ワガママかもしれないけど、自分の答えは自分で作る生き方がしたい。
こんにちはタツミです。
今日は「わがままかもしれないけど自分の正解は自分で作る生き方をしたい」っていうテーマで話していこうと思います。
僕は大学4回生の頃にフリーランスとして独立をしまして その後4年間フリーランスのエンジニアとして活動してきました。
発信のなかで、生き方についての話をするときに「自分の正解は自分で作っていこう」っていう言葉を使うことがあるんですけど、昔からそんなことを思えていたわけではなくて。
きっかけがいくつかあるんです。
今回は僕の体験談を交えつつ、自分の生き方を作ることについて伝えていきたいと思います。
今生き方を見直そうと思っている方、自分の今の生き方に少しでも違和感を抱えている方にとって、少しでも考えるきっかけになればと思うので、ぜひ最後まで読んでいってください。
自分の思考が誘導され、誘導された答えを求められるのが嫌だった。
先程、僕が生き方について考え始めたのにはいくつかきっかけがあると言いました。
いくつかある中でも共通した原因というか嫌だなっていう思うこととして、こんなことが要素としてあったんです。
言葉にできたのはここ数年でしたが、幼少期からずっとこの思いはありました。
それが嫌で僕はフリーランスとして独立をして、今そういう価値観を自分の中に確立するに至るんですけど、それはあくまで一つの道で。
人によってはそういう思いを持ちながらも、自分の中の違和感を無視してそのまま生きていくっていう道ももちろんあると思います。
実際、大多数の人はそういう違和感をあえて見ないでってことを、「常識だよね」「当然だよね」って受け入れて進んでいくっていう人がほとんどじゃないですかね。
どちらかというと僕の方が普通じゃないっていう風になると思うんです。
ただ僕はどうしてもそれが耐えられなかったんです。
そして、当然同じように、自分の中で違和感を抱えていたり、変な感じがあるなぁってなんとなくでも考えている人って少なくはないと思うんですよ。
社会とか環境の圧に押されてそれが自分のものであるかのように無理やり納得しているだけで。そういう人に何か考えるきっかけになればなってことで 今日こういう話をしています。
新卒就活で爆発した違和感
ちょっと前置き長くなっちゃったんですけど、理不尽というか、思考過程を誘導されているかのように感じた一番の出来事は就職活動でした。
大学4回生の頃にフリーランスとして独立しましたって言ったんですけど、そうは言っても例には漏れず大学3年生の夏頃からインターンに行ったりとか 面接を受けてみたりとかエントリーシート書いてみたりとか、一応就活って枠組みには乗っかっていたんですよね。
独立っていう道はその時から見てはいたんですけど、そうは言っても「就活やらないで否定するのもどうなの??」って思ったのと、実際やってみたら 「思ったより好き!!」ってなるかもしれないと思ったんです。
なので、とりあえず一旦まず就活っていう枠組みを 自分が体験してみようっていうことで就活自体は大学3回生の時にやっていました。
ただ就活の中で合同説明会やグループディスカッションみたいなのがあるじゃないですか。わざわざ時間を取って行ったりとかするわけですよ。
その中で、服装がスーツのはずなんだけど、スーツじゃなくてもいいよ、でも暗黙の了解ではやっぱりスーツだよねみたいな謎の駆け引きがあったり。
グループディスカッションでは、複数の役割があって、個人の個性や適正によって分かれていいはずなのに、スピーカーが一番すごいしやるべきだ!みたいな謎の風潮があったり。
面接で志望動機や自分の長所短所を聞かれたり、ガクチカっていうものを聞かれたりとかしたときに、正直に伝えるよりも、求められた形の答えがあって、その枠に無理やり自分を合わせないといけなかったり。
で、それに従わずに自分のままで行ったら、なんかダメな評価を受けるんだろうなみたいなのがなんとなくわかってきたんですよね。
あと今ってネットの中でも本の中でも情報が色々あるじゃないですか。
みたいなのとか。
だから、僕にとってはダブルパンチでショックでした。
就活を経験すればするほど、調べれば調べるほど、「自分であること」が求められていない感覚が募っていき、「正直に答えたらほぼ拒否されるのかー」っていう嫌悪感が増していきました。
自分の価値観と社会の仕組みのギャップ
もちろんその面接っていう仕組み上、企業の方が立場的には上でっていうのはあるし、それに対して正面から反発するのはどうなのっていうのはわかるんですよ。
わかるんです。もう子供じゃあるまいし、我を通して全てがうまくいくことばかりじゃいられないのは痛いくらいにわかります。
わがままっていうふうに周りの人からは思われたかもしれません。
けど、自分が思ってもないようなことを言ったりとか、言い方は変えるにしても誇張しすぎたり、自分の価値観としてあってもないようなことを言ったりとかっていうのが、僕はできませんでした。
ましてや、答えを誘導されているなって感じたときにそれを素直に言うっていうところが自分は耐えられなかったんですよね。
嘘をつくっていうことができないってよりは、それをやって「自分という存在が、今後どうなるんだろう」「用意された枠組みに従ったとしても、どうせ入社後に結局ギャップ生まれるよね」みたいなところに違和感を感じたんです。
可能であるならば、面接もその前の審査も正面から対話して、人柄とかでマッチしたところにしっかり入りたい。
だけれども、企業側も何十人何百人も見るわけなので正面から向き合って話をするって言ったらキリがない。
自分の価値観と社会の枠組みの対立がどうしても解消できそうになく、それに自分が折れることもできなかったので、そこで改めて僕は就職以外の道を探し始めました。
皮肉なことに、就活の中で行った自己分析で、過去に抱えていた違和感にも同じような思いが陰に潜んでいたことに気づき、その気づきによってなおさら自分の価値観と就活の仕組みのギャップを感じました。
それで、最終的にフリーランスという道を選んだという感じです。
起業・独立の世界にきたら、自分の幸せに気づけた。
フリーランスになったからといって、全てが解決できた、と言われると決してそんなことはありませんでした。
仕事をするクライアント様との付き合いはあるし、その付き合い方にも暗黙の了解のようなものは少なからずあります。
僕はエンジニア業界にいますが、他のフリーランスの話を聞いていても、多くの業界でも、それは同じだと思います。
ただ、過去に自分が求めていた、自分なりの考えを持つこと・伝えること、わがままとも捉えられるような自分なりの答えを持つことは圧倒的にやりやすくなりました。
むしろ、そういう自分なりの思考を練り上げてそれを答えにしていく、答えに近づけていくことが推奨されているのが個人起業・独立の世界なんだなっていう風にこうやって、フリーランスを5年間続けてきて、改めて思っています。
だから、僕は今いるこの環境がとても幸せです。
小さな違和感を無視しないでほしい。
冒頭でも言いましたが、社会に違和感を持っているからといって、みんなが皆独立・起業という選択肢を歩む必要があるとは思っていません。
会社を勤める方が好きだって人もいますし、それは肯定するんですけど、自分の違和感に正直じゃないっていうのは、無視はしてほしくないし、個人として「自然じゃない」のかなっていう風に思います。
そういう心の中に抱えている違和感は、音の揺らぎみたいなものです。
一個一個は小さなものだとしても、重なれば重なるほど本来の音とはかけ離れた音や不協和音になってしまいます。
それと同じで、自分の中に抱えている小さな違和感を放っておくだけでも、長い目で見たらめちゃめちゃ積み重なって重いものになるんです。
それが人によっては重すぎてしまって、鬱になってしまってとか、精神的にちょっと落ち込みがちになってしまってっていうのにつながってしまいます。
せっかく持っているあなたの素敵な価値観を、小さな違和感を無視したことで失ってしまうってすごくもったいない。
だから、僕は多くの人に違和感を無視して欲しくないと思うんです。
まとめ
僕が起業をしているから、独立をしているからそれを進めるんだろうって言われたらそれまでなんですけど、僕の両親は普通に会社員です。
僕は僕の違和感に従って自分で答えを決めていきたいなって思ったからこそこういう生活を選んでいますし、ある種自分の価値観に従った結果の生き方だと思うので、そうしています。
何を言いたいかっていうと、別に僕が特別だというわけではなく、誰にでも自分の価値観に沿った生き方をすること、作ることはできるんだよということです。
今は受け入れられなくても全然大丈夫です。
ここまでの話に共感してくれた人とか、自分の違和感にもうちょっと素直になってみようかなって思った人が、今後起業や独立をしようかなって思った時に、この記事を思い出して、色々考えるきっかけを掴んでくれたらいいなっていう風に思っています。
ということで今回は、僕の過去の話が多くなってしまったんですけど、伝えたいことは、一つ。
ということです。
それを叶える手段は必ずあるはず。
ぜひ自分の心の中をもう一度探って見てください。
それでは、今回はここまでで〜〜す!
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