【読書記録#27】東野 圭吾（著）『クスノキの番人』

　世代を超えて「想い」を伝えることの大切さと難しさを感じることができた物語であった。”クスノキの番人”とは何なのか？主人公は何もわからないまま物語が始まる。同様に、読者も何もわからない。だからこそ、主人公と一緒になって謎を解き明かしていく楽しさを味わうことができた。

　著者が「人を生かす話を書きたくなった」とのことであったが、まさにその通りで、読書後には前向きで爽快な気持ちになることができた。人間の繋がりの尊さを存分に味わうことができた。素敵な物語をありがとうございました。

新たな代表作、誕生。東野圭吾『クスノキの番人』｜実業之日本社

#クスノキの番人  #東野圭吾
#本 #読書メモ #読書感想 #読書 #読書感想文 #読書記録 #読書日記