」「けど、どうにも勇気が出なくて迷っている!」という人に向けて記事を書きます。
ぼく自身、未経験の極みである新卒から個人起業・独立の世界に飛び込んだ身なので、その不安や悩みはよく分かります。
ぼくは大学4回生の春からフリーランスのエンジニアとして活動をし始め、大学卒業後に本格的に開業をしました。
当然その中でも、数々の葛藤と不安、決断があり。
正直、めちゃめちゃ辛かったですよ!あんま弱音を吐きたくないけど、それでも伝えちゃうくらい本当に辛かった。
周囲に相談できる人はいないし、なんなら起業・独立のことを言ったら当時の友達や部活の仲間からはかなり引かれました。
当時、付き合っていた彼女がいたのですが、起業・独立をほのめかし始めてから、段々と雲行きが怪しくなり、最終的には別れることになりました。
誰も助けてくれる人がいない。孤高。
そんな中で押し寄せてきたコロナの波。
一人で家にこもる生活を、大学4年生の時には強制されました。
それでも、新卒でフリーランスになることを諦めきれなかった。
それは、ある1つの思いがあったからでした。
このまま自分が自分でなくなるのが嫌だ。
ぼくが就活から起業・独立を決断する時に強く感じていたことです。
ぼくは就活を3回生の途中で辞めました。
当時は起業・独立の道も視野にいれつつ、就活も並行して行なっていて。
ただ、就活の仕組みに違和感を覚え、それに耐えられなかったんです。
就活の中で違和感を感じた部分はいくつもあるのですが、もっとも違和感を感じていたのは、自己分析とそれを元にした模擬面接のときでした。
就活の始まりたての頃。
「とにかく自己分析をして、模擬面接をこなそう!」という大学の方針に従って、自己分析をしてガクチカだったり、自分の就活軸だったりを書くわけです。
※ガクチカ = 学生時代に一番力を入れたこと
あとは自分の長所や短所とかね。
それらを志望企業の志望動機と絡めて、模擬面接で話すんですけど。
ぼく、それがめちゃくちゃ苦手で。
志望動機だって、本当は「やっていることに興味が湧いて、自分も携わってみたかったから」で、ガクチカに結びつけて考えていたわけじゃなかったし。
人の短所だって、「無理に克服・改善する必要も、御社でそれを生かそうとする必要はない。」むしろ長所でどう補うかが大事だと思っていたし。
裏で思っていることがある一方で、口では違うことを言う。
自然な形じゃないから、当然言葉はスラスラと出てきませんでした。
で、ある日。
翌日の模擬面接のために、パソコンに問答をカタカタと打ち込み、印刷した紙を見ながら答えを暗記しようとしている時、思ったんです。
紙の上に書かれていた「自分」のことが、もはや別の人物を指しているように感じてなりませんでした。
怖かった。
就活のために自分を掘れば掘るほど、自分が自分でなくなる感覚がした。
そしてきっと、このまま入社したら、さらに自分が失われる。
それが怖くて、怖くて、就活の中で自分が壊れるのがいやで。
そう思い、逃げるように、もう一方の起業・独立という選択肢により目を向け始めたんです。
わからなかったからとにかく時間を費やした。
ぼくは、この思いがあったからこそ、どんなに不安があっても突き進むことができました。
でね、思うんです。
こういう強い思いがあれば、起業や独立は半分くらい成功しているんじゃないかって。
起業や独立で不安視されることって、「資格をどうやって取ろう」「スキルをどうやって身につけよう」とか、「方法」が由来のものが一番多いんじゃないかと思います。
確かに分かりますよ。それが一番目に見える課題として分かりやすいし。
ただ、結局その解決法って「やるしかないよね」ってとこに落ち着きがちじゃないですか??
正直、ぼくもそう思います。やるしかない。とにかくやる。
起業・独立の最初期は避けられないことだと思います。
だから、考えるべきはそこじゃない。
「やるしかないのはわかってる。でもやれない」
「不安すぎて、理屈で分かっても行動できない」
この葛藤にどう折り合いをつけるかだと思うんです。
その大きな支えになるのが「強い思い」で。
これがあるおかげで、「不安はあるけど、この思いに反している方がもっと嫌だ」と不安と同居しながら行動しやすくなるんです。
それこそ、ぼくは起業初期は1日16時間くらい作業していました。
幸い、大学4回生はほとんどオンラインでの授業だったのと、単位はしっかり取れていたので、ほとんどの時間を作業に費やせたんです。
費やせたなんて、贅沢なこと言ってる場合じゃなかったですね。
費やすしかなかった。費やすしかない。
ぜ〜〜〜んぶ分からなかったし、ぜ〜〜んぶ調べた。
これもめちゃめちゃ大変だった。
当時はワンルームだったので、ベッドと机が同じ部屋にあるんですよ。
だから、ビジネスとプライベートの境目なんでほとんどなくて。
気が休まる時と言ったら、食事のために買い物に行く時くらい。
そのくらいほとんどの時間を費やしていました。
時間を費やすことで、量を費やすことで自分が一人であることへの不安も、将来どうするんだという不安も、本当に仕事になるのか、という不安も全部棚上げ。見ないふりをしたんです。
確かに軌道に乗るまでには人一倍時間がかかりました。
けど、未経験からの起業・独立ですんなりうまく行くことの方が少なくないですか?大抵の場合はうまくいかないまま消えていってしまう。
そう考えると、強い思いをよりどころにするのは、案外悪くない考え方なんじゃないかと思っています。
だから、これから起業や独立をしようと思っている人に伝えたいことは、
「起業や独立を志した時に感じた『自分の諦めきれない想い』を思い返して見てほしい」ということです。
きっとそれぞれに、背景や理由があるはず。
起業や独立なんて、通常通り生きていたらなかなか辿りつかない世界ですからね。何かしら理由があることがほとんど。
なので、起業や独立に目を向けるようになった時のあなたの感情をもう一度思い返して見てください。
それは、行動するための強いエネルギーになります。
そして、不安な時も自分を奮い立たせるエネルギーになります。
そのくらい大切なものなんです。
うまくいったけれど、1つだけ後悔していること
「そうはいっても、自分の想いなんてわからないよ・・・」
という人もいると思います。
そんな人に提案したいのは、「自分の想いを語れる人を見つける」ということです。
これ、実はぼくの後悔でもあるんです。
確かにぼくは「このまま自分が自分でなくなるのが嫌だ」という想いを力に、起業・独立して今の生活スタイルに至りました。
そのために費やした時間や努力は無駄になったとは思いません。
ただ、その中でも時間を費やす中で変化する想いにも注目できていたら、もっと行動のしようはあったし、より自分のスタイルにあった起業・独立スタイルに近づけていたんじゃないかと思うんです。
当時のぼくは、そんなこと考える余裕もなくひたすら作業していました。
というか、ぶっちゃけそういうことを話せる友達がいませんでした(笑
だからめちゃくちゃ時間をかけることになりました。
今挑戦しようとしている人には、「する必要がなかった苦労」はしてほしくない。ショートカットできる部分はしてもいい。
だから、「自分の想いを語れる人を見つける」ことを提案します。
そうすることで、
が格段にしやすくなるはずです。
もし、周りに相談できる人や、想いを語れる人がいないのであれば、「話したいです」というメッセージを、公式LINEより一言下さい。
いつでも、お待ちしています。
最後に
未経験からの起業・独立は怖いこともたくさんあります。
わからないことは、不安だし怖いです。
でも、ひとりで向き合わなくてもいい。
人に頼って、一緒に進んでいくことは全く悪いことではありません。
だから、これから挑戦しようとしている人にも、どうか諦めないでほしい。
あなたが実現したい想いを、見ないふりをしないでいてほしい。
そう思うんです。
ぼくは、起業や独立に挑戦している人を皆、尊敬しています。
あんなに険しい道を、苦しいだろう道を選ぶという決心をしたこと。
その背景には、さまざまな葛藤や想いがあることをわかっているから。
そんな尊敬する人たちの助けに力になりたいし、そういう人が少しでも増えるといいなと思い、この記事を書いています。
もし、あなたが今悩んでいるのであれば。
ぜひ、こっちの世界に来ませんか???
そのために力が必要であればいつでも言ってください。
起業・独立の世界は、辛いこともあるけれど、
その分楽しいこと、嬉しいこともてんこ盛りです。
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