ホテルサービス その317 - 給料のカラクリ -
給料が安いと言われるホテル業界。
基本給だけ見れば確かに安い。
では!他の業界はどうなんだろうか?
とある会社の提示を調べてみれば。
給料表示は高く魅力的に映るだけ!
会社によって提示は異なる所に疑問を持つ?
基本給と書いてある以外は(月額、給与…)諸手当込みだと言うことです。
良〜〜く〜〜調べてみれば!
給料の高さカラクリに納得するのです。
2年制専卒者の平均基本給は18〜20万円。
4年制大卒者の平均基本給は20〜23万円。
給与の違いは学費支払い年数に比例する。
とある業界の提示額。
給与月給25万5千円+インセンティブ
みなし残業代60時間分として75,610円を含む(超過時は別途支給)
単純計算で残業1時間を千円と仮定すると。
60時間✖️千円=60,000円
25万5千円-6万円= 19万5千円が基本給。
一日約2時間の残業代が含まれています。
※月の平均残業時間は30時間ですが60時間に満たなくても全額支給いたします*
とは書いてあるだけの有効性はゼロ。
結果的に毎日プラスサービス残業はもちろん沢山ありますよ!と読めるのです。
さらに。
18:00~19:30までには「多くの方が」退社しています。※2018年度実績。
ここだけ見れば良いよな〜と触手は伸びるが?
「多くの方」とは具体的に何名の方なのか?
少なくとも全員が定時退社では無いことは推測できるSNS上で常套句な誤魔化しワード。
或いは定時退社はできるが残務処理すゆため!
「長居が出来そうなお店でコーヒーを注文して仕事をこなしている」と考えた方が良いかも。
新卒者の給料は余程の能力が無い限り年齢により土地の相場は決まっています。
いまだかつて年功序列を超える事は無いのが悲しいかな日本社会でもありますね。
いずれにしても完全定時と書面で明確な数字を示せない企業は多くカラクリは尽きぬのです。
会社選びもSNSを信じてはいけない❗️
安易な道に楽は無し!と言うことです。
働き甲斐を始め福利厚生の厚さやブランド名の影響力を含めホテルには敵わないモノです。
明日は酒のプロ目線について...
書いて参ります✍️
HOTEL DIRECTOR