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発信での独自性は続けるうちに自然と溢れ出てくる。


この記事の概要

・発信に力みが生まれていませんか?
・発信の独自性は単発ではなかなか現れない
・独自性とは、長期の発信の中で滲み出るもの。
・もっと気楽に発信していい。


こんにちは、タツミです。

僕は普段からこうやってNoteやらStand.fmやらYoutubeやらで発信しているわけですが、ときどき悩むことがあります。

「この内容って独自性あるかなあ?」
「このネタで発信していいんかなあ?」

自分じゃなくても言えることなんじゃないか。
個性が現れた発信ではないんじゃないか。


と思ってしまうんですね。


そうやって悩んでいるうちに発信しようという気持ちが萎んでしまったり、何処かいいタイミングを逃してしまったりして。


また下書きのまま後悔しない記事が溜まっていく。
この記事を書く前の僕にはそんな瞬間が何度もありました。


ですが、昨日発信について人と話す機会があり、

対話の中で考え方がだいぶ変わってきたので、今回はその内容をシェアしようと思います。


発信を「ちゃんと」やろうとしていた自分


僕は根本的に真面目な性格だと周りによく言われます。
それと同時に「考えすぎる」ことがよくあるとも。

いろんなことから物事を見て、しっかり把握した上で、順序立てて説明したい、伝えたいという欲求が自然と働いているんですね。


だから発信するにおいても、どうせ何かテーマを立てて発信するなら。


①しっかり自分の頭で考えて
②自分ならではの視点で
③見ている人が混乱しないように。誤解しないように。

とにかく丁寧に発信を仕上げようとしていたんです。
それが「独自性」を出すことにもつながると確信していました。

確かにこれは大事だし、全く的外れなわけではないんですけど、
「ちゃんとやろうと」したことによる根本的な問題が2つありました。

発信が力んでしまう。

1つ目に、どうしても発信に力みが表れてしまうこと。

発信とは、すなわちその人自身を表す鏡です。
発信することは人の主観を通して行われます。


なので、発信する人に力が入りすぎていれば当然、


その人の発する言葉や表現の端々にも、どこが強引さだったり、
論理性が強く、人の感情を無視したものになってしまいます。


あとはとても読みにくいとかですね。


僕は頭の中で思考を展開するのが割と得意なほうなんですけど、
そういう場合だとなおさらです。


自分の思考の深さで考えて、そのままそれを言葉にしようとすると
読者を置いてけぼりにしがちなんです。


僕たちは、決して著名人でも文豪でもありません。
何か違和感や読みにくさがあれば、読者は簡単にはなれてしまいます。


大切なのは、読者と同じ立場に立って文章を綴ること。
編集者の界隈でよく言われる表現を使うと、


「読者と同じイスに座る」ということ。


ちゃんと伝えようとしていたからこそ、自分視点だけでの発信になり、それにより力みが生まれる。


これが『ちゃんとやろうとする』原因の1つ目でした。


思考がロックされていた


2つ目に、思考がロックされていたということです。

ちゃんとやるということについて、先ほど3つのステップを示しました。

①しっかり自分の頭で考えて
②自分ならではの視点で
③見ている人が混乱しないように。誤解しないように。

力みともつながるんですけど、これらを意識しすぎて、


逆に「こうじゃない発信は『ちゃんと』ではない」と思うようになってしまったんです。


一言で言うなら、こうです。



「頭の中で考え抜いて、他の人にも理解される構成が頭の中にできないと、発信してはいけない。」


改めて文章にしてみると、恐ろしいですよね。
そりゃ自然と発信のハードルが高くなり、頻度も下がるわけです。


別に、必ずしもしっかり考えての発信じゃなくてもいいんです。


その日に感じたことをありのまま描写した記事も発信になる。

疲れたから、と言うことで箇条書きで書いた記事も発信になる。


それに、普段から何かしらを考えているような人であれば、わざわざ深く考えなくても、記事を書く過程で出てくるものが自然とそれなりのものになっているはずです。


だから、『ちゃんと』で思考をロックしなくていい。
もっと、自分へ許可を出しても良かったんです。

これが『ちゃんとやろうとする』原因の2つ目でした。


発信を単発で見ていただけだった自分


2つ目に、発信を単発で見ていたと言うこと。


これまでの僕は、

その時、そのタイミングで書いている記事だけで、
個性を表現できていなければいけない。


と思っている部分がありました。


記事として、発信として出すものそれぞれが単体で完成していなければ
いけないと思っていたようです。

(めっちゃ他人事みたいですが、あえてこう書いてます 笑)


なんてこった!!!って感じですよね。


確かに作品ひとつひとつが完成しているに越したことはないですけど、


僕って、何か特別に文学の才能がある作家でもないですし、
何か賞を受賞したことがあるわけでもありません。


せいぜい、小学生の頃に硬筆大会で優秀賞を取ったくらいです笑


なので、単発の記事の完成度にこだわっていても
満足のいくものにならないことの方が多いはずです。


仕方がないところに目をつけていたんです。


そこで、発信についてもっと長期的に考えてみました。

発信では、その人のいろんな面をいろんな角度から切り取って出します。


それが書くといく形であれ、話すと言う形であれ、はたまた見るといった形であれ、やることは同じです。

なので、一つの発信でその人全てのことを知ることができない = 完成されたものにはならないわけですね。

ここまではさっきも触れました。


つまり、発信を繰り返して、繰り返して、何度もその人について語りかけることで、少しずつ輪郭が出来上がっていくものだと思うんです。


そして、「独自性」と言うものは、特に難しく考えなくても、それぞれの発信と発信の間に自然と滲み出てくる。


意識しようが意識しまいが、何を発信するにあたっても勝手に癖や味として出てきてしまうものだと思うんです。


もっと言うのであれば、発信に取り上げるテーマの並び自体も
全く他の人と同じなんてことはあり得ないです。


テーマ選定眼にも自然と独自性が現れることでしょう。


だから、単発の発信で独自性が出せないとしてもそれは当然のこと。
変に悩んでいる暇があったら、書いた方がいいんじゃないか。


今の僕はそう言うふうに結論づけています。

もっと気楽に発信していい。


と言うことで、冒頭の悩みをもう一度。

「この内容って独自性あるかなあ?」
「このネタで発信していいんかなあ?」

に対しての答えは、


「いいです!!発信してください!!」

ってことになります。


もっと気軽に発信していいんです。


いい面も、悪い面も全部自分ですし、
何を選ぶか、何を選ばないかも自分です。


もしかしたら、まだいまいちピンときていないかもしれません。


ですが、まずは発信し始めること。
兎にも角にもここがスタートなんじゃないかな、と。


この記事ももう3,000文字近くになってしまいましたが、
時に変に考えすぎなくてもここまでかけてしまいました。


深く考えなくても書けるんです。
というか、書いていいんです。


過去の自分への戒めと、ここまで読んでくださった方への感謝も込めて
今日はこれで筆を置きたいと思います。


それでは!いい発信ライフをお過ごしください〜〜〜!



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長野県長野市生まれ -> 立命館大学 -> 新卒フリーランスエンジニア。
普通であれなかった、HSS型HSP傾向のある24歳です。

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