自分を出してもいい?発信に迷った時に自分をうまく使うコツ
こんにちは。生き方エンジニアのタツミです。
これまでNoteでの記事を100記事以上書いたり、YouTubeの動画を50本以上投稿したりしているのですが、
発信をしているとふと、自分がどういう姿勢で発信に向き合えばいいのかわからなくなる時があります。
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発信をやらされている感
自分の意思で、自分の思いで「発信をしている」と思っていたのに、どこか「発信をやらされている」かのような気持ちが出てくるんです。
そして、だんだんと発信へのモチベーションが下がってしまう。
それどころか、いざ発信をしようと筆をとったり、ビデオカメラをセットしたとしてもどうにも言葉が出てこない。
自分の中にある言葉が出てこない。
ようやく出てきたと思ったら、それはどこか聞き覚えのあることや、耳障りだけいい言葉で、自分のものではなかったりして、さらに自己嫌悪。
ますます発信への足が遠のく・・・
発信を継続的にしている人なら同じような感覚に陥ったこと、あるのではないでしょうか?
ここ最近の僕がまさにこの感覚で、どうにも発信をやらされている感が拭えませんでした。それと同時に自分の中にある言葉や感覚に向き合う時間が減っていたことに気づきました。
なので、今回は発信に迷った時の考え方について、今のありのままの僕でもう一度考えてお伝えしていこうと思います。
型にハマりすぎていた学生時代
僕は学生時代から、自分に自信がなくていつも人の顔色を伺ってきました。
こんなことを考えているうちに、だんだんと「大多数の人が好むだろう『型』や『パターン』に当てはめて行動を作る」ことをやりがちになってしまったんです。
それが発信にも滲み出てきた結果、ここまで悩んでいるんだと思います。
ここでのポイントは2つです。
順番に考えていきます。
型やパターンに当てはめること自体は悪くない。
何か新しいことを始めたり、継続的にコンテンツを作ったり、発信して行ったりする際に、型やパターンに沿って物事を考えていくことは決して悪いことではありません。
むしろ、慣れていないうちは「やったほうがいいこと」でさえあります。
何事も「習うより慣れろ」ですからね。慣れるためには最初はとにかく型通りにやって試行回数を増やしていく。
それが自然で慣れやすい方法ではあります。
問題なのは、「型やパターンに当てはめすぎてしまう」ことです。
発信活動で言ったら、すでに有名な人、自分が尊敬している人のコンテンツを見て、「自分が発信するときもこの順番でコンテンツを構成しなきゃ絶対ダメ!!と思考を固定してしまったり、
反応を比較的多くもらえた自分のコンテンツを見て、自分はこんなふうに絶対価値のあるコンテンツを作るんだ!と意気込んで、全てのコンテンツを同じ構成にしたり、
そうじゃなきゃコンテンツを作る意味がない!!と思い込み、
力を抜いて発信をすることができなくなってしまったり。
一言で言うと「自分で考えることを恐れて」しまっているんです。
少なくとも僕の場合はそうでした。
自分の考えていることに自信がない。常に自分という人間は変化し続けているのに、「うまくいった」自分のままでいたい。
だから、他の人や過去の自分の「うまくいった方法」に頼り、自分の思考の入り込む余地を最初から埋めてしまう。そうすれば少しでもうまくいかないことが少なくなるから。
ただでさえない、自分の自信をさらに失わなくて済むから。
実際は自分の思いを出したからといって、自分の思考を入れたからといってどうなのかなんてわからないはずなのに。
自分で考えず、パターンや型にはめて淡々とする発信ほどつまらないことはないですよね。
そりゃ義務的になって、モチベーションが下がってしまうのも当然ってもんです。
こう感じ始めた時は、もしかしたら「型」や「パターン」を手離し始める時期が来ているのかもしれません。
型やパターンにちょっと自分の思考を加えて、自分流にカスタマイズしてみる。実験的にコンテンツ作りに応用してみる。
実験的にというのがまたミソで、うまくいかなかったらまた元の場に戻ってくればいいんです。戻ってきて再度実験していけばいい。
そうやって、自分の発信に少しずつ自分を出していく、自分の色をつけていく。発信へのモチベーションを失いかけた時は、こういう思いを持つことが大切だと思います。
行動を「する」のではなく「作って」いたこと。
2つ目は行動を「作って」いたことです。
少し言葉遊びみたいですね。
行動を「する」と行動を「作る」の違いはざっくりいうと「自分起点なのか、他人起点なのか」ということです。
「行動を作って」いる場合、その大元には「自分を見る他者」の視点があります。
他者からの視点が自分を鼓舞するものならいいのですが、自分に自信がなかったり、どこか劣等的な感覚をいだいている場合、他者からの視点がプレッシャーになることも多いです。
するとどうなるか。
自分の気持ちや動機を押し込めて、とにかく他者によく思われるように、少なくとも嫌な思いはさせないように、と他者最優先で行動したり、コンテンツを作ったりしようとなってしまうんです。
一方、行動を「する」とは自分の望みを優先して行動することです。
これは「自分勝手に、なんでも自分の思い通りに」ということではなく、自分の感情や思考を大切にして決断・行動すること。
どんなに嫌な感情でも、どんなに周りと違くても、自分が感じたものは自分の感情・感覚だし、行動は自分自身が決めていいことです。
パターンや型に縛られる必要はないですし、先ほども言ったように、人は変化していくものなので、その時々の自分の気持ちに素直になって行動していけばいい。
発信やコンテンツの形もそれによって変化していってもいいんですよね。
他者視点で行動を「作る」ことが癖になっていると、ついつい「人は常に同じ状態」であり、「作った自分でい続けなければ」となりがちですが、そんなことは全くないです。
むしろ、どんな自分も発信の中で出して行ったほうが人間味も出るし、その人らしさの出る発信になるんじゃないかと強く思います。
実際に僕もこの記事を書きながら、だんだん気分が良くなってきました。
今は早朝に文章を書き進めているのですが、誰に強制されることもなく清々しい気分で執筆できているんですね。
もしこれが夜だったら、もう少しネガティブ寄りの表現が増えるかもしれません。でも極論それでもよかったと思っています。
それも全部自分なので。
割り切ってドライになるくらいが、
ちょうどいい力の入れ具合なのかもしれません。
必要なものは「勇気」
ここまで、過去の傾向から自分の発信がうまくいかなかった原因を考えてきました。何か思い当たることはある人もいるかもしれませんね。
2つのポイントを踏まえた上で、発信への迷いを打ち払うには僕は「勇気」が必要なんじゃないかと思います。
具体的には、
この2つです。
とはいえ、このままだと根性論になりそうなのでもう少し。
勇気が必要だと言いましたが、それは新たに獲得する必要はないと思うんです。誰しも発信じゃなくても、何かしらの形でうまくいったことはあったはず。
自分の心から望む行動をして楽しかった。
自分の思いを共有したら喜んでもらえた。
そういう瞬間が確かにあったことを思い出してほしい。
自分や自分の思考、それらを表現することがダメではないということを思い出してほしいんです。
例えば、僕は自分100%の動機で新卒フリーランスになりました。
楽しいことも苦しいこともあったけど、今なんとか続けてこれています。
そのおかげで出会えた人もたくさんいます。
そこに後悔はありませんし、その過程で得られた自分の思考には
確かに価値があると思っています。
だからこそ、「そう」である自分を無下にしたくない。
これを書いている今の時点ではそう思っています。
勇気を持ってまずは自分の思いに素直に、「やる」こと。
発信ならまず「何も考えずに発信し始める」こと。
自分の思いを素直に出していこうとすれば、始めることさえできれば思考のままにスイスイ進めていくことができるはずです。
たとえつまづいたとしても、一つずつ自分の思考を使っていけば必ず解決への道筋が見えてくるはず。明確な答えがなく、人によって捉え方が変わるものにおいては、答えは自分の中にある。
だから、自分に素直に。
いかに自分をうまく使うことができるかが大切なんだなって思います。
もちろん僕自身、また同じようなことに悩むこともあるかもしれませんが、その時は今日描いたことを思い出して、また歩き直していきます。
今すぐにはできないかもしれません。
自分の感じたことを言葉にするのはすぐには難しいかもしれません。
けど、毎日向き合って少しずつでもやってみる。
そうすれば、だんだん変化する自分を感じられるので、ぜひやってみてほしいなと思います。
それでも迷う時は・・・
もしそれでもハードルを感じるようであれば、ぜひこちらの公式Lineに記事の感想をください!今思っていることを素直に送ってくださって大丈夫です!
もちろん誰にも見せませんし、僕が論評するとかもありません。
素直に表現してくださって大丈夫です〜〜
ぜひどうぞ!!
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大学卒業後、すぐに独立した新卒フリーランスとして、ちょっと変わった経験を持つタツミが、 僕だからこそ語れる立場で「フリーランス」という世界をお届けします。
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【簡単な自己紹介】
【対話で生き方を作る】|プログラミングと情報発信を生業に活動する4年目新卒フリーランスやってます。
立命館大学 ➡︎ フリーランスエンジニア ➡︎ 挫折 ➡︎ライフコーチ × エンジニアの「生き方エンジニア」に。
少数派でも、自分であることを諦めず、『自分の生き方をハックする 』をテーマに発信。一人一人違うのはあたりまえ。言葉と物語が好きです。
皆さんのお気持ちを、こっそり置いていっていただければ。小さな幸せ、これからも皆さんに与えます。