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【2024 シティリーグ S3 BEST8 純未来バレット】


はじめまして。 せーや と申します。
以下に目次をまとめておりますので必要にてご参照いただけますと幸いです。


・はじめに

この度は私の note をご閲覧いただきまして誠にありがとうございます。
先のシティリーグ s3 にて 未来バレット を使用し  Best8 という結果でした。
最近 未来バレット の皮を被った "カイナビート" が流行っており、その中 純構築 にてある程度結果を残した上で、詳細にまとめられたものがありませんでしたのでこの度投稿するに至りました。
私自身、Best8 という不甲斐ない結果ではございますが 未来の一閃 発売日よりずっと構築を試行錯誤しておりましたので少しでも参考にしていただけましたらと存じております。
また、私のこれまでの戦績もまとめておりますのでご確認いただけますと幸いです。

・シティリーグ 2023 s4 優勝 
・シティリーグ 2024 s2 Best 16
・シティリーグ 2024 s3 Best 8 
その他非公認大会及び交流会、ジムバ優勝等
(2024 s1 はプライベートの都合で参加しておりません)

※シティリーグ 2023 s4 優勝時の証明

シティリーグ 2023 s4 優勝時

前回の シティリーグ までは発売当初からずっと ロストギラティナ を使用しておりました。
ですが前回の シティリーグ トナメ行きがかかった試合で盛大に事故をしロスト4枚、サポート1度も使えずということがあったのでそこで ギラティナ をメインで握る事は諦めました。
また、環境的に リザードン が増えることにより相対的に優位を取れる対面が減った事も要因の一つではあります。
また、私事ではございますが エルレイド が推しポケであり、その未来ポケモンを使用したデッキがようやく形になったこともあり今回 メイン で未来バレットを使用する要因でした。

・未来バレットとは

未来バレット とは、その名の通り未来のパラドックスポケモンをメインにバレットとして臨機応変に対応するデッキです。
最近流行りの 未来バレット と称されることのある "カイナビート" とは似ても似つかない別物であるということを前提としてご認識ください。
では同じ未来ポケモンを使用する上述いたしました "カイナビート" との差別化といたしましては先に述べました通りバレットとして [臨機応変に戦える] という点です。
カイナビート は後1 アクセルピーク の後 テツノカイナ でテンポを取りそのまま押し切るのが強みのデッキとして私は認識しております。
1匹目の テツノカイナ が倒れても ヘビーバトン を付けていれば後続の テツノカイナ にエネを供給し、再度 テツノカイナ で戦う。そういったデッキの認識です。
未来バレット は後1 アクセルピーク までは同じですがそこから対面により テツノカイナ、 テツノワダチ、 テツノブジン、 テツノカシラ 、 テツノイサハ により対戦相手に変えて有利を取れるアタッカーを駆使して戦うデッキです。
カイナビート は ヘビーバトン を ロストスイーパー で ロスト されたり テツノカシラ を取られると火力面、後続が続かない…また、リザ対面、ピジョット を絞られ 先2 マキシマムベルト 付 リザードン に取られそのまま負ける。そういった点が弱点であると私は認識しております。
未来バレット につきましては カイナビート と同じく 後2 テツノカイナ 起動を目指すこともありますが 上述いたしました 先2 マキシマムベルト 付 リザードン を起動された場合でも テツノイサハにより 取り返す事が出来る。
また、私の構築では ヘビーバトン を採用していないので ヘビーバトン を ロスト されてエネルギー の枯渇による リソース不足 による負けという負け筋が無いという点も差別化になるかと存じております。

⬛︎ 未来バレット による各対面
 ・ リザードン (型問わず) 有利
 ・ パオジアン 有利
 ・ ルギア 有利
 ・ ロストバレット 有利
 ・ ロストギラティナ 微有利
 ・ カイナビート 有利
 ・ サーフゴー 不利
 ・ カビゴンLO 微不利
 ・ イダイナキバLO 微不利

・未来バレット 構築 (採用基準等)

未来バレット 最終構築

上記が私が シティリーグ 2024 s3 で使用かつ 未来バレット の現状最終構築です。
デッキコンセプト といたしましては、何度も述べさせていただいております通り "臨機応変に対応" するというところに重きを置いて構築をしております。
以下に各カードの採用理由、基準等述べておりますのでご確認いただきますようお願い申し上げます。

ミライドン

このデッキの要とも言えるカード。
後1 アクセルピーク を1度打つことが1番の役割です。
相手がボス等で裏のポケモンを取った際生き残る事が多く、1度、後1で技を打ちエネ加速をすることがメインの採用理由で生き残った際は再度使用する事もありますがアタッカーとして運用することは無いので最低枚数の2枚採用。

テツノカシラEX

ミライドンに次ぐこのデッキの要のカード。
このカードが存在するだけで未来ポケモンの火力が上がるのでいればいるだけ強い。
このカードの採用枚数が3 or 4枚で別れますが私は3枚採用てす。
理想盤面としては 前 ミライドン 裏 カシラ3 ミュウ @1 アタッカー となります。
また、盤面に ピジョットv を置いていたり 他のアタッカーでスタートしてしまった際盤面がカツカツになります。
更にカシラ自身技を打つことは少なく、盤面にこのカードだけいても仕方がなく4枚欲しい番目があるかと言われるとそうでもありません。
1枚サイド落ちしていてもヘビーボールも採用しているので3枚です。

テツノイサハEX

カイナビートとの1番の差別化点であるカード
リザードン 対面では2度使用する事もあり、それ以外の対面であっても盤面に草エネを残していればいつでもアクセス出来れば突破or勝ちの盤面まで築きあげてくれます。
リザードン 対面以外でも使用し ヘビーボール の兼ね合いもあっても盤面を形成する際そこに使用することが多く釣竿で戻さなければ起動出来ない = テンポロス に繋がるので2枚採用です。

テツノブジンEX

私の推しカード兼未来バレットを組もうと思った理由です。
上記1文だけ見ればお気持ち採用かと捉えられるかもしれませんがこのカードには重要過ぎる役割がございます。
[・未来バレットとは]の目次の際テツノカシラもアタッカーとして運用することがあると私は述べました。
少し要求値は上がりますが入れ替えカート、テツノカシラと併用し ロスト 対面 において
前ポケモン逃げ → タキオンビット → いれかえカート → ツインショーテル にて キュワワー 2枚取りが可能になります。
また、デッキの性質上 260 〜 280 ラインが重く テツノブジン が攻撃する際
タキオンビット 込 220 + テツノカシラ ×3 (+60)
タキオンビット 込 220 + ブーストエナジー + テツノカシラ ×2 (+40)
にてそのラインを突破する事が可能になります。
テツノブジン で攻撃出来ず、 テツノイサハ で攻撃した際も タキオンビット を絡める事で後ほど回収できる といった点が利点です。
主に アルセウス ギラティナ 対面で テツノワダチ だけでは対応しきることは難しい為 よく使用することが多く、それ以外の対面でも多々、使用いたします。
ただ、複数欲しいというカードではなく痒い所に手が届く1枚といった形なので1枚採用です。

テツノカイナEX

未来デッキ と言えばこのポケモン。
カイナビート ととは違うとはいえ ごっつぁんプリファイ は強力で 非エク メインのデッキにはこのカードが活きます。
アクセルピーク により 雷エネ を2枚加速していれば ごっつぁんプリファイ だけではなく アームプレス の卓も取れるので火力枠としても貢献します。
また、このデッキの特性上 ロコンVSTAR のようなポケモン相手に苦手意識を覚えますが テツノカイナ は特製持ちのポケモンでは無い為突破が可能な事を覚えておくと対面した際勝ち筋を追うことが可能です。
テツノカイナ も使用しますが このカードメインで構築している訳では無い為、1枚採用です。

テツノワダチ

未来デッキにおける アルセウス 対面、必然的に採用を迫られる闘アタッカーです。
この枠は テツノイワオ と意見が別れるかと存じますが私は テツノワダチ を推します。
テツノイワオ との差別化ですが、やはり倒された際にサイドを1枚取られるのか、2枚取られるのか 
この点に尽きます。
また テツノワダチ の利点といたしましては
・手張り 2エネで攻撃出来る
・技使用後、後ろにエネを回せる
・パオジアン 対面でも活躍出来る
上記3点を踏まえた結果 テツノワダチ の採用に至りました。
技使用後にエネを後ろに回せるということは、相手に圧をかけつつ、自身が倒された際の盤面のリソースが減る事を最大限に軽減出来る点はイサハとの相性も良いです。
こちらも使用する対面は選ぶ為1枚採用です。

ミュウEX

このデッキのドローソースです。
序盤から手札をほぼ全て使用しこのカードで補給する…といった動きをよくします。
未来ポケモン 及び 専用サポート(笑) に関しても手札補充を保管するカードがなく必然的にこのカードの採用いたりました。
対 アルセウス ギラティナ 及び ロスト ギラティナ 対面にてこのカードに学習装置を付けているだけで圧もかけられるのでアタッカーとしての運用も可能です。
ごくごく稀にではありますがリザードン対面でも活躍する事もありますが早々に相手に呼び出されて取られることが大半です。
ドローソースとしてはこのカードと イキリンコ が選択肢として上がりますが考えるまでもなく ミュウ です。
理由といたしましては
・逃げエネ0
・初ターン以外でも継続的なドローソース
・アタッカーとしても機能しうる
・雷弱点では無い
上記4点が イキリンコ ではなく ミュウ を採用する理由となります。
ドローソース であり、複数盤面に欲しいポケモンでもないので1枚採用です。

ピジョットV

このカードを採用するまではデッキの性質上、後1枚必要札があればやりたい事ができた、勝てた…そういった場面が多かったです。
このカードを採用してからはそういった事がなくより安定感が増しました。
前提としてこのデッキには ペパー を4枚、ポケギア3.0 2枚、ネストボール 3枚、タウンデパート 2枚を採用しております。
ですので封印石 ピジョットv へのアクセスは比較的容易に可能です。
また、ピジョットv の特性と ミュウ の特性が相性が良く、先に ピジョットv を出し リスタート を使用、その後 ピジョットv の特性で山札に帰りベンチを空けるといった動きも可能です。
ただ相手視点、封印石の付いていないピジョットをわざわざ優先して取りに来るかと言われたらそうでも無いので出したままにする事が多いです(ごっつぁんされるかor対面による)
何より VSTAR パワー使えるのなら使っておいた方が良いですし使わないの勿体ないですからね笑
上記の理由から ピジョットv 及び 森の封印石 それぞれ1枚採用です。

テクノレーダー

未来デッキを使用する上では確定で4枚採用です。
ACE SPEC の リブート ポッド とも相性が良いです。

ネストボール

テクノレーダーと合わせた呼び出し札
主に ミュウ 、ピジョット 辺りを呼んでくることが多く各枚数配分を繰り返した結果 3枚採用が1番バランスが良かったです。
ミュウ の特性上 出せない状態で ネストボール が手札にあっても空打ちができない為 3枚採用。

ヒスイのヘビーボール

デッキの構築上 1枚採用のカードが多く ペパー からのアクセスが可能な為 1枚採用
このカードを1枚採用するだけで ポケモン の採用枚数を最低限に抑えられます。

大地の器

ACE SPEC が リブート ポッド を使用するという事は使用するまでになるべくエネをトラッシュしておきたいです。
また、エネの枚数も最低限に収めていますので盤面は作れてもエネが無く技を打てない…といった事象が多々見受けられます。
そこで ペパー からアクセス可能なエネ補給要員として採用しました。
同じくエネ補給手段として エネルギー転送 が挙げられますがそちらとの差別化としましては 大地の器 を使用する際にエネをコストとすることでエネのトラッシュ枚数を稼げる、山圧縮、ミュウの特性に繋がるといったものがありこちらの採用にいたりました。
サイド落ちをケアし 2枚採用です。

ポケギア3.0

このデッキは 後1 アクセルピーク から展開するデッキとなっております。
それ故に 何がなんでも最初に ペパー を使用したく、デッキリストをご参照いただいた際お察しがつくかと存じますが、ペパー を出来る限り強く使う構築となっております。
ですので ペパー を引ける確率。また、中盤以降 ボス や、ナンジャモ等に アクセス しやすくする為2枚採用としております。
終盤、こちらが優勢な際、ペパー を使用して ポケギア を手札に加え、次のターン ボス を引きに行く構えをする。ということもします。

いれかえカート

テツノブジン を強く使用する為に採用
また、ブーストエナジー の枚数を1枚絞っているので場合によっては ブーストエナジー を使用したくない際に入れ替え札として使用します。
2枚目が欲しい場面はほぼ無いので1枚採用です。

エネルギーつけかえ

ごっつぁんプリファイ
アームプレス
レーザーブレード
ツインショーテル
その他技を使用する際に1エネ足りない、そのような場面がしばしばあります。
そういった際にこのカードでエネの加速を間に合わせ攻撃する、といった事が可能でテンポロスにも繋がります。
また、 リブート ポッド → 手張り → エネルギーつけかえ にて、技をよく打つ場面があるのでこちらも1枚採用するだけで中盤以降、出したターンから技を使用することも可能です。
ただ序盤に来た際に使用出来ず、ミュウ の特性を使用する際少し邪魔にはなってしまうので2枚ではなく1枚採用です。

・カウンターキャッチャー
ペパー で持ってこれるサイドが負けている際のボスとして使用する為1枚採用

・すごいつりざお
エネを戻すことはほぼ無いですが テツノイサハ や、テツノカシラ 等トラッシュにいっているものを戻したい時がある為1枚採用

リブートポッド

未来バレット における ACE SPEC 枠は間違いなくこれです。
私も サイバー ジャッジ 発売当初は プライム キャッチャー を採用し リブート ポッド を不採用にしておりました。
ペパー を軸にしている点ではどちらもそこからアクセス可能な点は優秀ではありますが如何せんエネルギーの加速が間に合わなくなるという決定的な問題点に直面しました。
これはデッキ構築する際の決定的な穴でありかつ改善しなければならない問題点です。
また、プライム キャッチャー を使用し上手く相手の裏を取れた後に攻撃した ポケモン を取られその後後続が続かなくなるとどうしても長期的な試合には望めなくなります。
リブート ポッド を採用することでその弱点をカバーし継続的に試合を続けられる。
また、例え1枚でもエネ加速すれば技を使用し優位に立てるといった点を考慮しこちらの採用にいたりました。
適当にエネを盤面に付けておけば テツノイサハ をいつでも起動できるといった点も魅力です。
個人的には ACE SPEC ではなく普通のグッズで出して欲しかったんですけどね… 

⬛︎ ポケモンのどうぐ
 ・ブーストエナジー 3
にげエネ0 になるかつ未来ポケモンの打点を20上げてくれる優秀な道具。
4欲しい場面も無いことは無いですが テクノレーダー のコストにする事や不要な場面も見受けられ試行錯誤を重ねた結果3枚採用です。

 ・がくしゅうそうち 2
盤面にエネのリソースを残す為出来る限り後1 アクセルピーク を使用した際、裏のポケモンに付けておきたいです。
主に貼り先は ミュウ と カシラ ですが序盤貼る際には ミュウ に貼ります。

 ・おおきなおまもり 1
このカードを採用するか否かで勝率が天地の差です。
どの対面でもこのカードを貼るだけで相手の要求値を上げることが可能です。
特に リザードン 対面、サイド2、3枚以上 取っている場面で 相手が ACE SPEC にマキシマムベルト を採用している場合、高確率で ハイパーボール でトラッシュします。
その際に テツノカイナ に貼ることで相手は ロストスイーパー が無ければ取る事が出来ず、サイドが進んでいない場合 マキシマムベルト + ロストスイーパー 
裏にいる場合においては + ボスの司令 も要求値となります。
サポート 枠に ペパー を使用しそこから展開することが多いデッキですので手札に全て揃っている、という場面でなければ取られることはまずないです。
また、テツノブジン や テツノイサハ で攻撃する際に おまもりを付けている事により相手が前を突破出来ない。という場面を作る事ができ、そのまま押し切って勝利まで繋げることが可能です。
ただ複数欲しい場面が無い為1枚採用です。
 
 ・森の封印石
ピジョットV に付ける為 1枚採用です。

ペパー

このデッキの要でありこのカードを打てるか否かで勝敗が決まるといっても過言では無いです。
これまでこのデッキの採用理由等をご参照いただいていらっしゃる皆様ならお察しの通りこのデッキはペパー を使用する事を前提としたデッキです。
ペパー を使用した後に色々な択が発生し、そこから回していくというものですのでこちらはコンセプトととしても4枚確定で採用です。

博士の研究

私はデッキを組む際、"自分のやりたい事を押し付ける事が出来るか" という点に重きを置いております。
例えば、ロスト や サーナイト であれば自分のやりたい事を押し付けつつ相手の妨害をする事も可能です。
ですが現状の未来デッキは相手の妨害にまである程度振ってしまうと自分のやりたい事が出来ず、相手の妨害も中途半端で終わり何がしたいのかよくわからないものになると考えます。
中途半端 になるということは 強い とはとても言い切ることは出来ません。
それならば自分のやりたい事を押し付ける為に自分のデッキを回す事を優先しようということでこのカードを採用しております。
最初は3枚採用しておりましたが
・ACE SPEC が リブート ポッド である点
・1枚採用のカードが多い点
上記を踏まえて1枚を ポケギア に変更し2枚採用です。

ナンジャモ

博士の研究 では巻き込んで捨ててしまう札もあり、ドローソースとしても欲しいのでその場合の札として採用。
また、妨害としても使用可能な点も評価し2枚採用。

ボスの司令

裏の呼び出しはいつだって強い。
サイド落ちもケアして2枚採用。

タウンデパート

使用する際には対戦相手との状況次第ではありますが ポケモンのどうぐ を大量に採用している都合上採用。
スタジアムを採用していないと リーグ本部 や 崩れたスタジアム 等でベンチを縛られる事もある為2枚採用です。

⬛︎ エネルギー
 ・ 草エネルギー 4
テツノイサハ を2回使用する事が多く3枚ではサイド落ちしてしまった際、起動出来ないので4枚採用です。

 ・ 超エネルギー 3
テツノブジン 、テツノカシラ この2匹が技を使用する事があり、主に テツノブジン が技を使用する為に 2枚要求なのでサイド落ちを考慮し3枚採用です。

 ・ 雷エネルギー 2
テツノカイナ 用でサイド落ちを考慮し2枚採用です。

 ・ 鋼エネルギー 2
テツノワダチ 用でサイド落ちを考慮し2枚採用です。

 ・ ダブルターボエネルギー 1
テツノカイナ の ごっつぁんプリファイ 、ミュウ の ゲノムハック 用 にて1枚採用です。

上述いたしました内容が今回私が使用した 未来バレット の採用理由となります。
また下記に採用を検討したカードについても少し触れていますので必要に応じてご参照いただけますと幸いです。

⬛︎ 不採用カード

テツノツツミ

オンバーンEX を採用しているデッキに対してはこのカードが必須です。
ただこのカードを採用したからといって確定で勝てる訳でもなく無くても ボスの司令 2 カウンターキャッチャー 、オンバーン が立つまでにサイドを取れば勝つ事は可能です。
全体的な母数も多い訳ではなく居たとしても各会場1〜2名程度の所に枠を割いて全体的な安定感や完成度を落とすよりもそこを割り切る方が強いと判断し採用を見送りました。

ヘビーバトン

ポケモンのどうぐ を多投する構築ではありますが付けたいポケモンが テツノカイナ しか居ない点
テツノカイナ には他の ポケモンのどうぐ を付けたい点から採用を見送りました。

ギフトエネルギー

ドローソースとして採用する事も無くは無いですがあくまで相手依存です。
相手がこのカードを付けているポケモンを倒してくれる前提かつこのカードを手貼りする際他の基本エネルギーを貼れれば攻撃ができる。
・倒れたりコストにしても リブートポッド の対象範囲になる。
・このカードに対してのアクセス権がない
(VSTARパワーを切る価値は無い)
上記の点をふまえた場合ドローソースとして不十分でしたので採用を見送りました。

・シティリーグ 2024 s3

まずは結果からご参照ください。
その後各対面での内容を覚えている範囲で記載いたします。
※当日から日が経っていますので多少あやふやな部分があるかと存じますがご理解賜りますようお願い申し上げます。

予選
1回戦 ピジョットリザードン ⭕️ 後攻
2回戦 サーフゴー ❌ 後攻
3回戦 アルセウス ロコン ⭕️ 後攻
4回戦 パオジアン ⭕️ 後攻
5回戦 ピジョット リザードン ⭕️ 後攻
6回戦 ピジョット リザードン ⭕️ 後攻
トナメ
1回戦 ピジョット リザードン ❌ 後攻
結果
トナメ 1没 Best 8

⬛︎ 予選
・1回戦 ピジョットリザードン ⭕️ 後攻
自分 ミライドン スタート
相手 ポッポ スタート
先1 相手が前 ポッポ、裏 ヒトカゲ、 ロトムv そくせきじゅうでん でターン終了
後1 ペパー使用 → ミュウ、カシラ 、カイナ を展開の後 ミュウ に がくしゅうそうち を付け 次のターン リザードン を イサハ で落とせる様に アクセルピーク でエネを加速し 前の ポッポ を取りターン終了
先2 相手が ボス か カウンターキャッチャー で後ろの ミュウ を落とす。その際 ヒトカゲ 展開
後2 予定通り イサハ を起動し前の リザードン を取りそのまま押し切り勝ち。

・ 2回戦 サーフゴー ❌ 後攻
自分 カイナ スタート (多分)
相手 コレクレー スタート (多分)
先1 相手が ポフィン ネストボール 等から コレクレー2、パルキア、かがやくゲッコウガ を展開し ゲッコウガ 前で ターン終了
後1 ペパー から 前ミライドン、後 カイナ 、ミュウ(多分)、カシラ を展開、パルキアを取れば勝ちに繋がると考え がくしゅうそうち を カイナ に貼り 押し切れると考え アクセルピークの エネを カイナ に1 カシラ に1 を振りターン終了 
先2 ボスで裏の カイナ を呼ばれ サーフゴー に取られる。
後2以降も立て直そうと考え立ち回り数ターン経った際、時間が残り5分を切りサイド的に追いつかない為投了
不利対面かつ、お相手が強かったです。

・3回戦 アルセウス ロコン ⭕️ 後攻
序盤の内容は覚えておらず相手がロストシティを張りアルセウスでこちらの テツノワダチ を ロスト その返しに テツノブジン で 相手の アルセウス を取るも ロコンVSTAR が立ちはだかる
(時点でアルセウス×2を取りサイド残り2枚)
その為、ミライドン → テツノカイナ のルートしか勝ち筋は無いと考え、アクセルピーク 
(この時点で エネルギーつけかえ は手札に)
その次のターン テツノカイナ を ネストボール で呼び 手張り → エネルギーつけかえ リブートポッド 使用し前を取って勝ち
対戦後お話を伺うとこの時点でお相手も カイナ 起動しない事を祈るゲームだったとのこと。

・4回戦 パオジアン ⭕️ 後攻
自分 ミライドン スタート
相手 セビエ スタート
先1 ポフィン → ネストボール にて セビエ ゲッコウガ を展開し ターン終了
後1 ペパー から テクノレーダー で ワダチ、カシラを展開、そのまま アクセルピーク にて ワダチ 、カシラ に1エネずつ加速
先2 ビッパ を展開し、セグレイブに進化するも動けずにターン終了
後2 テツノブジン を出し ボス で ビッパ を取りターン終了
先3 カイ から パオジアンを展開 裏を呼び出せず前のミライドン を取りターン終了
後3 構えていた ワダチ で パオジアン を取り ターン終了
先4 カイオーガ を出し ワダチ を取りターン終了
後4 テツノブジン で前を取り次のターン イサハ で駆け抜けられる様に整えターン終了
先5 パオジアン で ブジン を取りターン終了
後6 予定通り イサハ で パオジアン を取り勝ち

・5回戦 ピジョット リザードン ⭕️ 後攻
自分 ミュウ スタート
相手 ジラーチ スタート
先1 マナフィ 展開後ターン終了
後1 ペパー から テクノレーダー 、ミライドン、 カシラ  、カイナ(多分) を出し ミライドン に エナジー未来 を付け アクセルピーク
先2 ロトム 、ポフィン から そくせきじゅうでん でターン終了
後2 そのまま マナフィ を取り このままテンポを掴み イサハ で駆け抜けて勝ち

6回戦 ピジョット リザードン ⭕️ 後攻
自分 カイナ スタート
相手 ヒトカゲ スタート
先1 相手何も出来ずターン終了
後1 山圧縮後 ポケギア から ペパー を引き当てそのまま テクノレーダー ミライドン、カシラ 、ブーストエナジー で カイナ を逃がし後1 アクセルピーク で勝ち

⬛︎ トナメ
1回戦 ピジョット リザードン ❌ 後攻
自分 ミライドン スタート
相手 ヒトカゲ スタート
先1 ポフィン から ヒトカゲ ×2 ネストボール から ロトムv そくせきじゅうでん にてターン終了
後1 ペパー から テクノレーダー カシラ 、カイナ を展開、手札から ミュウ 、がくしゅうそうち を装備
前の ヒトカゲ を アクセルピーク でターン終了
(前は取りません)
先2 リザードン進化 裏の カシラを 呼ばれサイド先行
後2 イサハ 起動し 前のリザードン を取りターン終了
先3 お相手何も出来ず そくせきじゅうでん でターン終了
後4 イサハ を逃がし アクセルピーク で前を取りターン終了
先5 リザードン 進化 裏のヒトカゲ リザードに進化、裏の イサハ を取られターン終了
後5 ボス で裏の リザード を取りターン終了
先6 ポフィン から ポッポ 2匹展開、 そくせきじゅうでん でターン終了
後6 VSTARパワー を切り ナンジャモ、 アクセルピーク でターン終了
先7 ペパー 飴 ピジョット 進化 、そくせきじゅうでん でターン終了
(ここで時間切れ)
後7 ボス、ポケギア、ペパー 引ききれずターン終了
先8 マッハ サーチ から ボス で裏を呼ばれ負け

以上が シティリーグ 2024 s3 の内訳です。
トナメ の ポッポ 2体 展開の次のターン 手札にエネルギー 付け替えがあり テツノカシラ を起動できる状態で イサハ で前を取る or ボスで ごっつぁん を決める事しか考えられず、試合終了後 ジャッジの方に カシラ の択をご教授いただき勝てる試合を逃してしまいました。
ただ、この時点でお相手の方のプレミでもある為 ポフィン から ポッポ 1枚だけだった場合また、話も変わっていたと思いますので現状の自分の力不足だと真摯に受け止めます。
山も次のドローが ポケギア だっただけにどこかであと1枚圧縮出来ていれば…という気持ちもあります笑

・未来バレットの回し方

このデッキは 後攻 を取ります。
後攻から ペパー を使用し展開の後、アクセルピーク を決めてエネ加速をするデッキです。

⬛︎リザードン 対面
アクセルピーク により前を取る場合と取らない場合、2点ございます。
前を取る場合 ポッポ、ヒトカゲ、ビーダル のうちどれかが1匹しかいない場合のみ取ります。
それ以外は アクセルピーク では前のポケモンを取りません。
理由としましては カウンターキャッチャー です。
リザードン は ペパー を主軸として展開する認識です。
ですので進化する際に そこにサポート権を使用する事が多い為、サイドを先行していなければ ピジョット から裏を呼ばれ事はほぼほぼ無いです。
(相手の手札に全て揃っている場合を除く)
また カイナ を取る場合では相手更に マキシマムベルト も要求値になります。
つまりこの時点で相手の要求値は
・リザードン進化素材 
・ピジョット進化素材(ピジョットを撮るなら)
・ボス
・マキシマムベルト (カイナを取るなら)
+で カイナ におまもりを付けている場合だと更に ロストスイーパー も要求値になります。
ですのでそこの要求値を上げる為にもあえて前は取らずエネ加速をする。
といった選択肢を取ります。
また、リザードン 対面についてなるべく ミュウ、カシラ は直前まで出さないです。
トナメでは私自身、初手に ミュウ があった為 カシラ の展開を絡めましたが、そこは要相談…といったところです。
(ナンジャモ で流される可能性もある為)

⬛︎ アルセウス ギラティナ 対面
テツノブジン 、 テツノワダチ、両方をメインに育てて戦います。
ギラティナ には テツノブジン
アルセウス には テツノワダチ を当てます。
また 相手が ギラティナ で殴れない場面に おまもり 付きの ブジン or イサハ を前で終わると相手視点、不意の イサハ で前を取る という択に スイーパー を要求値として求めることが可能ですのでそこを意識すると勝率は上がります。

⬛︎ パオジアン 対面
げっこうしゅりけん で2枚取りを許さない以上有利です。
こちらも テツノワダチ 、テツノイサハ で パオジアン を取る事が出来、そのままテンポを取り押し切る事が可能なので、最優先で テツノワダチ を育てることが出来れば簡単に勝てます。

⬛︎ ルギア 対面
ごっつぁん を決めてください。
カイナビート との差別化としては おおきなおまもり を採用しております。
ですので ルギア 自身に げんきのハチマキ 、マキシマムベルト等グッズ採用型と当たっても一撃で取られる心配は無く取られるとしたらチラーミィです。
ルギア に ごっつぁん を決められればその後 ルギア or ネオラント、あと1枚取れば勝てます。
ただ上記は理想でしかないのでそこが厳しければ先に アーケオス から取れば おまもり がある分1度攻撃は耐えますのでそこを活かして戦えれば勝てます。

⬛︎ ロストバレット
ツインショーテル 、ごっつぁんプリファイ この2つを上手く決められれば勝てます。
相手は非エクメインのデッキということで トドロクツキ や テツノカイナ 等 不意に飛んでくる ミラージュゲート からの ポケモンを警戒さえしていれば優位に戦えます。
ですので相手のロストのたまり方を見て 適宜前に出すポケモンや、おまもり の付け先(終盤)を考えれば立ち回れます。

⬛︎ ロストギラティナ 
こちらも同様に ツインショーテル 、ごっつぁんプリファイ を上手く決める + テツノブジン でギラティナ を取る事を意識してください。
また進化前の ギラティナ は イサハ でも容易に取る事が可能なのでその辺も意識して取る事が出来れば勝てます。
ギラティナ はデッキタイプとして起動まで時間がかかるので上記の事を意識できれば試合の流れも掴めるかと存じます。

⬛︎ カイナビート
同じ未来デッキとしてはやはり、後ろの カシラ を取る事をメインに考えて立ち回れば安易に勝てます。
また、こちらは 簡単に イサハ を投げて 220 ライン 230 ラインを取る事が可能なので1匹裏の カシラを 取った後、おまもり 付きの イサハ を出せばテンポも取れ楽に勝てます。
意識することは裏の カシラ を取る事 です。

⬛︎ サーフゴー
ガン不利です…
簡単にホイホイこちらのポケモンを取ってくるのでこちらとしては中々に厳しい対面です。
理想を言えば相手が パルキア を置きそれを ごっつぁん 出来ればなんとかですがそれでも毎ターンこちらのポケモンを取られるのは厳しいです。
イサハ を起動しても 180 + カシラ ×3(60)で 240
ブジン で後から回収可能ですが サーフゴー の場合1匹残すだけでもドローソースになるので中々に悔やまれます。
ですので アクセルピーク → ごっつぁん でサーフゴー取り (3)
なんとか サーフゴー 取り (2)
かがやくゲッコウガ or コレクレー 取り (1)
でどうにか間に合わせることが出来れば勝てます。
また、上記の3枚取りが難しければ どこかで ブジン を絡めて取り、終盤 手札干渉を絡めた上で前に おまもり を付けて耐える……そういう選択肢もあります。

⬛︎ カビゴンLO
山札を枯らされるかサイド取り切れるかの勝負
テクノレーダー 、 大地の器 にてなるべく テツノカシラ や不要なポケモンは全部捨てます。
この際持ってくるポケモンは対象無しで大丈夫です。
その間 テツノカイナ と テツノワダチ を育てて押し切る事が出来れば……
なるべく手札に来たポケモンはコストとしてトラッシュする事を意識します。

⬛︎ イダイナキバLO
この対面は難しく ミュウ の ゲノムハック をなるべく駆使して戦います。
途中 テツノカイナ も絡めますが 闘 弱点もありサイドを取り切れるかが微妙なところです。
こちらに関しては割と運次第ではあるので両負けになりそうな場合は潔く投了して切るというのも視野に入れることも必要です。
ただ勝ち筋を追わない訳にもいかないので きょだいなキバ を相手が撃てそうにない場合はすかさず ごっつぁん を決めに行き生き残ればまだまだ可能性があるので最速で決められるように立ち回る必要があります。

・これからの未来バレット

結論から言いますとこれからの環境もまだまだやれます。
むしろまだまだ環境上位に有利を取りトナメ進出、優勝も狙うことが可能です。
昨今追加されました新規カードにも少し触れさせていただきますがそちらに関しては "不採用" となります。

テツノイサハ

上技に関しては使用するタイミングが無く使用するのなら釣竿を使えばよい、という認識です。
下技も弱くは無いのですが如何せん3エネ要求でこの打点となるとそれならば ブジン や カイナ にエネを加速した方が火力も出ます。
また、同じタイプに EX のイサハ がおりそちらは盤面にエネがあれば自身に加速されていなくても攻撃が可能という点も加味し不採用です。

テツノイバラEX

特性が後ろでも発動するのならば採用しておりました。
逃げエネに関しては ブーストエナジー を付ければ目を瞑れますが技に関してもそこまで火力が出る訳でもありません。
同じ雷3エネで技を使用するのならば テツノカイナ だけで事足ります。
純粋に テツノイバラEX は既存の カイナビート に突っ込んで エレキジェネレーター を打つ型の方が相性が良いのでこちらも不採用となります。

上記が未来ポケモンの新規カードについてです。
新規カードとしましては下記の ガチグマアカツキEX が ロストバレット や、アルセウス、その他にも採用されると私は予想します。

ガチグマアカツキEX

このカードが環境的に採用枚数が増えるのであれば相対的に おおきなおまもり の価値は高くなります。
ですので今まで以上に終盤、おまもり を付けたポケモンを前でターンを返すことを意識する事が大切になります。
これからの環境次第ではエネ配分や ロストスイーパー の採用も視野に入ってきます。
私自身、ロストスイーパー も おまもり を付けた テツノカイナ が終盤生き残っており、そこを剥がして エナジー を付けたい……といった場面に幾度か遭遇した事があります為採用を検討中です。
私の 𝕏 (旧 Twitter @jjk_7Se_ya )をフォローしていただければこれからも 未来バレット についての考査、及び構築等もあげていきますのでよければそちらの方もフォローしていただければ幸いです。
長くなりましたがここまで読んでくださり誠にありがとうございました。
なるべく噛み砕いて投稿させていただきましたがご不明点等ございましたら、私の 𝕏 (旧 Twitter @jjk_7Se_ya)宛にご連絡いただけますと幸いです。
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