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夢とうつつの狭間で。
僕はほとんど毎日夢を見る。睡眠時間が短いからなのか何なのか、時々見た夢が頭の中に鮮明な画像として残っていることがある。
例えば、小学生の時に何度か遊んだことはあったけれどもそこまで深い中ではなかった友達が夢の中に出てきて、崩壊した東京で倒れかかった東京タワーにぶら下がったりしていたのだ。
もうよくわからないカオスな世界である。
こんな風な夢を全部覚えているわけではないけれど、夢の中にもいくつかのパターンがあるのではないかと気づいた。
夢は、自分の潜在意識部分が形になって現れたものだと言われているが、もちろん人はすべてを記憶しているわけではないので、ある程度は補完して夢が構成されることになる。
補完の程度がどのくらいなのか、そしてどれほどはっきり覚えているかによって自分の中で本当に大切にしたいもの、あるいは強烈に印象に残るほど嫌っているもの、コンプレックスに思っているものが分かるのではないだろうか。
眠りが浅いときに見る夢
うたた寝をしている時や、眠りが浅いときに見る夢は、現実とはかけ離れた理想的な未来を示すものが多いように感じる。
高級ホテルに住んでいて毎日眠ったり遊んだりしながら生活を送っていたり、自然の中でのんびりと暮らしていたりなど、形は様々である。
パターンとしてうたた寝のときは、現実から逃げたかったり、つまらない状況の時に発生しやすい。そのエネルギーの反動なのか、よくこういったポジティブな夢を見る回数が、(少なくとも覚えている範囲では)多い。
また、眠りが浅いのでよく中断されることで、ツァルガイニク効果が発動しやすいような状況が多々ある。
ツァルガイニク効果というのは、ドラマで言うところの「いいところで終わってしまいモヤモヤ!早く続きが見たい!」という気持ちが起こる心の仕組みのことである。
この2つがかけ合わさるとヘビー級の二度寝への誘惑に繋がるのだ。ただでさえ、寝起きは判断能力が低く、言い訳を作りがちなのに、そこにストーリーをぶちこまれたらどうしようもないのである。
同じような経験がある人はぜひいいねを押してほしい(笑笑)
過去の現実を追体験するような夢
これとは別に、過去の現実を追体験するような夢もある。思考は現在、姿は高校生なんていうどっかのコナン君の進化verみたいな状況だ。
過去と同じように生活をし、重要な場面 ---おそらく過去に感情が揺れ動いた部分--- についてはクローズアップされて展開される。
面白いのが、過去とは条件や関係性が微妙に変わっていたりして、ゲームでいうところのIFストーリーみたいなものであることが多い。
例えば、高校生に生徒会の副会長をやっていたことは変わらないけれど、当時とは違ってなぜかモテモテのハーレム生活を送っていたりとか、なぜか図書委員でも何でもないのに、図書館の受付担当になっていたりとか。
かと思えば、絶望の世界でなぜか、黒い化物のような存在に永遠に追いかけられる毎日で、捕まれば殺されるなんてホラーゲームさながらの状況になっていたりなんかして。本当に様々である。
ただ、この夢の特徴として、夢の進行中ははっきりと自分が何をして何が起こったかを意識しているはずなのに、いざ場面が切り替わったり目覚めたりすると、「意識があったこと」しか覚えていない、ということだ。
先ほど語ったのは、その中でも自分が覚えていることのほんの一握りである。本当はもっとあるはずなのだけれど、深く潜在意識の底に沈み込んでしまっていて、自分にはまだ見ることはできない。
夢が私たちに伝えてくれるもの
ここまで書いてきて、やはり夢の中でも覚えている夢のパターンは大きく三つあると感じた。
・自分が潜在意識の中で望んでいる世界
・過去の中で印象に残っている世界
・過去の体験+自分の希望が反映された世界
それ以外は一度見たとしてもすぐに忘れ去られてしまう、いわばテレビ番組の「ボツ企画」のようなものだ。一部のほんのかけらの記憶は残っているかもしれないが、それはほとんど形をなしていない。
であれば逆に明晰夢として現れているこれらは潜在意識から顕在意識へのかけがえのないメッセージなのではないかとも捉えることができる。しかも夢を見る回数は限られている以上はある程度の「メッセージの選別」が必要になるので、夢として現れているのは自分の中でもそれほど重要なものであると考えることもできる。
普段私たちは潜在意識にアクセスすることができない。だから両者の架け橋となる夢という存在は自己理解のためにも必要だと思うのだ。
少し調べてみたら「夢の専門家」なる存在もいるらしい。こんな記事もあったので、もっと読み進めてみようと感じた。興味のある読者はぜひこちらも。
何だかまとまりのない記事になってしまった気がするが、最初はこんなものだろう。あまり気にせずに、他の人の書き方を参考にしながら日々、文章を練っていきたい。
そして、100回に1回でも、潜在意識から伝わってくるような、繊細なメッセージを与えられたら良いと思うのである。
夢とうつつの狭間より、刻々と記していく。
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